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才能の原石を発掘する個人作家向けWEBTOONプロジェクトを始めます

こんにちは。LOCKER ROOM代表の朝岡です。

今回は掲題の通りの話なのですが、ピクシブ様が提供されている、pixivコミックインディーズにて初のWEBTOON編集部として参画させていただきました。

WEBTOONって分業で作るスタジオ制じゃないの!?といった質問もあると思いまして、簡単にこちらの背景について説明させていただければと思っております。
また、今回便宜上、スタジオ型 = 分業制で複数人で作るWEBTOON作品、個人作家型 = 作家1人+アシスタントで作るWEBTOON作品として定義しております。

8/1にピクシブ遠藤さんと一緒にオンライン説明会を行いますので、興味があるからはぜひご参加ください。申込はこちらまで。

なぜ個人作家型WEBTOONを作ろうと思ったのか?

1:WEBTOON = スタジオ型制作のみではないことを伝えたいから
2:スタジオ型の制作体制では作れる作品ジャンルに限りがあるから
3:新たなヒットジャンルは、誰かの強烈な想いから生まれると思ったから

まず前提として、弊社では現在10本程度の連載準備中作品があり、
その大多数がスタジオ型での制作を行なっております。
決してスタジオ型の制作スタイルを否定するわけではありません。
高い品質、安定した生産力、ヒット率の高い作り方であるとおもっております。
その上で、選択肢の1つとして個人作家型の制作スタイルに挑戦してみたいという思いがあります。

1:WEBTOON = スタジオ型制作のみではないことを伝えたいから

2022年1月ごろから日本国内ではWEBTOONスタジオや企業の勃発がありました。(詳しくはコミチさんの記事から!)

直近1-2年でおよそ数十のWEBTOON関連企業が生まれてきており、市場にとっては参入プレイヤーが増えたことはとても素晴らしいことだと思っているのですが、あまりにもWEBTOONはフルカラー!WEBTOONはスタジオで分業!みたいな固が非常に強く、それをベースになっていることで参入しづらい企業やクリエイターさんもいらっしゃるのではないかと思っています。

本当は興味を持っていたけど、手を上げづらかったクリエイターさんと一緒にやれたらな〜と思ってます。

2:スタジオ型の制作体制では作れる作品ジャンルに限りがあるから

スタジオ型の制作体制は多くの人が関わるため、当然制作コストも増えてしまいます。制作コストがネックになり、人気ジャンルへ偏ってしまうのもビジネス上仕方ないことだと思っています。
※長い目線でIPを開発していく、現状はヒット作は生まれていないジャンルだが、そこに挑戦する、といった作品もたくさんあります。一概言い切れない部分です。

僕たちは、新たな人気ジャンルを生み出していきたいと思っており、現代ロマンスや、BL、ホラーといったジャンルにも挑戦していきたいと思っており、多様なジャンルに挑戦するためにも、個人作家型作品に挑戦してみたいと思っています。

3:新たなヒットジャンルは、誰かの強烈な想いから生まれると思ったから

今回のnoteで一番伝えたかったのはこちらになります。
元々弊社は立ち上げ時、ヤンキーアクションジャンルに特化してコンテンツの制作を行っていました。おかげさまでヒットにも恵まれ、様々なプロデューサーが弊社に入社してきてくれました。その中の1人がBLが好きで好きで仕方ないメンバーでした。彼女の強烈な想いから、僕たちはBLジャンルで作品を作ってみようと決めたのですが、それは想いはクリエイターさんも同じだなと思っています。

まだまだ成長途中のWEBTOONというフォーマットです。
そんな新しいフォーマットだからこそ、日本国内から大ヒットする作品を生み出していくためには、既存のフォーマットやマーケットの流行に適合していない、でも描きたくて描きたくて仕方ない、といったクリエイターさんの想いが大事なんじゃないかなと改めて思っています。
クリエイターさんに魂を込めた作品を持ち込んでもらう、もしくは僕らプロデューサー陣と一緒に命を削りながら企画から考える。そしてどうやったら多くのお客様に手に取ってもらうか、どういうマーケティング戦略をしていくか、そのような作品作りをご一緒したいと思っています。
そして、生み出した作品がドラマや映画といった映像化を通じて、世界に届いて、またお客様が原作に戻ってくる。そのような長い世代で愛される作品を長い時間をかけて、一緒にクリエイターさんと作っていきたいなと思っています。

最後に

冒頭もリンクをはりましたが、8/1に詳細のイベントを行います。
オンライン開催ですので、興味がある方はご連絡ください。
原稿料や条件などもこの場でお話ししようと思っております。

またTwitterなどのDMで直接持ち込んでいただいてもOKです。
お気軽にご相談ください。

会社HPはこちら(個人作家様向けの募集フォームも追加しました。)



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