【低速版】嵐が休止してYoutube廃人をしていたらVtuberにハマって伏見ガクに沼った件。

※上記の元記事がエラーを吐いて開けない場合があるそうなので低速版を上げました。

はじめに

これを書いたのは、仕事をしながら趣味で漫画を描いているアラサー女です。めちゃくちゃ長い自分語りです。
2021年から2022年の間は本業(フルタイム勤務)と副業(不定期漫画連載)、土日は外せない用事のため両日外出しており、あまりの多忙で1年間の記憶がほとんどなく、思い出しながら整理のために書いたためにすごく長くなってしまいました。蛇足がたくさん入ります。ご了承ください。
また、『Vtuber』と銘打っていますが、ほぼにじさんじの話です。一部ホロライブと個人Vtuberの話があります。
※人名はすべて敬称略とさせていただきました。

2021年1月 嵐の休止

https://www.youtube.com/watch?v=bGqdS1lBq-w&t=1s

2005年からジャニーズ』のファンだった。出会いは日本ドラマ版『花より男子』。初めて買ったCDは『サクラ咲ケ』。まだ深夜帯だった彼らの番組『Gの嵐!』を、親が寝静まった夜にひとり静かに見ていた中学生時代、友達とひたすら嵐の話で盛り上がった青春を送った。2007年には『Time』のコンサートへ妹と一緒に行った。大人になってからは他にも好きなものも増えたが、彼らのことは心の支えにしてずっと応援していた。
彼らは活動休止までに、ファンと共に一緒に走りきってくれた。抱えて生きていくには多すぎる思い出をもらった。多くのアイドルの休止・解散を見てきた中で、「推していてとても幸せだった」と思えたことは稀有で、一生の宝物になった。
休止後も番組は個人に受け継がれるし、これからは個々の活動を応援していこう、いつか活動再開する日まで安心して生きていこうと思っていた。
が、結論を言うとそれは簡単なことじゃなかった。嵐がいなくなった穴はなかなか埋まらず、「嵐じゃなきゃ駄目だ」が波のように定期的に押し寄せてきた。

テレビからインターネットへ

https://www.youtube.com/watch?v=JAYb8ZyjzD0

嵐が休止をしてからテレビを見なくなった。私はもともとテレビっ子ではなかったし、いままでも嵐のためにテレビを見ていたようなものだった。更にコロナ禍になってからのおうち時間の推奨により、Web上でテレビ番組のアーカイブが見られるようになり、サブスクも充実してきて、益々テレビの必要性がなくなり、代わりにYouTubeの視聴時間が倍以上に増えた。
いまや誰もが知るコンテンツになったYouTubeだが、私がアカウントを登録した2011年は無断転載動画に溢れた無法地帯で、まだGoogleに買収される前のことだった。2012年に初めてSigur Rósをチャンネル登録した日から、わたしのYouTubeライフは現在まで続いている。
余談だが、Sigur Rósの『Hoppípolla』はこの世で一番好きな曲で、初めて彼らに会ったのは、実家で引いていたケーブルテレビで『Glósóli』のMVが流れたからだった。嵐を知ったのもSigur Rósを知ったのもテレビだったが、テレビを見ないという選択肢を選んだのは、なんとも皮肉なものである。

嵐の面影を探す日々

https://www.youtube.com/watch?v=dY1EaSZTEQU

https://www.youtube.com/watch?v=ckaBvP-7Gtg

YouTubeでは主に音楽のMVを中心に見ていたが、YouTuberが台頭してきた昨今はKevin's English RoomQuizKnockを好んでよく見ていた。
嵐という心の支えを失い、日々の生活に疲れ切った人間が求めた安寧は、音楽か、見ていてストレスがなく、炎上リスクもなく、人柄が良く、安心できて、メンバー間が仲良しで、適度に馬鹿をやってくれるコンテンツだった。
私はずっとジェネリック嵐を探していたように思う。嵐のあの温かさは、やはり何物にも変えられなかった。

LEOの遊び場

https://www.youtube.com/watch?v=k023MYb0gG0

2021年9月、ジャニーズ『Hey! Say! JUMP』の山田涼介がYouTubeチャンネルを開設していたと知った。そのときに見たのは元プロゲーマーの関優太葛葉と一緒にAPEXをしていた動画だった。
まだVtuber(バーチャルYouTuber)という言葉は知らなかったので、「二次元のひとがいるな」くらいに思って、特になにも違和感を感じなかった。長らく二次元コンテンツに身を置いていたせいで「自分のアバターかな」くらいにしか思っていなかったのだが、後に初めてVtuberに触れたのはこのときだったと気付いた。
そして、それも長いこと記憶の中に埋もれていた。

壱百満天原サロメのデビュー

https://www.youtube.com/watch?v=AniQdstq4KM&t=199s

2022年5月、私は嵐のいない生活を受け入れつつあった。
あまりに仕事もプライベートも忙しすぎて疲労と焦りで半べそをかく日々を送っていた日、突然Twitterのトレンドに浮上した壱百満天原サロメでTLは騒然としており、お嬢様言葉をツイートするフォロワーで溢れかえっていた。当時、ルームシェアをしていた友人からも「サロメ嬢、見た?」と言われた。世間を揺るがした、おもしれー女の鮮烈なるデビューだった。
正直、サロメはサロメでも洗礼者ヨハネの生首を持っているサロメしか知らなかったし、このときにはもうVtuberの存在を認知していたが、キズナアイの名前を知っている程度の知識しかなかった。もちろん、まだ葛葉がVtuberだということにも気付いていない。
壱百満天原サロメの胃カメラ初回配信はぶっ飛んでいて興味が湧いたので、彼女をチャンネル登録をした。それがすべての転機になった。

おすすめ欄を占拠した海外Vtuber

https://www.youtube.com/watch?v=1wDd6rrB9mQ

にじさんじ所属Vtuberの壱百満天原サロメ、英語系YouTuberのKevin's English Room、にじさんじとクイズコラボしていたQuizKnockが奇跡的に合致した結果、私のYouTubeのおすすめ欄はにじさんじ所属の海外Vtuberで埋め尽くされた。
にじさんじENとの初めての出会いだった。

