丹田温補とポア
4年前の記事から・・・
ごきげんさん 2018.6.29.
2)丹田温補
自然死が近づいてくると、身体が冷えてきます。
先天の腎精を使い果たし、後天の腎精も枯れてきます。
氣血の巡りが衰えてきます。
チャクラが下から順々に閉じていきます。
身体は冷えてきますが、その分、こころは温かくなってきます。
頭寒足熱なほど、幸せな死を迎えます。
自然死は、頭寒足熱がもたらします。
自然死が近づいて来ると、まず漢方五行の心が冷えます。意識体が肉体を離れる準備に入ります。論理的思考が衰えて、右脳的な直感が冴えてきます。
心が痛んでいると、左脳は死を拒絶して、死神や悪魔、地獄などを意識の中に創ってしまいます。
次に肺が冷えます。呼吸が浅くゆっくりとなります。肉体の細胞ひとつひとつが死を受け入れる準備に入ります。
肺が痛んでいると、意識の中にモヤッとした霞や雲が現れます。肺は皮膚にも投影しています。タバコや香害で汚れた肺の人の皮膚は、くすみのひどい汚い土色になります。きれいな肺の人の肌は、紅が次第に薄らいでいき、最後には透き通った白色になります。
続いて肝が冷えます。ポジティブな感情もネガティブな感情も、永遠の眠りに入ります。最後まで肝を染めていた感情が目に出ます。
感謝、喜び、幸せな感情のまま死を迎えれば、桜色の目と穏やかな目尻になります。怒りや憎しみが強ければ、どす黒く充血したままの赤い目と緊張して吊り上がったままの目尻になります。悲しみが強いまま死を迎えれば、青白い幽霊のような目と悲しげな目尻になります。猜疑心や警戒心が強いままだと、黄土色の目とピクピク震えるような目尻になります。
次に脾が冷えます。胃腸の動きが完全に止まり肉体は死を受け入れます。 脾が痛んでいると、胃腸の食毒汚染が悪化し、自律神経系や免疫系のバランスも狂ってしまうので、死後の肉体腐敗が早く進みます。
最後に腎が冷えます。ロウソクの炎が小さく細くなっていくように、腎精を最後の最後まですべて使い切って、安らかな肉体の死を迎えます。意識体は死の苦痛や恐怖や不安をまったく感じないまま、肉体を離れて宙に浮きます。
頭寒足熱は、丹田が冷えているか? 温かいか? がキーポイントになります。
丹田は人体最大の生命エネルギーの場です。
体表からは、下腹部と仙骨と会陰の水毒、悪血、邪氣の有無から丹田のエネルギーの状況を推察できます。
体温が36度以上あっても丹田が冷えたままでは、自然治癒力はうまく働きません。丹田が温かいと体温は必ず高くなっていますが、逆は真ならずです。
華佗鼎灸は、下腹部、仙骨、会陰をホッカイロで温補する術で、2年前に華佗老師から直接伝授されました。
陰陽太極鍼の恩師 吉川正子先生が脳梗塞を患われた時、手足のしびれの後遺症が残りましたが、この華佗鼎灸をされるとウソのように後遺症が消え去ったとお喜びの声をいただきました。また、パーキンソン病や脊髄変性症などで手足にしびれのある患者さんたちにも、この華佗鼎灸をご紹介いただき、素晴らしい効果が得られたそうです。
会陰穴は昔からとても重要な穴であることは、いつの時代の鍼灸師たちもよく知っていました。しかし、鍼を打ったりお灸をすえたりは・・・さすがに出来かねる「秘所」です。ホッカイロは私たち日本人にとっては、もはや珍しくも何ともない生活必需消耗品ですが、今でもチベット医師たちにとっては、病院の金庫にしまっておくほどの貴重品なのだそうです。ホッカイロという新アイテムがこの世に出てきたからこそ、秘所である会陰穴を温補することができるようになり、丹田を体表から温めることが可能となったのです。
ガンなどの命に関わる重病の場合、華佗鼎灸による丹田温補では、十分な効果が得られないことが多いです。ガンを作ってしまうほど、元々の冷え、悪血、邪氣が強すぎるので、丹田がなかなか温まってこないのです。大火事にバケツリレーで水をかけているようなものです。
2018年春に、チベットのユトク老師から湯治療法を伝授していただきました。これは身体の芯の冷えと水毒、邪氣にとても効果的な伝統医療です。
ガンの末期には、著しい水毒の悪化に襲われます。全身、特に足が象の足のように浮腫んだり、酸素不足の金魚のようなパクパク呼吸に陥ってしまいます。ひどい気虚と悪血が続くと、自然治癒力も免疫力もジリ貧となり全身転移をきたします。
ユトク老師はただひと言「一日中 温めよ!」と言われました。そして現れたイメージは昔ながらの湯治場でした。
湯治療法は、温熱療法、方位気学、波動量子医学、漢方鍼灸療法を統合した伝統医学です。
40度以下の低温な天然掛け流し温泉に1日4回以上、ゆったりと浸かって身体の芯から温めます(病状が重い患者さんは足湯だけでも構いません)
温泉が湧く場所は、大地の大きな氣脈がイルカがジャンプするように大地の底、地球の中心のエネルギー源から地表へ勢いよくジャンプしてきたパワースポットです。 感性の豊かな方々は、天然温泉は龍神さまの巣であることに気づいておられます。
