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【論文紹介】政策実施の際の環境分析の方法について

1.政策の利害関係者の明確化って大変問題

何かしら政策を打つ際には事前に利害関係者を明確化することが重要です。
政策の影響が分かりますし、利害関係者が分かると合意形成もスムーズに進められそうです。

今日は環境分析というフレームワークを国内の政策で利用できないか検証した論文があったので紹介します。

論文の概要

2.環境分析の4段階

2-1.イシュー分析

政策課題の特定と問題点を抽出する。
時系列ごとに、行政が行使できる影響力がどのように変化するかが焦点

2-2.マクロ環境(STEEP)分析

マクロ環境をSociety(社会)、Technology(技術)、Economy(経済)、Environment(環境)、政治(Policy)の分野の観点で分析する。

2-3.シナリオ分析

各ステークホルダーが重要視するイシューとマクロ要因を掛け合わせてマッピングする。
最終的に再楽観シナリオと再悲観シナリオを描きだす

2-4.ステークホルダー分析

主要なステークホルダーについて、各々のカジノ特区に関する対応とその動機付け等について分析を行う。

3.次に読む文献

紹介した各種の分析は「戦略と競争分析ービジネスの競争分析方法とテクニック」という書籍で紹介されているようなので、参照する。




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