スーパーマンになりたい

2024/04/06

朝、「パンツがない」と騒ぐ弟と「そんなわけねえだろ〜洗濯したのに」と言う父の声を夢うつつで聞いた。起きれずまた眠ってしまい、嫌な夢を見て起きた。デパートに消化器型の爆弾が投げ込まれて、友達と必死に逃げる夢。友達は、なぜか小中一緒だったバスケ部の男子だった。とても仲が良かったわけじゃないんだけどな、なんでだろ。11時だった。

スケッチが届いて、近日中に打ち合わせをしたいとのことだったので日取りを決めた。暇な時はとても暇なのに、忙しい時ほど予定が入る。世の理。
でもやっと前進しそうで嬉しい。テストパターン録音して持っていかなければ。

午後はバイトに行った。
気温が上がって、マスクで動き続けるのが苦しくなって来た今日この頃。アップルパイのホールを予約したお客さんがいて、慎重に箱に入れて渡した。
どっかでご飯を食べて帰ろうか迷ったけど、月始めからお金を使いすぎているので我慢。家に帰ってパスタを作った。

パスタを茹で始めてから、炊飯器に米が二合あったことに気が付く。
やっちまった。どうにかしたくて、チキンケチャップライスにして冷蔵庫に突っ込んだ。明日の昼オムライスにして食べようと思う。弟の弁当にも使ってもらおうかな。


バイトに行く前、「(弟の名前)はどう思いながら17歳を過ごしているのかな」と父が神妙な顔つきで話しかけてきた。
「父親は社会に生きるものだろ?特にうちは家にずっといなかったし。見守ってくれる母親の優しさとのバランスで厳しめに接するみたいなところあるだろ。だから母親がいなくなって、今までのワンクッションがなくなっちゃったように思うんだよなあ。」という。その時は家を出る時間がギリギリだったから軽めに流してしまった。今少し後悔している。

父も弟との接し方が分からなくて困ってるんだろう。今更優しく優しくする親に路線変更することも気質的に難しいし、かといってこのままじゃあまりよくないというのも分かってきてるんだと思う。
こういう時母親と相談してどうするか決めてきたんだろうけれど。その相談相手になるには、俺はまだ生きてきた年数が足りない。

弟には逃げ場がない。大学生のように自分で稼いだ金で心置きなく逃避することもできない。24時近くまで帰ってこないのは弟なりの精一杯の逃避なのだと思う。でもそれに対してどう接して行ったら良いかいまだに分からない。
結局俺は親の気持ちも全ては分からないし、弟にとってはどこまでいっても兄で、母親がくれたような優しさを与える存在にもなり変われない。
ときおり、その無力感で情けなくなる。


自分のことで手一杯になる程、行き届いていないところばかり目について嫌になっちゃうなあ。
すごい暗くなっちゃったけど、こうしていくら書いても許される場所があって救われている。また寝れば心持ちも変わるから、やることやって早めに寝る。



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