英語学習と闇ノシュウ

https://www.youtube.com/watch?v=mV9vjM2OnGI

前述の通り、Sigur Rósはアイスランドのバンドだが、もともと洋楽は聴いていたし、Lady Gagaの来日コンサートに行ったこともあった。過去に英会話教室に通っていたこともあるので英語は好きだった。QueenBay City Rollersが好きだった母親の影響もあると思う。洋画もよく観ていた。海外Vtuberを「日本だけじゃなくて海外にもいるんだ」と、すんなり受け入れることができたのも、そんな土壌があったからなのかもしれない。海外Vtuberの配信は日本語字幕が付いた切り抜き動画が多くあって、英語学習にすごく最適だった。
ルームシェアをしていた友人は洋ドラマ『メンタリスト』が好きで、『ツイステッドワンダーランド』にハマっていたため、海外のTwitterフォロワーも結構いた。その友人ににじさんじENの話をすると、闇ノシュウの英語が聞き取りやすくて良かったと言われた。
彼は『Luxiemアイク・イーヴランドヴォックス・アクマミスタ・リアス、闇ノシュウ、ルカ・カネシロ)』というグループユニットに所属していて、ジャニーズ=にじさんじ、Luxiem=みたいなものだと解釈した。
Luxiemの5人、アメリカ・オーストラリア・イギリスに住んでいる地域が点在しているのに、すごく仲が良さそうで良いなと思った。
そして顔が好みだったのでヴォックス・アクマをチャンネル登録してしまった。
ヴォックス・アクマとミスタ・リアスのお料理配信を見ながら、アレクサと喧嘩をするイギリス人の真似をするたいじろーを思い出したりした。まんまだった。

英語を頑張る長尾景

https://www.youtube.com/watch?v=mLdrMfSlKMo&list=PLCuBbANKdfztpBD81tgr6VqSHbHuYe6FM

そのうち友人から、英語を話そうと頑張っていた長尾景を教えてもらったおかげで、英語を勉強するモチベーションが上がった。聞き取れるよう、分かりやすい英語で話してくれるにじさんじEN勢と、頑張って英語を話す長尾景が笑い合っているのがすごく良かった。
このあたりで海外Vtuberの動画によく出ていたオリバー・エバンスが海外Vtuberではなかったことを知る。もうEN勢なのでは? むしろ日本語がうまいと言うべきなのか?
Luxiemの他に『LazuLight(フィナーナ 竜宮ぽむ れいんぱふエリーラ ペンドラ)』、『OBSYDIA(ロゼミ ラブロックセレン 龍月ペトラ グリン)』、『Ethyria(エナー・アールウェット狐坂ニナ遠藤 霊夢ミリー・パフェ)』、『Noctys(遊間ユーゴ、サニー・ブリスコーファルガー・オーヴィドアルバーン・ノックス浮奇・ヴィオレタ)』のグループユニットの存在を知り、国内にも『エデン組(アクシア・クローネ、オリバー・エバンス、レイン・パターソンレオス・ヴィンセントローレン・イロアス)』というグループユニットがあると知った。

にじさんじ甲子園2022

https://www.youtube.com/watch?v=6vF87rFYmR4&list=PLout9ZF2aCT_0NQnaNKD_90LsL2EpGWmx

2022年7月、にじさんじ甲子園が開催された。
主催:舞元啓介天開司
監督:笹木咲、葛葉、椎名唯華リゼ・ヘルエスタニュイ・ソシエール加賀美ハヤトイブラヒム、レオス・ヴィンセント
友人は気付いたらレオス・ヴィンセントにハマっていて、楽園村立まめねこ高校を応援していた。
私は多忙だったので配信自体は追えなかったが、葛葉を見た瞬間「山田涼介とAPEXをしていたひとだ」と思い出した。やっと葛葉とVtuberという点と点が線で結ばれた。

にじさんじENの新ユニットデビュー

https://www.youtube.com/watch?v=gGwVwmwHqcc

ついにアーカイブではなく、新情報までおすすめ欄に表示されるようになった。にじさんじENからデビューする、新グループユニットの『ILUNA(金子鏡マリア・マリオネットアスター・アルカディアアイア・アマレレン・ゾットスカーレ・ヨナグニ)』のティザーだった。
「へー、ふーん」と思って見てみると、あまりにレン・ゾットの顔面が好みだったため、うっかり彼をチャンネル登録していた。ちなみに初回配信は仕事中にこっそりリアルタイムで見た。多分そんなことをしていたので仕事に追われていたんだと思う。でも息抜きくらいしたかったんだ……。

https://www.youtube.com/watch?v=8IQ03UU8qKU

BLUE SUGAR』がすごく良くてずっと聴いていたら、私がYouTubeでよく聴いた曲2022のベスト8位になった。ちなみにILUNAの『Let's Get It Started』は43位だった。

Vtuberは音楽コンテンツでもあった

https://www.youtube.com/watch?v=D66eHXt19dY

ILUNAとレン・ゾットのオリジナルMVを見てから、配信のアーカイブや切り抜き動画で溢れていたおすすめ欄に、オリジナルMVが表示されるようになった。Luxiemのセカンドシングル『Jazz on the Clock!!』がすごく良かったので友人に薦めた。

https://www.youtube.com/watch?v=wDIMtVk78L0

歌ってみた動画も同時に表示されるようになった。
おすすめ欄に表示された町田ちまジョー・力一が歌った『獣ゆく細道』なんて、本人以外の数ある獣ゆく細道たちの中でもしかしたら一番良いんじゃないのか? と思った。あと、ピエロの格好したVtuberがいることに驚いた。完全に見た目はイロモノなのに、この見た目からこの歌声はズルい。
絶対『ジョーカー』がモデルだって分かった。でも名前は『りきいち』だった。紛らわしすぎる。

https://www.youtube.com/watch?v=F7XsEFyKQqs&t=10s

https://www.youtube.com/watch?v=mz6xkBgppkk&t=0s

海外Vtuberだけではなくて国内Vtuberの情報もおすすめ欄に表示されるようになった。
VOLTACTION風楽奏斗渡会雲雀四季凪アキラセラフ・ダズルガーデン)』の初回配信を見てみたら、バイオリンを弾いているひとまでいて、歌うだけがVtuberじゃないんだと知った。
フルートが吹けるエリー・ニコファーもいた。いつか楽団ができるんじゃないか。すごいな、Vtuberって芸達者だ。ちなみにこれはフラグである。

