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病は気から

先端医療の国 アメリカでは代替医療もしっかりと研究されています。

先日、このような記事を見つけました。



「アメリカの病院で、大変興味深い実験が行われました。
心臓病患者393人に対する実験で、「他人に祈られた患者」は、そうでない患者に比べて人口呼吸器、抗生物質、透析の使用率が少ない、ということが分かったのです。
しかも驚くべきことに、西海岸にあるこの病院に近い場所にいたグループからの祈りはもちろんのこと、遠く離れた東海岸からの祈りでも、同様の効果があったのです。
そして、何よりも興味深いのは、患者さんたち本人は自分が祈られていることは、全く知らなかったということです。」



祈りの力は、ホームドクター(主治医)の大切な素養のひとつです。

患者さんに触れない医師やPC画面ばかり見ている医師には、祈りの力は期待できません。

この患者さんを良くしようという熱い気持ちと
この患者さんがどうか良くなりますようにという敬虔な想いが祈りの力となります。

サイコロの目は論理的には1/6の確立です。

何も考えず、何も念じないでサイコロを振ると1/6になりますが、

1を出す、と強く念じながらサイコロを振ると、1/6以上の確立になります。

素粒子などの物理実験でも、実験者の想いや予想に実験結果が影響されることが分かっています。

きれいだね、と褒め続けた切り花は長持ちしますし、

おいしくなあれ、ありがとう、と感謝しながら育てた野菜はとても美味なことは今や家庭菜園の常識です。

治療の現場も同じです。

昔から膝関節に注射する時も、点滴をする時も、鍼灸をする時も、

良くなりますように、早く楽になりますように、と念じながら施術することを心がけてきました。

Smileと同じように祈りも無料です。

祈りはデジタル医療&電脳医者には対極の世界観です。

大多数の医師や看護師、大多数の世の人たちには一笑に付されてしまいますが、

私はそんな祈りがとても大切だと思い、臨床でも実践してきました。

医療の祈りは、体操の着地のようなものです。

すべての演技がパーフェクトでも、最後の着地の決めポーズがなければ、神さまはがっかりされるでしょう。

八百万の神さまのうちの何柱の神さまたちに見守っていただけるか・・・が病気の回復と予後、再発に実は大きく影響しているように思います。

病は気から

これは医療者にも肝に銘じるべき言葉なのです。


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