見出し画像

寺田大臣にみる政治資金規正法

2022年11月21日 寺田稔 総務大臣更迭。
遅かれ早かれの人事である。
一連の流れで問題は、亡くなった方が3年ほどの会計責任者となっていたこと。
の報道が多いと感じる。

しかし、私が問題だと思うのは、領収書の宛名?金額?が偽造されていたとの報道だ。
要は、白紙の領収書に後援会事務所の誰かが宛名や金額を書き込んで、政治資金を支出していた確信犯の可能性を否定できない。
あくまで事実であればとんでもない事件である。
領収書を集めるだけで、政治資金を現金化して自由に使えてしまうのだ。
政治資金のマネロンとでも表現すれば分かりやすいか。
国会議員事務所であれば、多額の資金が動いている。
表に出したくない現金も必要だったのではないだろうか。

正直、よくある手段である。
これが良いのか悪いのかとの二択であれば、ダメでしょう。

地方議員においては、こうはいかない。
なにしろ、政党交付金も無ければ資金団体を持っていない議員がほとんどだからだ。
地方選挙事務所の方に気をつけるべきことは、
「陣中見舞い」
の受け取りに関してである。
選挙期間中の受け取りは、違反となるので何しろ怖い。
自民党や立憲民主党などの「政党」としては認められている。
ライバル陣営からのトラップでの「陣中見舞い」も稀にあるので、気をつけよう。

まずは、金銭的にクリーンであるべき政治家が、お金のトラブルは避けなくてはならない。
今一度、金銭問題について基本を覚えてもらいたい。

戦いの火蓋が切って落とされた統一地方選挙。
ぜひ戦い抜いて、全国各地を元気にして下さい!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?