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【提言記事】ChatGPTの学校教育への導入

ホームページの読者の方から「ChatGPTの学校教育への導入」をテーマに政策提言を書いて欲しいというリクエストを受けました。
このテーマに関しては知人の議員さんに要望して仙台市議会でAI時代の学校教育について質問していただきました。
具体策としてどうすべきか方針とプランについて提示してみたいと思います。


1.仙台市議会での議論

まずは現状議会で行われている議論をおさらいしてみましょう。
AI時代の学校教育について仙台市議会の本会議で仙台市の教育長向けに質問がありました。

昨今、AI活用が議論になっています。最近ではこの生成AIに作業させるスキルを持つプロンプトエンジニアという仕事が生まれ活躍の場が広がっています。
実はこの質疑の一部も(中略)他都市比較の作成に生成AIを活用し、事務所で審議を確認したところ、高い精度を誇りあらためてAIに対して大きな期待をいただきました。
一方分析までをAIが行うことは時期尚早と言うことも分かりました。
分析はその時々の社会情勢も加味することから現段階の政策分析や議会での質問答弁においてAI活用は難しいというのが実感です。
つまりは、議会も役所もまだまだ立案に関しては社会の情勢を鑑みて人が行うことが重要です。しかしその前段階のデータ収集などはAIが行う方が圧倒的に効率的です。
このAI時代を迎え教育の変化も考えられるところです。教育長のご所見をうかがいます。

出典:仙台市議会インターネット中継より
令和5年第2回定例会5月31日 本会議(代表質疑)
市民フォーラム仙台 郷古 正太郎

AI時代おける教育についてのお尋ねについてお答えします。
現在の社会は生産年齢人口の減少、グローバル化の進展や、急速な技術革新により社会の在り方や構造が大きく変化しており、ますます予測困難な時代になってきていると感じています。
こうした時代を生きていく子供たちにとっては進歩する技術を活用しつつ、多様な情報を見極めるなど、思考力を高め情報を適切に活用する力を身につけることが重要であると認識しています。
AIに関しては様々な観点から国でも議論が行われており、本市もこうした動向を注視しながらAI時代の教育について考えていきたいと思っています。

出典:仙台市議会インターネット中継より令和5年第2回定例会5月31日 本会議
教育長の回答

現状の方針は下記の通りと言えます。
①子どもたちが進歩する技術の活用できるようにする
②情報を見極める思考力の養成する
③国などでのAIに関するガイドラインの整備を注視する

この3つの方針に関してこれから具体策が求められるところなので一案として提言を書いていきたいと思います。

2.文科省の生成AIガイドラインについて

7月4日に文科省が小中学校における生成AI活用の暫定的なガイドラインを作成しました。
まずはこのガイドラインの内容について紹介していきます。

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