サビアンシンボルでアカシックリーディングする(33)20210816

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(33)

2021年8月8日から書き始める

今回は、しし座22度から、さそり座22度までを書く。ホドロフスキーのタロットカードのように10の数字で3階建てのバスのように並べると考えてみると、一階と三階に2の数字が置かれているようなイメージになる。そもそも4の数字は、十字で描かれるように、2と2の数字が、交差しているようにも考えられる。しかも桁が違う場所で。この22の複雑さについては後半に説明している。

火のサインでは、鳥は上下運動

 22度について説明する時には、その手前の21度とセットで考えたほうがわかりやすくなる。21度で上がり、22度で降りるからで、しし座という火のサインは、火が上昇するものなので、ここで鳥のシンボルを使う場合にも、風のサインであるみずがめ座20度A large white dove, a message bearer.[大きな白い鳩、メッセージの担い手]のように、横に飛ばない。
 上に上がるというのは、振動が高くなる。グルジエフ式に言えば、振動密度が上がり、物質密度が減ることで上昇する。そして降りる時には、反対に、振動密度を減らし、そのぶん物質密度が高くなり、重くなることで降りる。すべての物質は、一なるもの、プロトコスモスの自己分割で作られたという点では、振動密度を減らし、物質密度が高くなることは、分割の数が増えて、局在的となり、そのことで、限られた時間、限られた空間の中に入っていくことができる。振動数が高いと、分割数が少なく、普遍的になり、下の世界の隙間に自分を押し込むことができず、すべてに広がったような存在性になる。
 ということは火のサインで上昇すると言っても、ここでは同時に横広がりにもなるイメージなので、風のサインも混じっているような感じだ。みずがめ座の20度で、羽がダイマクションの中の三角形くらい広がるということを書いたが、これも振動密度が上がらないことにはできないことだ。

エレベーターの中で椅子

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