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オススメがそうでもない

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

律儀というわけでもないんですが、知り合いにオススメされたものはなるべく試すようにしております。

わざわざオススメしてくれたということは、そのオススメの素晴らしさをボクと共有したい、ということです。

また、ボクならその良さを理解してくれると期待してくれたのですから、それに応えるために試すのです。

試した後に、オススメしてくれた人と同じ気持ちになりたいと思いながら、試します。

オススメがそうでもない

オススメしてきた人と同じ感想をいだけるのが、いちばんいいのです。

ところがそうは思えない時、どういうリアクションをすればいいのか、たいへん困ります。

映画や本

映画や本の場合、オススメの作品がつまらないとなることはほぼありません。

知り合いになってるぐらいです、感性は遠からずでしょうから。

オススメされるほどの面白さは見出せなかったものの、面白くないわけではないということになることが多いです。

こうなると、どの辺に面白さを感じたのか、という話し合いを果て、仲を深めることが出来る気がします。

あのシーンにはこういう元ネタがあるから面白い、というようなことがあるので、さらに踏み込んだ会話となりやすいと思います。

食べ物

ところがこれが食べ物となるとそうは行きません。

特にこだわりのある人のオススメにダメ出しするハメになったらかなり面倒です。

ボクの知り合いにラーメンに詳しい人がいます。

多くの美味いと言われるラーメン店を食べ歩き、美味いラーメンがどういうものであるかを理解している男です。

その彼が、ボクにとあるラーメンをオススメしてきました。

バカほど並んだがその価値がある、食べログで4点以上、これを超えるものはなかなかない、というような絶賛の嵐でした。

この絶賛の嵐はマズいんです。

異を唱えにくくなるからです。

で、ボクもその店に行きました。

言ってた通り、考えられないほど並びました。

実はこの時点でボクはダメなんです。

食事を食べる権利を得るためだけに使える時間は、よっぽど食べたいものでない限りは最大1時間です。

ところが2時間ぐらいは並んだんだったかな?

空腹の峠も超えてました。

彼曰く、そんな苦労が吹き飛ぶ美味さらしいけど、そんなラーメンはボクの中では存在しないのです。

ついに食べたラーメンは、確かに美味しかったのですが、正直なところ、2時間近く並んでまでのことはなかったのです。

2時間待ったということは、ボクの時給が当時1,000円ぐらいだったとして、ラーメン代が1,300円ぐらいだったかな?だから、その一杯が3,300円の価値を感じて、やっとトントンなんです。

そんなラーメン、あるわけないんです。
※あったらごめんなさい。

で、食いに行った結果を素直に報告してしまいました。

ここで、少しぐらいは気を遣って余計なことを言わずに美味しかったよ、といえば良かったんでしょうが、そのままあんなに並んでまで食うほどのことはなかったと伝えました。

すると、彼はかなりガッカリしてしまい、もうお前には何もオススメせんわ、となってしまいました。

それから食べ物の話になるたびに「お前の口に合わんかも」をいちいちつけてくるようになりました。

ウザかったです。

食べ物は好みがありますからね。

食べ物の恨みは怖いと言いますし、仲が良い人でも気を付けたいものです。

ちなみにその彼とは現在疎遠です。

それではまた。

ありがとう!

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