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霊障医学

3年前に書いた拙著「霊障医学」から・・・

霊障7
光の前世療法で、過去生とその死後、光の世界へとガイドする際にも霊障と遭遇することがあります。
つまり誰もが今生を終えて死を向けた時、天国や極楽・光の世界へと昇っていくプロセスで霊障に邪魔される可能性があるのです。
1)前世療法で最初に霊障と遭遇するのは、催眠誘導下に過去生へと降りる時です。
光の前世療法では、地面にできたトンネルの階段を降りて行きながら過去生へと入ります。
この階段の途中で早々と見えてくる過去生は、大地で浄化されつつある霊障の思念が創りだした偽の過去生です。
霊障の思念に歪められた過去生のビジョンは、その人生からの学びや気づきは乏しく、怨念や憎しみ、怒り、悲しみなどに充ちています。
そんな霊障の思念が憑依した過去生を見てしまうと、今生のあなたも霊障の思念に乗り移られて憑依されてしまいます。
光の前世療法では、47分かかる古典的誘導を8000症例すべてに行ってきました。
短い誘導やいいかげんな誘導だと、霊障に憑依される危険性があるからです。
過去生への階段を降りて行く途中で見えてきた過去生のビジョンは、すべて捨てていただいています。
今生に当てはめると、お母さんのお腹の中にいる時に聞いた父母のケンカ声や祖父母からのトラウマ話などの言霊が霊障となり、人生を歪めてしまうことがあります。
お母さんに憑いている霊障が赤ちゃんにも乗り移ることもありますが、お母さん&お父さんの慈愛がしっかりしていれば大丈夫です。
お母さんの血に潜んでくる先祖代々の霊障は防ぐことはできませんが、赤ちゃん〜子供時代にたくさんの慈愛で包み込んであげていれば、霊障が顕在化してくることはありません。
インナーチャイルドのトラウマにも、霊障が関わっていることがあります。
(父親の悪気のない言動を悲観的&自虐的にとらえてしまい「自分は無価値だ」「生まれてこなければよかった」などと思い込んでしまう など)
2)過去生での死の直後に霊障と遭遇します。
死後、魂は身体から浮かび上がり天の光へと昇っていきますが、この時、さまざまな霊障が邪魔をしてきます。
まず死後、魂が浮かび上がったところには、動物霊、我欲とエゴの思念の霊障、自らが死んだことを悟れない霊障などがウヨウヨと漂っています。
死んだ時に我欲&エゴ、生への執着と死への恐怖をたくさん持っていると、同じような霊障たちを引き寄せてしまいます。
動物へのひどい虐待、自他への愛情不足、肉食過多の飽食を続けていると、動物霊たちが寄ってきます。
この死後の波動の低い世界に囚われても、ほとんどの魂は生前の思念を脱ぎ捨てて天の光へと昇っていけます。
残った生前の思念は自らも我欲、エゴ、執着、恐怖などの霊障となったり、動物霊に飲み込まれたりして、地球の大地に吸い込まれて浄化されるまで、この世の亜空間でさまよい続けることになります。
チベット死者の書の「シパ・パルドゥ」に当たります。
3)魂が天の光へと昇る途中で霊障と遭遇します。
この霊障は白い大きな雲や見えない強固な壁として現れて、大いなる光への魂の帰還を妨げます。
光の前世療法では、この雲や壁の霊障は、過去生の霊障である場合と今生の霊障である場合がありますが、どちらも邪悪な波動を持った強い思念です。
雲を突き抜けても光が見えない
壁の向こうに光が見えるが、どうしても壁を破れない
そんな方々の光の前世療法はここで終わってしまいます(最近では滅多にありませんが)
チベット死者の書の「チュエニ・パルドゥ」に当たりますが、死者を恐怖に落とし入れる怒り狂った神々や化け物が現れることはありません。
永遠の迷いに陥った焦燥感や光へと戻れない絶望感は、更なる強力な霊障を生み出します。
4)神の姿をした霊障と遭遇します。
チベット死者の書の「チカエ・パルドゥ」です。
「無数の心惹く像が現れてくるが、それらに心乱されることなく本来持つ自己の本性を、本当の眩い光明を同一化せよ」
まさしくこの通りです。
チカエ・バルドゥでは、眩い光とくすんだ光の2種類の光明が現れるとありますが、
光の前世療法では、光の存在・神仏・仙人・祖父母などの姿となって現れてくるので、
その表情と対話の内容を見て、本物の大いなる光か霊障かを見極めます。
神仏に化けた霊障の特徴は
・笑顔がない
・話が長い
・無言のまま
・エネルギーが冷たい、固い、嫌な感じがする
・怒る
・責める
・邪念を持っている
霊障には愛も許も認もありません。
死後の霊障との遭遇を防ぐには
1)死後、魂が身体と離れて浮かび上がった時、低級霊、波動の低い汚れた霊、動物霊が集まってくるので、死に際には波動を高めておきましょう。美しい波動には霊障は近寄りません。
2)死後、魂が天の大いなる光へと昇っていく時に大きな雲や固い壁にぶつかったら、あきらめないことです。
あきらめると魂の波動が低下して、霊障に飲み込まれてしまいます。
経験上、あきらめないで天へと昇っていく・壁にぶつかっていけば、必ず雲も壁も突き抜けることができます。(光へのガイドの腕の見せどころです)
ここでも魂の波動の高さ&強さが試されます。
魂の美・愛・喜・感謝の波動が天上からの牽引力となって、魂を大いなる光へと導いてくれます。
3)大いなる光・神仏が本物かどうかを見極めるには、自分軸が試されます。
自分に自信があるか
生ききってきたか
人生への充実感と満足感が自分軸です。
偽の光だと感じたら、更に上へと天へと昇っていきましょう。
きっと新たな大いなる光が見えてきますよ。


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