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メンバー#1/Hiroyuki AKASHI

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場ヅクル・プロデューサーをしている、Hiroyuki AKASHIのストーリー。東京時代に、まちづくりのコンサルタントとして全国を飛び回る。富山に移住してから、地方の食文化に興味… もっと読む
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#場を持つ

#4 ローカルだから、カフェは面白い(2)

前回の記事、「ローカルだから、カフェは面白い」の続きです。 今回は、店づくりに向けたリアルな思考プロセスについて書きました。私が仕事で提供できる価値のエッセンスが詰まっています。 全国各地でまちづくりのコンサルをしていた頃から経験したことをもとに、考えに考え抜いた仮説を具象化する試みです。 書き始めると、とりとめがなく、散乱した文章となるので、仮説を要素ごとに分解してみて、まとめてみました。ぜひ、ご覧下さい。 二周回って、プロダクトアウトの時代。ここは、富山県のなかで

#3 ローカルだから、カフェは面白い(1)

私は、富山県射水市を流れる内川のすぐ側にあるカフェ「uchikawa六角堂」を経営しています。今年でオープンして7年になりますが、年間2万人くらいのお客さんが訪れるカフェになりました。 移住した土地で、素敵な町並みと出会い、そこで見つけた築74年の空き家をリノベーション。なぜ、こんな田舎の片隅の漁師町でカフェをやろうと思ったのか、どれほどの勝算があったのかとよく聞かれます。 今まで新聞、雑誌、テレビなどのマスコミの取材では、読む人、観る人にわかりやすく伝わるため、あんまり