VtuberとVocaloidの文化

https://www.youtube.com/watch?v=yT_ylSCgY6Q

3Dモデルでのパフォーマンスに至っては、Vocaloid初音ミクの3Dライブパフォーマンスで知識が止まっており、私が大学のときは、自分の体をモーションキャプチャをするにはKinectWiiリモコンが必要だったため、普通に技術の進歩に感激した。
Vtuberの歴史を辿るとVocaloidに行き着くらしく、そのVocaloidの文化はBUMP OF CHICKENがいなかったらここまで成長しなかったと言われているので、音楽とVtuberはやはり近いところにあるコンテンツだなと思った。
私がBUMP OF CHICKENを知ったのは『スノースマイル』のシングルが出た2004年のことで、インターネット上でBUMP OF CHICKENの楽曲を使用したFLASH動画が存在していた。いわゆるFLASH黄金時代で、『ダンデライオン』とか『K』とか『ラフメイカー』とかがあった。いまは完全にHTML5に移行しているが、私が高校生のころのニコニコ動画の再生プレイヤーもFLASHだった。
YouTube廃人をする前の私はニコニコ動画で動画を見ていたニコ厨だったし、当時はニコニコ動画が全盛期で、友人との間で流行る面白いコンテンツは大抵ニコニコ動画発のことが多かった。Vocaloidもその中のひとつだった。
ちなみに、私が初めて聴いたVocaloidの楽曲は『メルト』で、BUMP OF CHICKENで一番好きな曲は『Fire Sign』だ。

ライバー用語を覚えつつある

https://www.youtube.com/watch?v=Yva28FzjLhA&t=0s

おすすめ欄に表示された葛葉の凸待ち本配信を見た。このあたりはおすすめ欄に流れてくるアーカイブや切り抜き動画をとりあえず流すbotになっていた。脳死でおすすめ欄に表示される動画を見続け、動画を自動再生する日々だった。

凸に来たメンバー(剣持刀也、メリッサ・キンレンカ、健屋花那北小路ヒスイ神田笑一卯月コウ魔界ノりりむアンジュ・カトリーナ早瀬走でびでび・でびる)を知った。
でびでび・でびるを見て、人間じゃない存在もいるのかと驚いた。めちゃかわいい。姿もかわいい。声もかわいい。
知らないうちにレオスにハマっていた友人は、でびでび・でびるにハマっていた。

女性ライバーの声に惚れる

https://www.youtube.com/watch?v=2iRGVa7P_28

生身の人間がいるYouTuberと違い、二次元キャラクターのモデルが話をするVtuberにとって、声の良さも一つの武器なんだなと思った。女性の低音ボイスが好きなので、アンジュ・カトリーナと戌亥とこの声に惚れた。

https://www.youtube.com/watch?v=_E9VKJaFytg

https://www.youtube.com/watch?v=WJkiqvjCu7Y&t=0s

える周央サンゴの自動音声ボイスの真似も良かった。
声が綺麗だし似ているのは前提として、そもそも人間って自動音声の真似ができるものなんだと、Vtuberの芸達者ぶりに脱帽した。
黒井しばにも出会ったが、声云々の前に犬のライバーがいることに驚いた。もうどんな見た目のライバーがいても驚かない気がした。しかし、これはフラグなのである。

芸人顔負けの芸人魂

https://www.youtube.com/watch?v=SDb7PGB5kc4

馬鹿なことを全力で楽しむ姿が好きなので、全力で馬鹿をやってくれるVtuberは疲れた心に沁みた。もともと嵐も顔が良い5人が体を張って馬鹿なことをしてくれていたので、私の根底はそういうものを欲しているんだと思う。
卯月コウ、剣持刀也、シェリン・バーガンディ、ジョー・力一による『女々しくて』はMVの再現度がとても高くて良かった。

https://www.youtube.com/watch?v=hl28jnv7dJw

ローションカーリングなんて最たる例だと思った。
参加者:舞元啓介、剣持刀也、叶、花畑チャイカ、ジョー・力一、加賀美ハヤト
3Dモデルの良さが全面に出ていて、Vtuberの男たちがローションに滑りまくっている姿に腹を抱えて笑った。
この前ジョー・力一の見た目に驚いていていたのに、更に花畑チャイカの濃い目のオネエ姿に更に驚いた。ピエロもぬいぐるみみたいな悪魔も犬もいるのに、オネエもいるのか。色んなライバーがいるなと思った。

月ノ美兎 VS 剣持刀也

https://www.youtube.com/watch?v=Y0HHiHwWD68

おすすめ欄に表示された月ノ美兎が企画した動画はすべて面白かった。特に剣持刀也とのLINE誤爆撤回チキンレースは笑いながら見た。くだらないことを全力で楽しみ、叫ぶ姿が好きだった。
参加者:静凛ギルザレンⅢ世、葛葉、本間ひまわりピーナッツくん、リゼ・ヘルエスタ
ギルザレンⅢ世の見た目に驚きたかったのだが、それよりもピーナッツのライバーがいることに一番びっくりした。生き物ですらない上に、個人勢のVtuberだった。個人のVtuberがいることも驚きだった。

