サビアンシンボルをアカシックリーディングに(2) 20201113

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(2)


ジオセントリックとヘリオセントリックの違い
 この本は、「サビアンシンボルでアカシックリーディングする」の続編であり、内容としては繰り返しも含まれる。
 地球から見た、あるいは肉体に閉じ込められた個人から見た視点としてのジオセントリックのホロスコープと、太陽から惑星を見たヘリオセントリックのホロスコープは、惑星グリッドと太陽の黄金グリッドの違いという落差がある。たんに地球から見た、太陽から地球を見たというというふうに視点が反対になるだけでなく、地球から見たら惑星の動きが不規則。太陽から見ると、そのことはわからない、という相違が出てくるし、また地球の自転も自転軸の傾斜も、太陽からはあまり詳しくはわからない。太陽に向いていない側が暗闇になるということも太陽にはわからない。単に反対から見ただけの話ではないのだ。
 このふたつを使い分けしながら「地球に埋め込まれた、さまざまな時や、さまざまな場所に散らばった自分の部品を集めていく」作業、すなわち前世や来世のパーツを回収する、あるいは蜘蛛の巣のような図形のわたしを取り戻すのは計算通りにいかない混乱も生じるということだ。部品をまとめて統合化していくという発想そのものが太陽から見た視点であり、地球の側から見ると、統合化するという発想はなかなか出てこない。地球は分散化したものなのだから、分散化したところから統合化しようという意欲はぴんとこないことも。町会で話し合いをしても、それぞれの主張でいつまでも折り合いがつかず全体としての総意が決まらない。

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54,155字

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