方位は、ご自分がこの世に持って生まれきた、この瑠璃色の美しい星での暗証番号のようなものです。
ご自分の暗証番号と龍神さまの巣である天然温泉の波動が一致した時に、温泉の龍神パワーの扉が開きます。温泉に浸かっていると、湯の波動を介して龍神さまが大地の底から勢いよく昇ってきて、大地の癒しのパワーと天かける龍神パワーを心身に注ぎ込んでくれるのが感じとれることでしょう。
湯治場は、イライラとは無縁の世界です。携帯も通じず、ネット社会とお別れすることができます。食事も自炊で、食材は地産地消です。
地位も名誉も財産もブランドも「だからどうしたの?」で輝きを失い、「あなたも死病、私も死病」な本音の会話ができる湯治客の中で、自分の心身魂を丸ごとひっくり返してしまうことができます。
どんなに交感神経が過緊張状態だった人でも、湯治場で一日中、湯に浸かっているうちに副交感神経優位になり、自然治癒力、免疫力、蘇生力が回復してきます。
交感神経の過緊張状態でいくら発汗しても、さまざまな体毒の排泄はあまり期待できません。運動での発汗と同じく、ただ水分と塩分が出るだけです。
副交感神経優位での発汗は、とても体毒の排泄作用が強く、汚いベトベトの汗が出てくれます。放射能や化学物質、薬毒などの致命的な毒物も、この副交感神経優位での発汗が排泄してくれます。
湯治場では自炊ですので、1日1食や隔日断食も容易にできます。
発汗が多いので、ゲルソン療法のように大量のニンジン+リンゴジュースを飲むことが可能となり、天然型のビタミンとミネラルを大量に取り入れることができます。足湯や腰湯は、腸内フローラの蘇生と進化を促進してくれますので、動物性タンパク質からの解脱も早めてくれることでしょう。 ガン末期で体力がない方は、一日数回の足湯や腰湯だけでも十分に効果が期待できますが、すでに水分摂取ができなくなってしまった患者さんには湯治療法は禁忌です。
ユトク老師は、湯治に行けない方々や軽症の水毒、悪血の患者さんたちの湯治もどき療法も伝授してくださいました。 ① 夜、風呂上がりに、ヒートテックの股引と冬用のパジャマを着ます。
② 布団も冬用に、毛布も用います。
③ 水分をしっかりと摂って、寝ましょう。
④ 夜の陰は副交感神経優位です。睡眠中も副交感神経が優位です。このゴールデンタイムに発汗排泄をします。
⑤ 朝、ベトベトの汗に納得すると共に、サッパリとした爽快感と身体がとても喜んでいるのがわかります。
私は梅雨の蒸し暑さがひどくなってきても、まだ続けてこの「湯治もどき」を毎夜続けていますが、暑くて眠れない!ことはありません。
湯治もどきを続けていると、身体の芯が温まって、本物の体温も上がってきます。夏になると、身体の表面はクールで、芯はポカポカな理想的な体温になっているので、あまり蒸し暑く感じなくなります。
発汗を司る自律神経は、とても良好に機能しているので、昼間の暑さの下では、必要な箇所に必要な量の汗を流してくれるようになります。背中だけ汗が流れる、心臓のある胸部中央だけ汗が流れる・・・と汗を意図的にコントロールすることもできるようになります。
注意点としては、目が覚めたらコップ1杯の水を必ず飲むことです。特に夏場は、身体が満足するまでしっかりと水分を摂りましょう。この際、良質な自然塩を入れた白湯なら最高です。
途中で目覚めた時に、着替えるのもOKです。予想以上の発汗排泄に驚かれることでしょう。出てきた汗は・・・よしよし!なかなかに汚い汗だ!と納得されますよ。
丹田は人体という小宇宙のエネルギーの根源です。百会穴や北斗穴は宇宙へのアンテナであって、宇宙とは丹田のエネルギーを介して繋がります。丹田温補を続けていると、宇宙との繋がりが良くなり、運気も吉兆も増えてきます。善きご縁との不思議な繋がりも、感謝パワーのお金のパス回しもどんどん軽やかに増えてきます。善き人だけが、善き仕事だけが集まってくるのが丹田温補の素晴らしい効能だと言えます。
コロナ騒動はまだまだ続きます。これからが本番かな?
打っちゃった人は、もう助かる術はありません。
誰もが死と向き合う時がやって来るのです。
それが早いか遅いかの違いだけですが、
死と向き合う事は人生の上でとても大切なことです。
死ぬために生まれてきた、生きてきたと言っても差し支えないでしょう。
死を迎えた方の魂・意識を如何に涅槃に導くか? を最近、ずっと考えています。
お地蔵さまの会で行っている龍神覚醒術も、その術のひとつです。
ただ、良い子な衆生が死を迎えた時、どうすれば良いのか?
その答えがこの4年前の記事にありました。
これで一切衆生が虹の身体となって成仏できる・・・とは思いませんが、
今生での無知と傲慢の幾分かのカルマは浄化して旅立てるでしょう。
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