剣持刀也を追いかける日々

https://www.youtube.com/watch?v=P8vUJX6Afsg&t=3s

このあたりから剣持刀也をチャンネル登録して、彼の配信を積極的に見始めていた。彼の配信を見ようと思ったきっかけは、純粋に話が面白いと思ったことと、話題の引き出しの多さ、会話を理解するスピード、語彙力など様々あったが、単純に黒髪短髪の男性が好きだったからっていうのが結構大きい。でも改めて考えると紫髪かもしれない。分からない。あと、笑い方めっちゃかわいい。そういうギャップが良い。
特に『Papers, Please』の配信はいまでも時々見返すくらいには好きな配信である。

https://www.youtube.com/watch?v=de9K6GY9w1A

ヒプノシスマイクを齧っていたので、ラップバトルも楽しく見れた。特に鈴鹿詩子とのラップバトルは剣持刀也が押されがちで面白かった。のと同時に、鈴鹿詩子というコンプライアンス瀬戸際というか、センシティブなライバーもいるんだと知れた回だったし、普通にラップがうまいし声が好きだった。

https://www.youtube.com/watch?v=ei_Rq4yoOCQ&t=131s

剣持刀也、イブラヒム、葛葉、卯月コウとの『虹海賊王決定戦』も見た。剣持刀也は伏見ガクの家から配信をしていたようだが、私はこのとき伏見ガクをまだ知らなかったので、最初の感想は「誰?」だった。剣持刀也の配信の概要欄になんらかの説明もなかったので、私はてっきり「リスナーも周知のリアルの友人」だと思い込んでいた。
2022年7月末まで剣持刀也の配信を見て過ごした。

すいちゃんとテトリス

https://www.youtube.com/watch?v=TNzs1mmECek

剣持刀也のテトリス配信を見たら、星街すいせいのテトリス配信が流れてきた。星街すいせい、テトリスうまい。し、彼女を助けたテトリス世界ランク1位のあめみやたいようのかっこよさに痺れた。この後、結構あめみやたいようのテトリス配信を見ていた。作業にちょうど良いし、なぜかテトリスをしていてもチャット欄やスパチャに反応できるスキルを持っている……。星街すいせいもだけど、すごい。
私はここで初めてホロライブを知った。にじさんじとホロライブ以外にもVtuberが在籍している会社はたくさんあった。会社ごとに方向性も異なればLive2Dの動き方や3Dにもそれぞれ色があった。めちゃくちゃおもしろい。

https://www.youtube.com/watch?v=AAsRtnbDs-0

そう、そして星街すいせいと言えば、先日THE FIRST TAKEにVtuberとして初めて出演した。私はこの2022年8月に星街すいせいを知ったので、THE FIRST TAKEで彼女のサムネイルを見たときはすごく感動した。こんなに短い間しか知らない私でさえも、「ここまで来たのか」と思った。バーチャルの世界は自分が思っているよりもずっと先を行っていて、もっと可能性を秘めていて、挑戦し続けているひとがいるのだと。

いったん正気に戻る

https://www.youtube.com/watch?v=Wja4wMl6Pms

新しいコンテンツにハマるときは、最初に勢いよく摂取して少ししてからいったん落ち着くのはあるあるだと思うのだが、Vtuberに関してもそうだった。定期的に『嵐がいなくて寂しい病』が押し寄せていたのも理由かもしれない。『嵐』で検索をして、たまたまヒットしたジャニーズJr.『Travis Japan』の『サクラ咲ケ』のダンス動画。そこで彼らに出会って、2022年8月の上旬は剣持刀也と並行してTravis Japanの動画も見ていた。
私は自分が思っている以上にジャニーズが好きなのかもしれない。会社の運営体制などにはいろいろ思うところは多々あるが、それ以上に生まれてからずっとジャニーズがいる世界で生きているので、もう切っては切り離せないものになっている。私はジャニーズのアイドルでも体を張るというエンタメ性が好きで、特に『わちゃわちゃ感』がとても良い。

https://mi-mollet.com/articles/-/23720?layout=b

記事の中でも言及されているが、わちゃわちゃは自動ドーパミン製造機なのは私にとってもそうだった。「顔の良い男たちが身内ネタでわちゃわちゃしている」というコンテンツを一度好きになると、ただかっこいいだけでは物足りなくなった。そして、わちゃわちゃを一番手っ取り早く摂取できるのはジャニーズだろうとも思う。アイドルの中で一番身近で、一番露出があり、ジャニーズ側もそれを専売特許として提供してくれる。
Travis Japanを良いなと思ったのも、きっとそれが理由のひとつだと思う。ちなみにTravis Japan、7人中3人の名前が『カイト』。最初は全然名前を覚えられなかった。いまはちゃんと判別ができる。

イブアン地獄デート

https://www.youtube.com/watch?v=Kaszb2sJhtw&t=0s

レオス・ヴィンセント、でびでび・でびるとハマっていた友人はアンジュ・カトリーナにハマっていた。8月に入ったばかりのとある日、友人から「見てくれ」と送られてきたのはイブラヒムとアンジュ・カトリーナのMinecraftでのデートの一幕だった。
ひたすら地獄で手を叩いて笑った。お互いが気を使いすぎてすれ違い、手を繋いで地獄に向かう様は共感性羞恥で顔を覆いたくなったが、それを上回る面白さだった。
この時期はずっとTwitterで『イブアン』で検索し続けるレベルに至り、私はTravis Japanを見ながら剣持刀也を追いつつ、おすすめ欄に流れてくるVtuberの動画を見る生活に戻った。

Minecraft建築士イブラヒム

https://www.youtube.com/watch?v=-Aag4Gaeu9Q

イブアンの一件からイブラヒムのMinecraft配信を見るようになった。彼の建築はとにかくすごい。ただただすごい。作業がめちゃくちゃ早い上に考えられて建築されているし、頭の中に設計図があるのも本当にすごいと思った。センスも良い。『にじさんじ大橋』なんて本当に芸術的で、うっかり最終回で泣きそうになってしまった。話も面白いのでイブラヒムのMinecraftを聴きながら作業をするのが楽しかった。

