見出し画像

尿療法

3年前の記事から・・・

星野式ゲルソン療法についてお勉強しました。星野先生はゲルソン療法と同時に、尿療法も取り入れておられます。

尿療法
尿療法は中尾良一先生が有名です。中尾先生の理論によれば・・・
咽頭部に脳の視床下部と繋がっている免疫レセプターがあり、このレセプターを介して尿の情報が視床下部の免疫中枢に直接伝わり、NK細胞やインターロイキン2の活性を高める。
林原生物化学研究所:栗本雅司所長は・・・
尿中の微量生理活性物質のレセプターは咽頭部にある(イヌ実験)ことを明らかにしました。
また、C型肝炎のインターフェロンを咽頭部に100単位つける方が、100万単位静注するよりも効果があることも分かっており、このことからも「咽頭部の免疫レセプター」がとても重要な働きをしていることがうかがえます。
尿療法の方法
早朝起床時の尿 200〜300ccを採取後すぐに飲みます。口はゆすいでもOKだが、うがいはNGです。
他人の尿でもOK(若い人の尿ほど有効)
ゲルソン療法中の尿は、においも少なく飲みやすい。
油ものの食事・肉食・抗癌剤・抗生物質の服用後は、臭くて飲みにくい。体調が悪くなると臭くなる。
尿は汚い!は思い込み&刷り込みです。排尿すぐの尿(健康な人)は無菌ですし、下記のような有効成分も多く含まれています。
血液が腎臓で濾過されて、血球成分と蛋白アミノ酸・脂肪コレステロールなどが血液から取り除かれたものが尿になります。
エイズも尿からは感染しません(エイズ感染は、血液・精液・膣分泌液・母乳のみ)
尿療法の効能
ガン・心臓病・不整脈・動脈硬化・神経痛・痛風・糖尿病・慢性関節リウマチ・腎臓病・胃潰瘍
ガンの中でも、食道癌・子宮癌・肝ガン・甲状腺ガン・悪性リンパ腫に有効(ゆっくり型のガン)
尿療法の歴史
・ヴェーダ(紀元前10世紀のバラモン教聖典)・・・アーユルヴェーダにも!
・傷寒論・・・漢方にも!
・古代ローマ プリニウスの「博物誌」・・・古代ローマ=古代ギリシャ医学です。さすがにホメロスには飲尿はでてきませんが。
一遍上人(鎌倉時代)・・・尿療法を広めました。
・チベット医学の尿診は、飲尿ではなく尿視診ですので、ちょっと違います。
尿の有効成分
ウロキナーゼ:血栓溶解作用
EGF:表皮増殖因子(損傷組織や細胞の増殖因子)
成長ホルモン:蛋白合成作用、軟骨発生促進作用、脂肪分解作用、
エリスロポイエチン:赤血球生成因子
ゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン):生理の正常化、精子産生促進、
カリクレイン:末梢血管拡張作用、
カリジン:末梢血管性血圧低下作用
アラントイン:傷や潰瘍の治癒作用
トリプシンインヒビター:粘膜性潰瘍の予防、
抗ガン作用:アンチネオプラスミン、H−11、ベータインドール酢酸、ジレクチン、3−メチルグリオキザール

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?