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自由と豊かさはどこにあるのか

突然ですが、あなたはどんな税金を、誰に払っていますか?
それはいつから、その後いくらくらい増えたか把握していますか?
払った税金が何に使われているか、知っていますか?

この3点、ちゃんと答えられない人がほとんどかもしれません。
けど、それはあなたが苦労して手にしたお金のはずです。
優しいあなたはきっと「しょうがないでしょう?」と自分を押さえ許している。
ですが徴収される金額が段々と増えているのを感じませんか?
気づけば手元に何も残らない日が来るかもしれないのです。

税引後の手元に残ったお金は、何に使っていますか?
日々の食費に水道光熱費、トイレットペーパーなどの日用品、下着や洋服、家賃などの生きるために欠かせない支出がありますね。
他には学校や習い事の授業料、書籍など、学びに使う支出。
誰かと食事をしたり好きな映画を見たり、または旅行に行ったり。
お金を増やすために株式投資をする人もいるでしょう。
いずれにしても、あなたは自分にとって最高のお金の使い方をしているはずなのです。

「いいえ、私はつい無駄遣いして、いつも後で後悔するんです。」
と言う人もいるでしょう。
手を胸に当てて購入を決めた時のあなたの気持ちを思い出してみてください。
いつだってその時のあなたにとって最高の選択ではなかったですか?
買ってすぐ後悔することがあったとしても…。
後で「こんな使い方はもうやめよう」って学んだこともあるはずです。
お金は使いながら、自分にとって最高の使い方を学んでいくもの。
人はいくつになっても成長するんです。
だから自分のお金を自由に使うことが一番良い使い道なのです。

ひるがえって、再び税金の話です。
税金も一種のお金の使い道だと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも先ほどの話ように、自分がこれにいくら使うと決められませんよね。
徴収額も使い道も、決定権が他者にあるのです。

「私や家族が使うものにも使われているわ」と思う方もいらっしゃるでしょう。
確かに道路やごみ収集、水道管、警察や消防、医療や学校など、ないと困るものに使われていると思いますよね。
当然それもそうだし、徴収するお役所もそう言いますが、1億2千万人から集めた膨大な税金の使い道は、実はそんなに単純ではないのです。

それに、あなたの大事なお金を本当にその人たちに預けていいのかって、考えたことがありませんか?
もっと他にいい人がいるのだとしたら…?

「でも私は政治には疎いから誰がいいとかわからないし、偉い人がちゃんとやってくれてるでしょう?
だって日本は安全だし、水も街も綺麗なんだし。」

そうですね、昭和の時代ならそんな感じで良かったかもしれません。
日本は経済的に豊かな国で、人口も増えていたから。
みんな年を追うごとに暮らしが便利で豊かになっていったから。

でも今はどうでしょう?
日本経済は緩やかに、でも確実に悪くなっているのは知っていますか?
人口が、まるで戦争している国のように激減していることは?
このまま何もしなければ、あなたの豊かな暮らしはどうなるでしょう。
実は、誰かに任せていてもよかった豊かな時代はもう終わってしまったのです。

日本の北に、韓国と北朝鮮という2つの国があります。
どちらも同じ半島にあり同じ民族で立地的にほぼ同等ですが、豊かさが天と地ほど違うのはあなたも知っているでしょう。
韓国は民主主義体制であり資本主義経済の国。皆スマホやネットを自由に使い、美味しい料理を食べ、美しく着飾って、教育レベルも高く科学技術も発達しています。優秀な人が日本でも活躍したりしていますね。

一方、北朝鮮は朝鮮労働党の社会主義体制による計画経済。国民はざっくり公務員と農民とその他労働者に別れており、職業は世襲で、転居の自由もなく事実上の身分制。生計は政府の配給と労働で得る賃金で立てています。
無税国家を謳っており教育や医療は無料で受けられます。一見共産主義の楽園に思えますが、現実は何らかの徴収金や賄賂で手元のお金はなくなります。常に当局の監視があり、法に触れれば過酷な強制労働や処刑など厳しい刑罰が科されます。政府に統制された自由のない暮らし。近年は不作が続き政府からの配給が止まり、餓死する人も多くいるそうです。

この2つの国の違いははなんでしょうか?
民族も場所も同じだが国境一本で違うもの。それは政治体制です。
国民生活の自由や豊かさを握っているのは政治なのだと、この2国が端的に教えてくれています。

さて、日本を見てみましょう。
日本も韓国と同じく国民主権の民主主義国であり資本主義経済ですね。
間接民主主義と言って、国民が選挙で選んだ議員が国民の代わりに政治を担います。

でも政治って一体何してるんだろう…。
大臣とか議員って、なんだか悪いことばかりやってるような…。

そう、悪いことばかりやっているように見えるのは、
彼らに税金の使い道の決定権があるからなのです。
誰にいくらお金を配るのか?
それを決められるから、大きな権力を持っていると言えます。

だからあなたが政治に無関心だと、あなたの大切なお金は悪いことやっていそうな大臣や議員の好きなように使われてしまうかもしれない、
というわけなのです。

最初に、あなたのお金はあなたが一番上手に使えると言いました。
違う人が使うとしたら、何に使われてしまうか見えなくなります。
なんか悪いことやってそうな大臣や議員に使われてしまうとしたら?
それが日本経済の衰退や人口減少につながっているとしたら?
国民一人一人の選択でそれを変えられるとしたら?

政治家にお任せしててもOKな時間は、実はもう残されていません。
その理由は先ほど言った、韓国と北朝鮮の違いにヒントがあります。日本は政治体制の社会主義化により国民が徐々に自由を失っていて、
新しい価値や豊かさを自らの手で生み出せなくなっているからです。
日本は北朝鮮化していると言っても過言ではない…。

経済が衰退し、国が貧しくなる理由はたったひとつ。
政治の社会主義化です。
それは先進国から発展途上国に転落した唯一の国であるアルゼンチンを見ても明らかです。
日本をそんな国にして良いのでしょうか。
あなたのお子さんやお孫さんに、安全で豊かで自由な暮らしをしてほしい、
そう思いませんか?

そんなシンプルな願いから、あなたの政治参加が始まるのです。






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