アニキとコブン

https://www.youtube.com/watch?v=LPC0fhmSe34

イブラヒムと甲斐田晴Minecraft講座を見たら、おすすめ欄に『アニコブ(不破湊、甲斐田晴)』が表示された。
登場ライバー:不破湊、甲斐田晴、森中花咲、本間ひまわり、夜見れな天宮こころ、イブラヒム、加賀美ハヤト、舞元啓介、鷹宮リオンルイス・キャミー、シェリン・バーガンディ
あまりに良すぎて、同じ時期ににじさんじにハマっていたフォロワーに動画を共有した。
にじARKの切り抜きPart1からPart3は定期的に見たくなる動画になった。特にPart2は友人と一緒に見て大笑いをした動画で、ルイス・キャミーの立ち回りが意味が分からなくて好きだ。最初に見た動画がこれだったので、彼女の印象はもう火事場泥棒になってしまったが。
アニコブの関係性、良いよね。

『ROF-MAO』に見た嵐の面影

https://www.youtube.com/watch?v=EqUKTaxHiEE&t=0s

不破湊、甲斐田晴、加賀美ハヤト、剣持刀也全員を経由したからか、無人島生活の動画がおすすめ欄に表示された。彼らによるグループユニット『ROF-MAO』だった。別に独立したチャンネルがあると知ったので、この時期はチャンネル登録をしてずっとROF-MAOの動画を見ていた。
テレビの深夜帯の番組のノリというか、地上波で無人島に行くのは最近ではお笑い芸人ばかりなので、Vtuberは体を張りすぎなのではと思わなくもなかったが、すごく面白かった。わちゃわちゃしていた。好きなわちゃわちゃ感だった。実際に動いている姿が見られるわけではなかたのだが、それでも面白いと純粋に思えたのはすごいことだと思う。
「ROF-MAO面白いよね」と友人に言うと、「『嵐にしやがれ』の雰囲気を感じる」と言われ、結構腑に落ちた。

https://www.youtube.com/watch?v=MirBKatQrdY

社築、伏見ガクを審査員に迎えてのROF-MAOのチャーハン対決。私は剣持刀也に充電器を持ってきてくれたひとと再会した。伏見ガクって剣持刀也のリア友じゃなかったんだ。彼もVtuberだったんだ!
それより普通にチャーハンが美味しそう。その後、私はあんかけチャーハンを作った。おいしかった。

剣持刀也のフィルター越しの伏見ガク

https://www.youtube.com/watch?v=kOIi43bN14E&t=0s

剣持刀也の配信を見ていたら、伏見ガクを避けて通れなくなった。
剣持刀也というひとは、自分のリスナーは伏見ガクを知っていて当然みたいな顔をして、伏見ガクを知らないひとはこの世にいないみたいな口ぶりで話す。同期で相方だということを当時は知らなかったので、「皆さんご存知、僕の相方」と言われて、最近になって剣持刀也の配信を見始めた私は「がっくんって誰?」「伏見ガクさんのこと?」「あ、相方なんだね?」となった。そしてやっとふたりが『†咎人†』と呼ばれていると知った。横文字のかっこいい系のグループユニットが多いイメージだったので、「なんで†咎人†になったんだろう」と思っていた。あと†は必須なんだろうか。

刀ピークリスマス2021

https://www.youtube.com/watch?v=k89o8zF4H-o

ついに刀ピークリスマスに辿り着いた。いまやピーナッツくんの『刀ピークリスマスのテーマソング2022』はTikTokでバズっているが、初めてピーナッツくんを見たときの衝撃は忘れられない。このピーナッツ……、動くぞ!
それはそうと普通にピーナッツくんのつくる音楽は最高だった。個人的に『刀ピークリスマスのテーマソング2021』が好きだが、YOASOBIikura(幾田りら)がラジオ番組で『グミ超うめぇ』を紹介していた。これもめっちゃ良かった。耳に残って、つい口ずさみたくなる曲を作らせたら最強だと思う。
刀ピークリスマスでも伏見ガクを摂取せざるを得なかったので、このあたりで剣持刀也のフィルター越しの伏見ガクではなく、ちゃんと伏見ガクの配信を見ようと思った。

初リアタイした配信

https://www.youtube.com/watch?v=7cX_mbRgORk&t=0s

いままではアーカイブを見るだけだったが、初めてリアルタイムで見れた剣持刀也の配信だった。このときの配信環境があまり良くなかったらしく、伏見ガクの家から配信していた。い、いる〜〜〜〜〜。いたわ。
初リアタイがこれか、そうか、虹海賊王決定戦もこうやって相方の家から配信したのかもしれないなと納得した。が、伏見ガクに指示厨をされた剣持刀也、すごく楽しそうに笑うんだな……。ちょっと負けた気分になった。

†咎人†のリア友感いいよね

https://www.youtube.com/watch?v=FZH4a860yc4&t=0s

†咎人†コラボを何個か見た。
Vtuber同士のコラボ配信というより、リア友と一緒にゲームしています感があって、純粋に良いなと思った。仲の良い男友達感、めちゃくちゃ好き。そういうのが見たかった好きなわちゃわちゃ感。
ふたりの関係性に既視感があったが、それって多分、二宮和也相葉雅紀に通じるものだと思った。似てるとかそんなものではないが、共感してくれるひとがいると嬉しいんだけど、二宮和也も相葉雅紀のことを「身の回りにいるホラーなひと」に挙げていたし、怒らない相葉雅紀を延々といじる二宮和也という構図も含めて……。
伏見ガクと一緒にいる剣持刀也は誰よりも楽しそうに見えた。『ガクくん』と呼びたいが、言いやすさから『ガッくん』になるのを悔しがっているのもなんだか面白かった。「どっちでも良くないか」と思ったのは秘密である。剣持刀也自身はゲームの進捗よりテンポ感を大切にするひとで、止めどなく喋り続けてくれて、リスナーが分からない身内ネタを避ける傾向にあるのに、伏見ガクの前だとテンポ感はそっちのけで騒ぎ、時にアクシデントが起きれば無言になることもあれば、伏見ガクとの身内ネタを延々と擦る。めちゃくちゃ相方のこと大事に思っているなというのが、配信を1〜2本見るだけで分かってしまった。これが俗に言う『てぇてぇ』ってやつなのか。

