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早期発見した病気(ステージ0乳がん)のことVol.28(手術後の経過と入院費用)

1回目と比べると、体も楽で入院期間も短かっただった2度目の入院ですが、期間が短いだけで、退院後に体力の低下をさほど感じませんでした。今回はシリコンに入れ替えた再建部分の状態や退院後のケアのこと、保険解約済だったこともあり、ちょっと不安だった入院費用のことについて振り返りたいと思います。

1.再建した左胸のこと

今回の入院では、再建する左胸からティッシュエキスパンダーを取り出し、シリコンに入れ替えるという手術をしました。
最終形となるシリコンは、1度目の手術で摘出した乳腺の容量や、右胸の形を考慮して2〜3候補を用意して下さいました。

後から医師が話してくれたのですが、手術時にシリコンを装着し、上体を起こして左右のバランスを見ながら決めたとのことです。

手術後は前回同様、胸帯をしていたので、再建された左胸を見たのは術後2日目の処置時でした。

再建後の左胸は右胸と比べると少し大きい感じがしました。それは医師にも言われたことです。私の右胸が小さすぎることもあり、ちょうど良いサイズのシリコン手配が難しかったのかもしれません。
「右の大胸筋を鍛えます!」と明るく振る舞いましたが、ちょっと想定外でした。

服を着たら明確にはわからないと思いますが、温泉ではちょっと気を使いそうだなと思ってしまいました。
あくまでも私の主観ですが、胸が大きい人ほど再建の仕上がりが自然になるのかも知れません。

また左胸を触ってみたところ、思ったよりも固かったです。これも私が痩せていることが影響してそうです。。

とはいえ、半年かかってようやく再建が終了しました。
今はとりあえずホッとしています。

2.退院後のケアのこと

手術箇所とドレーンを抜いた跡は入院後は炎症を防ぐ軟膏を塗り、その上をガーゼでカバーしていました。左胸は退院日に抜糸し、その後はサージカルテープを貼りました。
退院後数日間、自宅でも同じ処置をし、入浴後に付け替えるということをしていました。

また再建した胸に入れたシリコンが上に上がってこないようにするために、術後1か月間は胸帯をつけて過ごすように言われました。

前回同様、左手は肩より上に上げないように言われました。

3.2回目の入院費用

2回目の入院費用は約9万5千円でした。私は1回目の入院後に退職をしました。その関係で前職の福利厚生プランの一環で加入していた保険は解約していました。(健康保険は任意継続)

因みに今回も、追加料金が発生しない4人部屋でした。
保険が無いことで少し不安ではありましたが、入院時に払った10万円の保証金の範囲内で収まり、安心しました。

これも乳房再建手術が保険適用になっているおかげです。
改めてありがたいなと思います。


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