サビアンシンボルでアカシックリーディングする(23)20210527

サビアンシンボルでアカシックリーディングする(23)

2021年5月21日から書き始める

各々サインの19度のサビアンシンボルについて書いていく。しし座まで書いていくことができた。

ふたりの子供の違い

 サインの19度に関係しているはずの、タロットカード19太陽のカードでは、ふたりの子供が描かれている。上空には太陽がある。この構図からすると、下のふたりの子供は、太陽を二極化、二分割したものとも考えられる。タロットカードの構図は、このような三角形になっているものも多いと思う。
二極化、二分割した場合、このふたつはプラス、マイナス、陰陽のように反対性のものとなる。
 上の太陽は中和、下のふたりの子供は陰陽ということで、世界は陰陽分割で作られており、これを融合すると、中和のインターバルである太陽に至り、この太陽から上のコスモスに移動する。ふたりの子供は、太陽をふたつに割ったものなので、互いに不可分の関係にあり、地上においての対人関係ではこれほど密接な関係は作ることはできない。プラトンは異性とは自分の半身であると言ったが、しかし地上においては乱数的な組み合わせになるので、この相手が半身なのだと思っても、実際は半身ではなく、「一体化すると、もとの太陽に戻る」などというような親密性がない。そもそも反対のものが密接というのも妙な話だが、ツインの発想であれば、半身であり、半身であるがゆえに、けっして接近してはいけないというものだ。くっつくと、この陰陽で作られた世界が消失してしまうからだ。近すぎる性質だからこそ、違う場所に置くということが基本だ。でも、この19太陽のカードはツインというわけでもない。あるいはそれを含む可能性もあるかもしれないが、それ以外のものもたくさんある。タロットカードは22枚しかなく普遍的な意味を持つことになるので、特定の事例ということを内包するのであれ、特定の事例には従属しない。

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