かえみとがびと

https://www.youtube.com/watch?v=PEoUnyz-PZs

樋口楓を知った。かえみとがびと、めっちゃいいじゃん……。先輩の女の子たちと後輩の男の子っていう図がなんとも良い。バランスが良い。
アソビ大全の配信がギャンブル運のないかえみととギャンブラーのとがびとの構図が面白くて、特にヨットの回がお気に入り。いつかまた四人で配信しているところが見たいと思っている新参者のオタクである。
私は樋口楓の笑い声が好きで、いつか樋口楓と伏見ガクの笑い声を交互に聞ける切り抜き動画が上がることを期待していたのだが、先日それが文野環セミ耐久配信によって叶った。ありがとう、文野環。

https://www.youtube.com/watch?v=cTFNZ5gBjGA

にっこり^^調査隊のテーマ』はYouTubeでよく聴いた曲2022のベスト3位に輝いた。めちゃくちゃ聴いた。選曲も歌詞割りも歌声も衣装も絵も、なにからなにまで最高に良かった。

…おや?

https://www.youtube.com/watch?v=9gp5OK2Iocg&t=387s

2022年8月の中旬、やっと伏見ガクのソロ配信を見た。
配信ができない相方のために家を貸し、ROF-MAOではどれだけ批判されようと甲斐田晴のチャーハンを褒めてチャット欄で全肯定伏見ガクと言われ、優しいひとだなと思っていたんだけど、ちょっと認識が違ったかもしれない。
ドライブデートの切り抜きを友人に教えたら、「怖い」と言って戸惑っていた。私もそう思う。笑い方もちょっと怖かった

https://www.youtube.com/watch?v=Vklkf5SQrt4

ホラーゲームをして、怖がらずに大爆笑するひとを初めて見た。サイコピースマンだとか言われている理由が分かった気がした。サイコパスと優しさが同居するひとって存在するんだ。
私が初めてホラゲ配信を見たのは『零~刺青の聲~』をプレイするアメリカ人の動画だった。友人もこの動画を知っていて、騒ぎまくって暴言を吐き、恐怖でメニュー画面を開くのがホラゲ実況だと思いこんでいたところがあったのだが、ホラゲで笑えるのか? 笑えるのか? そうか……。
私はもともとホラーが好きで、一番好きな小説は恒川光太郎夜市』、ホラー映画は『仄暗い水の底から』と『パラノーマル・アクティビティ』が好きだった。伏見ガクの配信で『仄暗い水の底から』はパチンコになっていると知った。
しかし、ホラーは好きだがゲームがとても下手で、なかなかホラーゲームはできずにいた。だからホラー好きの伏見ガクがゲームをプレイしてくれるのが嬉しかった。ホラゲやりたい欲求が彼によって収まった。怖がらないのでサクサクと進めてくれ、しかもすごく楽しんでプレイしてくれる。見ていて楽しかった。
「誰の配信一番見てしまうかと言われると伏見ガクなんだけど、認めたくない」と友人に言ったところ、「諦めろ」と言われた。

https://www.youtube.com/watch?v=WYbyPSM9U3U&t=7353s

パチンコの話をよくするなと思っていたらパチカスだった。イブラヒムと舞元啓介もだった。その後、イブラヒムはスロカスで、伏見ガクはパチカスだと知った。
だいぶ長い間パチカスの六つ子『おそ松さん』を推していた過去があり、変に知識がある状態で見たのがまずかった。伏見ガク、几帳面なのか全部説明してくれるのでパチンコへの造詣が深まってしまった。隙あらばパチンコの話を入れ込んでくる。
2022年8月17日、観念して伏見ガクをチャンネル登録した。

狐に化かされている

https://www.youtube.com/watch?v=YuAI343K8bI&t=0s

この頃には伏見ガクの配信で気になる動画を見るだけのbotになっていた。友人に「ハマってるね」と言われ「ハマっていない」と返し、「認めたら?」と言われ「認めたくない」を返していた。「狐に化かされている」と言い訳をしていた。本人は断固として認めないが彼は狐なんだ。だから私は化かされたに過ぎないんだ。彼にハマったわけではない、断じて違う、ここが沼なわけはない、沼るわけにはいかない、そもそも私は黒髪推しで彼は黒髪じゃないし……と友人に言ったところ、「黒髪以外は当たってるんじゃないの?」それは、そうなのだが…………。
これは例えばプライドみたいなもので、この砦を陥落させるわけには……。

陥落した日

https://www.youtube.com/watch?v=nTj0HOxkxdY

2022年9月中旬頃、10月生まれの彼は誕生日配信の待機所にフリーチャットを設置した。結局使われることはなく、現在は2023年の誕生日へ日付が変更されている。
あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
これは駄目だ。
認めざるを得ない。
私はなによりも青空を背景に笑う男が大好きだ。
過去に描いたこともある。
完全に理解してしまった。
これか……。
わちゃわちゃ感が好きという思いとはまた別のところにある、性癖みたいなもの。
これだったのか……。
このときChroNoiR(葛葉、叶)にハマっていたフォロワーに「駄目じゃない? もう無理じゃない?」と思いの丈を聞いてもらい、私は伏見ガクに屈したのだった。

