noteの立ち上げ #1 なぜnoteで始めるのか?
〇自分の考えを発表したり、現実の何かに反映できる人は限られている。
〇本当はもっと色んな人が考えていることを発信して、議論していけば、様々なアイディアや考えを深化させていくことができるはず。
〇アクセス性と、「対話による専門知の深化」の両方を兼ね備えたメディアとして、noteを利用することに。
1.自分の考えを発表したり、現実の何かに反映できる人は限られている
地域をより良くするためにはどうすれば良いか?
そもそもどんな地域がより良い地域なのか?
そんな問いは、地域の計画や実践に係るコンサルタントやプランナー、大学教員や学生、国や自治体の公務員から、市民、あるいは企業まで、誰もが漠然と考えながら、日々悶々としながら、それでも知恵を振り絞って目の前の課題解決に取り組んでいる。
誰もが、自分なりに考え、あるいは実践したり、実践できなかったりしている。だからこそ、本当はもっと色んな人が考えていることを発信して、議論していけば、様々なアイディアや考えを深化させていくことができるはずだ。
しかしながら、自分の考えを発表して、自分の考えがほかのだれかに届いたり、現実の何かに反映できる人は限られている。
2.これまでのメディアは、信頼性や質の担保の理由から、誰もが自由に発表できる場ではない
専門的な研究に関する言論空間としては、学会・専門誌のようなものがある。しかし、誰もが発表できるものでもないし、それを読む層もごく一部の専門家に限られる。また、ニュース性が低く、その時真に議論が求められている時事的な社会課題をすぐに取り上げることは容易でない。
新聞記事等のニュース記事は、読者層が広く、また逆に時に最新の研究動向や社会の問題を取り上げられるが、そこに投稿できる者は限られている。また、学術的な専門性よりはニュース性が優先されるし、読者との議論は容易ではない。
近年ではブログやTwitterといった、気軽に自分の考えを発信できる媒体もあるが、Twitterは意見の発信には向いているかもしれないが、整理された知見を公表するには不向きだ。また、ブログは、アクセスのハードルが高く、読者層は限られる。
3.アクセス性と「対話による専門知の深化
図 メディアの位置づけ
一方で、noteは近年急速にユーザー数が伸びており、2020年3月時点でユーザー数は200万人を突破、月間アクティブユーザーは4000万人を突破している。(https://ferret-plus.com/15329)
また、今回のコロナ禍を契機に、いち早くまとまった専門的情報やファクト、提言を発信すべく学術界や建築家等が利用を始めている。
つまり、アクセス性と、「対話による専門知の深化」の両方を兼ね備えたメディアではないかと考えた。
これが、私がnoteをはじめた理由です。
読んでくださりありがえとうございました!現在、仕事と育児の間に活動を行っており、執筆は夜間にカフェ等で行っています。ご支援いただいた内容は、note執筆のためのカフェ代に使わせていただきます。