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CODE for AIZUとか諸々の活動について

インタビュアー(以下インタ):最近どうですか?

藤井:そうですね。チームとしては、西本さんがウォーキングカフェ会津を開催して、アルキタスというアプリを作ったり、ソラミツさんや東大田中先生やGLOCOM高木先生と一緒に地域仮想通貨の取り組みをしたり、日産自動車さんと地域課題に対峙しながら新しいモビリティについて考えたり、免税の仕組みについて考えたり、地域のスーパーマーケットさんとデザイニウムさんと地域発のソリューションを考えたり、ピザを焼いたり、萌祭りをしたりしています。他にも楽しいプロジェクトが盛りだくさんで書ききれません。あと、個人的には古民家の再生もやっていて、3月には引っ越したいです。

インタ:多岐にわたっていますね。

藤井:素晴らしい仲間に恵まれていて、自分がしゃかりきにエンジンにならなくてもグイグイとプロジェクトが進んで行くので、ありがたいです。逆に、ドーンと重みが来るプロジェクトは重くて動きません。お味噌汁理論的にプロジェクトが沢山生まれていて、うまくいったり失敗したりを繰り返しています。萌祭りから個人的な高血圧まで多岐にわたっています。

インタ:古里を元気にするための人材の生かし方でお考えありますか?

藤井:いきなり硬い上に、難しい質問ですね。只見町での田植えイベントで、主催者の目黒さんが「三瓶さん(地域の有力者)が手を差し伸べてくれて大変助かっている」という話を聞き、三瓶さんからは「若者には失敗をする権利がある。失敗してもいいので先頭は若者に任せて、我々はそれをサポートする側にまわる」という話を聞きました。自分は大学で若者に接する場面が多いですが、この考えが大いに参考になっております。

インタ:奇跡を起こせますか?

藤井:奇跡ですか?

インタ:福島に奇跡が起きますか?

藤井:奇跡...。奇跡は、天から降ってくるものではなく、毎日の生活や努力の積み重ねの上にあると考えております(真面目)。取り組むべきは目新しい施策を実施することではなく、今ある仕組みに疑問を持ち改善していく。一番難しいことは、自己組織の改革。自分自身のリラーニング。

福島が起こす奇跡は、人口や経済といった曲がり角にたった(今までどおりでは絶対に未来がない)日本に対して、自己改革のお手本を見せることではないかと感じております。IT分野、政治など分野は問いません。いろんな活動が織物のように絡み合って、その結果に結びつく。今やるべきことは、遠周りでも一歩一歩ここでやっていくこと。

例えば、OpenAppLabという活動に関しては、ゼロからイチが生まれる散逸構造論(お味噌汁理論と一般的に言われ始めている)にそったものづくりをしている。世の中にある温度差をもとに、人々が対流してネットワークをつくっていく、そのネットワークからものづくりをしていく。
実例としては、日産自動車の方々とも、会津地域をフィールドとして研究開発を行っている。いままでのように技術者が部屋の中にこもって企画するのではなく、実際に困っている人の話を聞いてネットワークをつくりながら一歩一歩ものづくりを前進している。この活動は日本能率協会のKAIKA賞というものも頂き、日本企業における組織改革のお手本として頂いた。
福島県には多くの課題という温度差がある。それをチャンスとして捉え、対流が生まれ、新しい構造を生み出していく。それを、外から見ると奇跡と呼んでいただけるようになると感じています。

インタ:そういえば、まだCODE for AIZUの名前が出てきていませんが...

藤井:CODE forの活動は、これらの多岐にわたる活動のベースとして機能しています。単独では存在しない場合が多くなってきているかもしれません。来るべき世界に向けて、オープンデータや、取引を透明化するブロックチェーンの取り組みが必要になることは個人的に見えています。でも、地域実装や実証、運用等のリアルな世界での話も不可欠です。これらを気づいたり、繋いだり、作ったりを支えているのがCODE forの概念となります。

インタ:最後に、何か欲しいものは一つありますか?

藤井:健康と時間と休日です。あと、自転車が盗まれたので返して欲しいです。

インタ:ありがとうございました。入院などせぬようにお体にお気を付けください。



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