3Dお披露目をやっと見る

https://www.youtube.com/watch?v=WvR0PQFmSZ4&t=739s

3Dモデルってデビューと同時に存在したものじゃないんだと知った。
伏見ガク、そもそも見ても見ても素性がまるで分からないひとだと思った。優しいんだか、サイコパスなんだか、天然なんだかまるで分からない。全然分からない。剣持刀也に4歳児並みの頭脳だと言われても、突然配信で『鹵獲』とか『乾坤一擲』とか『後顧の憂いを断つ』とか『幼少の砌』とか突然言い出す。なぜそこが共存できるのか分からない。一生理解することはできないと思う。気遣いができて、太陽みたいで、陽キャで、頼れる優しいお兄さんの裏で「一体なんなんだこのひと」の違和感が過ぎってしまう。分からないから配信を見てしまうを体現したひとだと思った。それはその通りなのだが、このお披露目配信で伏見ガクは優しくて気遣いができるだけではなくて、誠実で、真面目で、謙虚で、エンターテイナーで、新しいことにも挑戦してくれて、努力してくれて、でもその努力をひけらかすことなく、すべて楽しさに変えてくれる。見ていて元気をもらえる。そんなひとだと思った。
彼のデビューが2018年で3Dお披露目が2022年なので、そりゃあ剣持刀也が「誰よりも待ってた」と言うよな。実際本当に誰よりも待っていたのは相方である彼だろうと思うので。聞いた話によると3Dお披露目をしたライバーの中でスパチャ額が歴代最高額だったようで、リスナーはすごく長い間彼の3Dお披露目を待ち望んでいたのが伺えた。そうやって実際に数字で分かるとなお感慨深いものがある。私は3Dお披露目後に出会った人間なので、リスナーが彼の3Dをどれほど待ち望んでいたのかは経験できなかったが、すごく愛されてるなと思った。私も一緒に経験したかった。もうちょっと早くに出会っていればなあ。
と言うと、彼のリスナーは「良い時期にハマれて良かった」「これからですよ!」と言ってくれた。彼も優しいが、チャット欄やコメント欄を見る限りでも彼のリスナーは優しかった。そういうところも温かくて良かった。

トリガー! バァン!

https://www.youtube.com/watch?v=_67_pedQR3w&t=2943s

剣持刀也と伏見ガクを知ったので夕陽リリに出会った。夕陽リリの声がめちゃくちゃに良い。とにかく良い。良い〜〜〜〜〜〜。声も良かったが、誕生日LIVEのこの最後の不穏さはすごく性癖に刺さってしまった。夕陽リリの物語、すごく好きだ。
私、『NARUTO』の春野サクラのおかげでピンク髪の女の子にほとほと弱い。しかも男勝りの正確でなおさら好みの女の子だった。かっこいい……。私は夕陽リリをチャンネル登録していた。
剣持刀也と伏見ガクが楽しそうに暴れていたところは何回も見てしまった。

https://www.youtube.com/watch?v=da8v_O9wwo4&t=0s

3人が『トリガー』と呼ばれていることも知った。剣持刀也のト、夕陽リリのリ、伏見ガクのガでトリガーという名だったが、このときになってやっと咎人も剣持刀也のトと伏見ガクのガだと気付くのだった。
トリガーコラボは『Phasmophobia』が一番わちゃわちゃしていて好きだ。伏見幼稚園と言われているところも良い。伏見ガクの前で自由に振る舞う剣持刀也と夕陽リリが良かった。『Golf it』も定期的に見たくなる。煽り散らす剣持刀也と夕陽リリ、時々どストレートな暴言を吐く伏見ガク……聞いていてすごく元気が出た。
やはり男2人、女1人のスリーマンセルに弱いのが性(さが)。NARUTOもそうだが、ワールドトリガーもだった。トリガーだけにってか、ガハハ。

ハッピートリガーのエモさ

https://www.youtube.com/watch?v=UA8vzvYiIyo

トリガーに家長むぎを加えたハッピートリガー。やっと4人のキャラクター設定を知ったのと、コメント欄の考察が面白かった。聴きすぎて私がYouTubeでよく聴いた曲2022のベスト7位になった。
ちなみにYouTubeでよく聴いた曲2022は以下だった。
3位『かえみとがびと - にっこり^^調査隊のテーマ』
5位『咎ノワール - I'm gonna be OK
7位『ハッピートリガー - アンノウン・マザーグース』
8位『REN ZOTTO - BLUE SUGAR』
13位『卯月コウ/魔界ノりりむ - きみも悪い人でよかった
14位『伏見ガク - Fox step jump
22位『アルバ・セラ - エゴイスト
38位『伏見ガク/夕陽リリ - 透過夏
43位『ILUNA - Let's Get It Started』
60位『ROF-MAO - 前進宣言
67位『伏見ガク - ミーモ・ダンシング
74位『ROF-MAO - I wanna! You wanna!
83位『Luxiem - Jazz on the Clock!!』
94位『夕陽リリ - とても素敵な六月でした
アルバ・セラVERSEⁿ所属のVtuberで、ぽこピーの24時間配信で知った。

https://www.youtube.com/watch?v=UNk4QfAk2Es

マリオパーティー スーパースターズ』だと暴言を吐きつつ仲良く遊んでいたの気付かなかったのだが、交わっていても同じ世界で生きていない4人が一緒にいることが余計にエモかった。16歳で時が止まってる剣持刀也、時が止まった先の未来にいる夕陽リリ、時がずっと続いてすべてを見届ける伏見ガク、時が進みいつか止まる家長むぎ……大好きだと思った。本当に大好きだ。ずっと一緒にいて欲しい。でもいつか来るだろう別れは想像したくないが、想像してしまうと切なさやエモさで叫びたくなってしまう。私は黄昏の人間なので、メリバが大好きだった。
そしてわたしは家長むぎをチャンネル登録した。
余談だが、家長むぎが出た『にじさんじクイズクイーン決定戦』は彼女の膨大な知識量が溢れた素晴らしい企画だったので、ぜひ見てみて欲しい。

推しの同期は推し

https://www.youtube.com/watch?v=hVmK9p0Fnts&t=0s

二期生(剣持刀也、伏見ガク、ギルザレンIII世、文野環、宇志海いちご、夕陽リリ、鈴鹿詩子、物述有栖、家長むぎ、森中花咲)はにじさんじの中でも特に同期のメンバー数が多く、異質でキャラが濃く、変わり者の集まりでだと個人的に思っているのだが、その絶対に誰とも被らない個性を好きになった。やはり大人数で仲良く言い合いしているところを見るのが好きだ。
先日の『緊急企画〜5周年バージョン〜』でも、にじさんじ内だとまもとじゃない枠に入る剣持刀也と鈴鹿詩子しかまとも枠がいなかったのが本当に面白かった。何時間も聞いていられる。
企画されているけど延期され続けている鍋パもいつか開催できる日をずっとずっと心待ちにしている。全員集まれる日が待ち遠しい。

