サビアンシンボルでアカシックリーディングする(29)20210715

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(29)

2021年7月8日から書き始める

21度の数字について書いていく。かに座まで。タロットカードでは、これは最後の数字だが、サビアンシンボルは30度まである。なので途中にある山場であり、勢いのピーク点であると説明してきた。タロットカードとサビアンシンボルの整合性というか、なんとか帳尻合わせをしよう。共通点は数字ということだけなのだが。

21世界のカードはわかりやすいようでわかりやすくない

 数ヶ月前に、夢の中で南米の方のおじさんが、運命は20個あり、それぞれの運命の内容は変更はできないが、組み合わせを変えることはできると説明していた。南米のおじさんというと、あきらかにホドロフスキーかもしれない。というのも、タロットカードは21枚あるが、ホドロフスキーの分類は1から10まで、11から20までを二階だてのバスのように積み上げ、愚者のカードと、21世界のカードを欄外の左右に配置する。実質タロットの示すアーキタイプは20種類であり、除外された愚者と21世界のカードは、これらのアーキタイプを使いこなすとか、切り替えるとか、なにか別の役割が与えられているように思われる。この考え方そのものがタロットカードの秩序を不自然に分断するものなので、わりに納得しにくい。
 しかしオクターヴとして3かける7の場合には、21枚で、21世界のカードはしっかりグループの中に組み込まれる。また生命の樹に割り当てた22のヘブライ語とタロットのセットでは、愚者も入れて22枚は全体構造の一部であり、21世界は例外とはならない。
 ただ、ちょっと興味があるのは、物質世界のマルクトと、エーテル体のイエソドをつなぐという「一番難しい課題」のところに配置されていることだ。失敗すると取り返しのつかないもの。これは輪廻の中に入り、ルーツから切り離されて記憶喪失するということもありうるという話。人間ではなくなるという大げさなところもある。しかし大地を救済するにはこれをしなくてはならない、というような。
 正直に見た場合、タロットカードは20まではストーリー的な連続性があるが、21世界になると、急になにか違うことを主張しているように見える。これが最後の仕上げなのだというと聞こえはいいが、そこまで21世界は達成感を強調はしていない。

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