巨大な赤ん坊になる男

この本を読みました
夫側の視点で書かれていて、結果としてはモラハラを自覚して、なぜそれがいけなかったのかを自助グループで話し合い、課題を共有し合い、モラ夫は徐々にモラハラをしなくなり、最終的には復縁した話

この中で書かれているのが、「モラハラする側は、巨大な赤ん坊になる」という箇所
赤ちゃんは不快さを泣いて知らせるしかできない
自分のことは自分で出来ない
空腹も、おむつが濡れて気持ち悪いことも、飽きたから構って欲しいことも、全部「泣いて知らせる」

モラハラ夫は大人ではあるのに、家庭内で突然「巨大な赤ん坊」になり、「自分を不快にする周りが悪いから、自分は何もしないが、忖度して自分をご機嫌にするように行動しろ」という圧をかけてくるようになる

えー…、意味判んない
自分の機嫌は自分でとりなよ
ってか、なんで働いてるだけなのに、そんなに偉そうになれるんだろう?
それって、自分が無能なだけじゃん

この本では、専業主婦の妻に対してマウントを取り、自分のプライドを保つバカモラハラ夫として描かれていて、私の元夫に比べたら、まぁ、経済的には頑張っていたから1万歩譲って「プレッシャーに負けたんだな」って理解(したくないけど、無理やり)できないこともない
そして、自分の悪い点を反省し、改善し、繰り返さない努力と、そもそもの原点がどこだって探し当てて、その問題点(親との確執)について対峙しようと努力したところは偉いなって思う

でも、私の元夫はダメだ
・共働き
・家に関する費用は、最終的には私の方が多く出していた
・家事しない
・育児しない
・でも家の中では威張り散らす
・家の頭金を払ってない
・貯金ない
・結婚式、指輪、新婚旅行、これらのことを一切やらなかった
・母親には見栄を張る
・子供の関係のスポーツ団でも見栄を張り、子供を犠牲にする

これでさらに私や子供に対してモラハラをはたらいていたので、この本の主人公のように自身を振り返り反省することはないんだろうな

でもさ、世の中、こういう男だらけなんだよね
99%の男は、この本のようにはいかないと思うよ
残念だけどね
なんせ、「家では巨大な赤ちゃんになっていいし、妻と子供は自分のご機嫌を取るだけの道具でしかない」って、本気で信じてるバカばっかりだからね
早く昭和の頭コチコチな男どもは消滅してほしい

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