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ゲームの世界でも”教えてもらう”ことが大事だという話

たまーに記事にも書いているのですが、筆者にはゲーム業界の”師匠”がいます。この人がいなければ、今の自分はない!と言い切れるくらいの恩人なのですが、その人といつも話すことが「ゲームの正しい作り方なんてのはぶっちゃけわからないけど、基礎や確かな技術というものは存在する」ということです。

結構ゲームの世界って感性でみんなやってるように思うかもしれませんが、明確な技術、思考というものは存在する。と筆者は思っています。例えばある一つの事柄に関して、みなさん歩んできた道は異なるので表現は違いますが、本質的には同じことを言っていることが多いです。優秀な人には”共通の感覚”というものはあるものだと確信しています。

今日はそんな話を書いていこうと思います。

音楽も絵も、やっぱり基礎技術はある

結局、この見出しの言葉に尽きます。ゲームの正解なんかは誰にも分からないですが、共通した基礎技術というものは絶対に存在するのです。もちろん体系化されているものもありますし、そうでないものも存在します。特にゲーム業界はまだ業界が若い世界なので、そういったものが確立していないこともあります。

同じクリエイティブ要素が強くかつ歴史も圧倒的にある音楽の世界や絵の世界と全く同じですよね。音楽も美術も”先生”が存在するほどはやっぱり基礎知識というのものがあるわけです。どんな有名な音楽家や絵師でも、大概の場合は先生がいるような学校で勉強したり、お手本にするような人がいたはずで、クリエイティブな世界でも先人の培った技術というのは確実に存在します。

だからこそ、先人に教われるのは明らかに得

その点においては他と変わらない世界ですので
”先人に教えてもらう”というのはとても効果的です。ただ、ここで気をつけないといけないのは”人間には相性というものがある”ということ。どんなに名コーチと呼ばれている人でも人間なので、波長だったり教え方が合う/合わないが出てきます。合わない人の言うことを聞いても咀嚼しきれないし、やっぱり心の底から納得できないのでダメだと思ったら受け入れる必要はありません。

しかし、先人に教えてもらうときには素直に一度全部飲み込んでしまう。これも大事です。最大限咀嚼して合わないのであれば必ずしも聞く必要はありませんが、初めから飲み込まないのは失礼に当たります。全部飲み込んだ上で合わなかった。ということはある種仕方がありません。が、はじめから飲み込まない態度を見せてしまうと”波長が合うかもしれない先人”に巡り会う可能性を消すことになってしまいます。難しいですね。結局は巡り合えるかは”運”ですが、その可能性を消さないような振る舞いや姿勢はする必要があるのだと思います。

型破りは確立した型がないとできない

最後に筆者が好きなこの言葉を紹介します。
型破りは型がないとできないので、まずは基本の型を身に付けないと飛び出すことも捻ることもできなくなる。というシンプルな話です。

なので、まずはその型を確立するというのがゲームの世界でもすごく大事です。その型ができるまでにおそらく最低3年くらいはかかります。石の上にも3年という言葉っておそらく”型ができるまでは3年かかる”ということじゃないかなと筆者は考えています。”自分のスタイル”という型を構成するのはそれからの話なんだろうな。と思っているわけです。

思えば転職を決めたのも3年間やり切って、外に飛び出そうと思ったのがきっかけでした。ものすごく合わなかったり理不尽な思いをしていなければ、まずは3年いろんな人に教えてもらいながらやり切るということをしてみると良いのかもしれません。筆者はゲーム業界のことしか分かりませんが…

とはいえ、筆者もまだまだです。いろんな人に教わりながら日々邁進していきたいと思います。お読みいただきありがとうございました。



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