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抗癌剤と自然医学

4年前の記事から・・・

4年後の今、言えることは、
・抗癌剤服用中のガン患者さんは、毎日の華佗診が必須でしょう。
・抗癌剤服用中の末期ガン患者さんは・・・朝夕の華佗診が必須でしょう。
・抗癌剤を飲んでいたが、今は飲んでいない(飲めなくなった)末期ガン患者さんも、毎日の華佗診が必須でしょう。

・抗癌剤服用しながらのガン患者さん(軽度〜中度癌)治療は、少なくとも週1回の華佗診が必須です。

何より大切なことは、華佗診で癌治療を施術するなら、抗癌剤は即刻中止していただきます。

石油をかけながら、火事を消すようなものですから。

毎日の華佗診は論外としても、週1回の華佗診を続けられるほど真剣勝負の本気になられる患者と家族は、もうこの世にはおられないのでしょう。

お薬師さまも華佗老師も「まぁ 仕方ないよね」と嘆息しながらも気長に待っておられますが、残念で勿体ないことです。

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「抗癌剤を飲んでいますが副作用に苦しんでいます。漢方鍼灸で何とかなりませんか?」とお尋ねいただきました。

抗癌剤を服用しておられない患者さまなら、初発でも再発や転移でも軽度なら週1回〜2週間に1回、末期なら週3回以上の治療をお薦めしています。

抗癌剤を服用中は、1〜2ステップ治療を強化せざるを得ません。

軽度なら週2回以上、重症なら毎日の治療が必須になります。

抗癌剤は東洋医学的に診れば、「猛毒」を毎日、服用していることになります。

猛毒は、氣血水すべてを毒します。

当然、猛烈な悪血・水毒・冷えが心身を侵し、経絡経穴を塞ぎます。

腎脾肝肺心のバランスがグチャグチャになります。

未治療の末期癌の方がどれだけ治療しやすいことか・・・抗癌剤服用の癌患者さまは、腎の生命エネルギーが砂時計のように毎日、サラサラ サラサラと少なくなっていく中で、腎脾肝肺心それぞれの陰陽虚実を整えた上で全体のバランスをとっていく治療を続けなければなりません。

最近の抗癌剤は脱毛も嘔気も少なく、癌細胞ターゲット型だから副作用も少ない・・・と宣伝されていますが、アーユルヴェーダの脈診で診ると、明らかにプラーナ:生命エネルギーがヘロヘロになっています。

癌細胞はヘロヘロになったけど、実は体中の細胞もヘロヘロになっている。氣もヘロヘロになってしまうので、希望もやる気もヘロヘロです。何より免疫力も自然治癒力もヘロヘロのへです。

抗癌剤なしの癌患者さまを鍼灸治療していると、癌患者さま特有の爪の色と顔色が浄化されて、帰りしなにはとても元気な顔色に戻られているのがわかります。

とても治療が効きやすいのは、良い兆候です。末期癌だろうが何だろうが自然治癒してしまう第一歩です。

抗癌剤を服用中の患者さまは、なかなかこのような素直な治療効果が出てきません。

だから、ヘビーローテーションで毎日、しっかりと治療する必要があるのです。

抗癌剤なしの癌患者さまには、それが末期の宣告を受けておられても、初診の治療効果が良ければ、「大丈夫です」と言わせていただきます。

抗癌剤服用中の癌患者さまには・・・なかなか「大丈夫です」とは言えません。

光のヒーリングも、
抗癌剤なしの患者さまは、雲ひとつない真夏の空のお日さまから降り注ぐ太陽光線のように自然治癒力をヒートアップしてくれます。

抗癌剤服用中の患者さまの上空は・・・積乱雲でゴロゴロピカピカ・・・お日さまの光は届きません。

最近、抗癌剤を使わない選択をされる癌患者さまが増えてきました。

漢方鍼灸治療は、免疫力を高めるのはもちろんですが、最も大切なのは自然治癒力を高めることです。

抗癌剤服用中の患者さまにも、もちろん出来るだけのことはさせていただきますが、残念ながら治療効果は抗癌剤なしの患者さまよりも劣ることは予めご承知願います。


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