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未来への対応: マクロ経済環境から見るリスキリングの重要性

リスキリングという言葉がビジネスや政策の分野でよく聞かれるようになりました。
そこで今回はリスキリングが必要とされる背景についてマクロな視点から考えていきたいと思います。

リスキリングに関する最大の目標は10億人規模

リスキリングに関する最大規模の取組が世界経済フォーラムの「Reskilling Revolution Platform」です。

このページのトップにはこのように書かれています。

Transforming education, skills and learning to prepare 1 billion people for tomorrow's economy and society
(
教育、スキル、学習を変革し、10億人を明日の経済社会に送り出す)

世界経済フォーラム、Reskilling Revolution

このプロジェクトはSalesForceの会長やイバンカ・トランプ(トランプ前アメリカ大統領の娘)等が中心となって進められています。
2020年1月に開始され、2030年までに10億人の人に教育、スキル、経済的機会を与えることを目標としています。

雇用市場の見通し

雇用市場では、2025年までに世界の労働力の半数が再教育を必要とする可能性があるという見通しが示されています。

リスキリングの大元のトレンドとしてのReskilling Revolution

昨今日本政府によるリスキリング推進や企業でのリスキリング実施など様々な取り組みが行われていますが、1番大元にはReskilling Revolutionの影響があると考えられます。10億人規模の影響の大きいプロジェクトですので、今後も注視していきたいと思います。
今回はプロジェクトの紹介でしたが、中身についても追々解説記事を出したいと考えています。


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