2022年クリスマスシーズン人気イルミネーションスポットの人流を自主調査

~ホリデーシーズンにおける東京の人気イルミネーションスポットの人流を昨年と比較~

2022年 東京ミッドタウン イルミネーション

2022年の冬は、平年よりも全国的に気温が低くなり各地で厳しい寒さを迎えています。クロスロケーションズのオフィスがある東京恵比寿でも先月から一変、急激に冷え込み、街を歩く人も厚手のコートを着た姿が増えました。

クリスマスが近づき、各地でイルミネーションの点灯が始まり、様々なイベントが開催され始めています。昨年度は外出を控えていた方も今年は外出される機会が増えたことで昨年以上にイルミネーションを見に行く人は増えたのではないでしょうか。

2020年以降、街の人流が大きく変わった中、東京の各地で行われているイルミネーションの人流はどうなっているのか。当社の人流解析エンジンを使ったクラウド型分析プラットフォーム「Location AI Platform®」を活用し、都内で開催されているイルミネーションの人流データを独自調査しました。

■都内イルミネーションスポットで、どの程度人出は増えているのでしょうか?

Location AI Platform®で、地図上から対象のエリアを指定し、期間や日時を選択すれば、簡単に人流分析が可能です。人気イルミネーションスポットの人流を2021年と2022年で比較してみました。

・恵比寿ガーデンプレイス
 バカラのシャンデリアでおなじみ、冬の恵比寿における風物詩的なイベントです。
 2021年11月13日(土)~2022年1月10日(月)に開催。以下は18時〜23時の人流データです。

・東京ミッドタウン(六本木)
 約2,000㎡の芝生広場一面に広がるイルミネーション。六本木けやき坂通りのイルミネーションと合わせて、有名なイベントです。
 2021年11月18日(木)〜12月25日(土)に開催。以下は18時〜23時の人流データです。

・丸の内イルミネーション
 丸の内仲通りをメインに、周辺1.2kmのエリアが光の演出で彩られます。
 2021年11月11日(木) 〜 2022年02月20日(日)に開催。以下は18時〜23時の人流データです。

以上の分析結果より、イルミネーション実施期間において、調査した人気イルミネーションスポットでは、顕著に人出が増えていることがわかりました。

以下のグラフは、冒頭の恵比寿ガーデンプレイスの2022年11月13日~12月22日までの18時〜23時の人流データを性年代別に抽出しています。イルミネーションを見に来ている方は、男女ほぼ同数、20代~50代の方が多いことがわかります。

 以下のグラフは、2022年11月13日~12月22日の期間、18時~23時の時間帯に、冒頭の恵比寿ガーデンプレイスに、人流がどのような手段で来ているかを抽出しています。イルミネーションを見に来ている方は、徒歩が最も多く、徒歩圏と勤務地徒歩圏を合わせると36.2%、続いて鉄道圏が23.4%で多いことがわかります。約6割の方が、徒歩か鉄道を利用して恵比寿ガーデンプレイスのイルミネーションを見に来ていることがわかりました。

より詳しい分析をご希望の場合、弊社Location AI Platform®をご利用いただければ、ニーズに合わせた様々な機能がご利用いただけます。今回ご紹介したのは、速報系のメニューで、前日までのデータを簡単に確認することができます。分析系メニューは現在11種類。例えば、商圏分析などにご活用いただいております。また、広告系メニューもあり、キャンペーン結果をグラフと表で表示したり、キャンペーン前後の来訪者の増加をグラフで確認することもできます。

■人流データについて

クロスロケーションズが提供する人流データは、ユーザーからの利用許諾を得たスマートフォンアプリのGPSデータによる位置情報を独自に開発した「Location Engine ™️」により、地図・施設情報と連携させて解析した推計データです。

■人流データを試してみる



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