オカルト研究部

https://www.youtube.com/watch?v=450fBcNMNVE

過半数が二期生で構成されているオカ研(伏見ガク、ギルザレンIII世、森中花咲、赤羽葉子)という沼が予想以上に深かった。ギャグテイストのオカルト・ホラーに交じる「……あれ?」という違和感がめちゃくちゃ楽しい。あと、赤羽葉子の物語がめちゃくちゃに好きだ。そういうホラーでオカルトで不穏で物悲しい設定が大好きすぎる。
マヨナカ放送オカルト便』は4人の掛け合いも面白いがオカルトとしてもラジオ番組としても秀逸で、にじさんじライバーがCMしたり、実際にオンエア曲も流れたりする。#2で追加された部員紹介も好き。ホラー映画の終盤で闇堕ちして狂気EDにしそうな奴とか、ホラー映画で一番最初に殺されそうな奴とか、 ホラー映画の殺人鬼側な奴とか、 園芸チャンネルのが似合ってそうな奴とか。
悔やむべきは『にじさんじユニット歌謡祭2022』でオカ研メンバーが歌った『異世界混合大舞踏会』が出演者の希望によりカットされて記憶の中にしか存在しないこと。ギルザレンIII世の3Dとマントの表現のすごさ、伏見ガクと赤羽葉子のウインク、森中花咲の美しさを私は忘れたくない。BD化してください。買うので……。

そして箱推しへ

https://www.youtube.com/watch?v=SjuAIIe0Op0&t=6245s

前述の『にじさんじユニット歌謡祭2022』、お目当ての伏見ガクが3日間全日に出演していたので3日間の通しチケットを買った。ヒプノシスマイク以来のオンラインコンサートだった。
終わってから思ったのは、3日間のチケットを買って本当に良かったということだった。推しは見られたし、知っているライバーもいたし、知らないライバーもいたけれど、どのユニットも素晴らしかった。出演者は事前に知らされていたが、どのユニットで歌うのかは分からなかったので、「このユニットで歌うの待っていた!」と「このユニットで歌うのか!?」があって、見ていて楽しかった。
1日目のオカ研『異世界混合大舞踏会』、かざリリむぎたま『チャンバラジョニー』はもちろん、かえみと『ロマンスの神様』はこのにじさんじMMDの公式逆輸入らしく、さすがとしか言いようがなかった。良かった。何回もリピートしてしまった。2日目の咎人で歌った『大不正解』は感動したし、3日目の囚われの俺達(伏見ガク、叶、三枝明那、甲斐田晴)『ココロオドル』もなんかもう、とにかく良かった。私はここでやっと『VΔLZ(甲斐田晴、弦月藤士郎、長尾景)』を知った。長尾景と甲斐田晴って同期だったのか……。この3人、歌がエグいほど上手かった。
みんな良かった。みんな好きになってしまった。いつもハマったジャンルは大抵箱推しになるが、今回も箱推しになってしまった。でも何度でも言うが、大人数で仲良く喧嘩してわちゃわちゃしているのを見るのが人生なんだ。仕方がない。
そして忘れてはならない、にじさんじ吹奏楽部(樋口楓、える、森中花咲、鷹宮リオン、葉加瀬冬雪、エリー・コニファー、健屋花那フレン・E・ルスタリオ)。いつか楽団ができるんじゃないかと思ったが、吹奏楽団だが、その通りになった。個人的にコントラバスのフレン・E・ルスタリオがかっこよかった。早くセラフ・ダズルガーデンの3Dが待ち遠しい。ここにバイオリンが加わる日も近いんじゃないか。そんな日が来るまで追い続けたら楽しいだろうな。そうなりたい。

まとめ

https://www.youtube.com/watch?v=HuUe34mOGjA

私は趣味で漫画を描いたり二次創作をしている身だが、それは『アウトプットする趣味』で、『インプットする趣味』も別に必要とするタイプだった。それはいままでは嵐だったのだが、ずっとそこに永遠にあるものと認識していたので、嵐が休止するまで必要だという実感がなかった。それがなくなってしまったことで、アウトプットする気力も失われてしまい、コロナ禍もあり、精神的にすごくつらかった。アウトプットする趣味とインプットする趣味と両方あってこそのバランスだったのだといまなら思う。
嵐が休止してYoutube廃人をしていたらVtuberに沼って推しができた。正直、嵐が休止していることはすごく寂しいし、心の穴が完全に埋まったとは到底言えないが、その寂しさを紛らわすことができる熱量で推せるものができたのはすごく幸いなことだった。
先日公開された二期生の『Blessing』は、半年足らずしか知らない人間でも感慨深くて泣いてしまった。こんな短い間だったけど、「推していてとても幸せ」だと思え、これからも絶対ずっとずっと推していきたいと思う。

さいごに

https://www.youtube.com/watch?v=xmIHFw4K2_A

最後に、『NEEDY GIRL OVERDOSE』の配信が伏見ガクの優しさとサイコパスが同時に浴びれる良い配信だと思う。めちゃくちゃ面白いので、ぜひ見てみてください。
人生初スパチャと初メンバーシップは彼に捧げてしまった。こんなにハマるとは、2022年5月当初の私は思わなかった。おもしれー男だ、伏見ガク。
でも、出会えたことに感謝したい。にじさんじ運営、ライバーのみなさま、二期生のみなさま、アクターのみなさま、本当にありがとうございます。
そして、にじさんじを知るきっかけとなった壱百満天原サロメ嬢、彼女がデビューしなかったら、きっとこの世界を知ることもなかった。心から感謝しています。

https://www.youtube.com/watch?v=h0FGyXplMhs

余談ですが、嵐の『愛を歌おう』は伏見ガクにぴったりだと思っています。
彼は私たちアクターの道を照らす灯台。

主語が大きくなりました。ここまで長々読んでくださりありがとうございました。1万7000字を超えたのでこの辺にさせていただきます。
ちなみにヘッダーが2022年8月頃に描いたものでした。

https://note.com/diawel/n/nfce54e054e77

記憶が曖昧だったので、YouTubeの全履歴をGoogleからエクスポートし、こちらのサイトを参考にさせていただきました。


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