【ライブレポ】THIS IS MY PERSONARITY

ついにライブまで1人で行ける人になりました。前からやけど。(笑)


1.19 高橋優 LIVE TOUR 2021-2022 THIS IS MY PERSONALITY 
@大阪フェスティバルホール

実感の湧かぬ会場入り

優さんに会うのは5年ぶり、オフラインでライブに行くのは2年ぶり。会場に着くまでも、着いてからも、1人だからか全く実感が湧かず。
座席は3階の端の方で、高所恐怖症の私にはちょっと怖い位置ではあるけど、同じ空の下に生きているだけ感謝な人と、同じ空間、同じ時間を、たった2時間でも共有できるなんて、素晴らしすぎること。勇気出してチケット買った1ヶ月前の自分を褒めてあげたい。

まず、圧倒的に会場の治安が良かった(決して他が悪かったわけではないですが)。
お手洗いが長蛇の列になってないのが新鮮。やっぱりファン層と会場の規模が変わると雰囲気全然違います。今まではドームレベルの会場で、10代20代が大半のライブ行ってたからそりゃ当然か。

コロナ禍での初オフラインライブ、どんなもんや。

いきなりの大号泣

予定時刻から5分押しで始まった、冒頭の映像。おそらく優さん本人が書かれたであろう文章に、いきなり涙腺崩壊。

「皆さんと会えることを信じて疑いませんでしたよ」

いや、何それ。
なんだろう。
そんな、確証を持った言い方をされたのはたぶん初めてだった。
"早く会いたいです""離れていても繋がっています"
そういう言葉はたくさん聞いてたのに、意味としては大差ないはずなのに、

絶対会えるから

という確固たる自信が、少ない言葉の中に滲み出ていて。

「皆さんが声を出せない分、僕が代わりになります」

ありがとう。
感謝と感動といろんな感情が入り交じって、開始からわずか2分ほどで大号泣してしまいました。

ピックアップレポ

全部紹介できたらいいんですが、記憶が曖昧なので印象深いものだけピックアップしてます。でも本当に全部最高だった。

RUN

タイトルの通り疾走感溢れる爽やかな曲。オープニングにはピッタリなのに、5年ぶりに聞く優さんの生声に感動&冒頭の映像の余韻で涙止まらず。
ステージのど真ん中で、白いスポットライトを全方位から浴びて浮かび上がる演出がすごくかっこよかったです。

八卦良

はっけよいと読むみたいですが、これはきっと「F**k you 」の当て字でしょう。がっつり歌詞にFワード入れちゃうあたり。アウトやろ。(笑)

DANCE WITH ME

一番、This is 優さんって感じの歌(語彙力)。
イントロ始め随所にある笛の音がすごく好き。

ORION

「笑えないなら笑わなくていいし泣きたくなったら泣きじゃくればいい」っていうサビの歌詞がすこぶる良い。優さんの歌って、そのまんまでいいんだよ、って全部肯定してくれてる気がするんです。あぁ自分生きてていいんだ、と思えるみたいな。

MC
ツアー中、各地の名物を差し入れし続けていたという優さん。自分は制限してるから食べられないけど、代わりにスタッフさんたちに食べてほしいという気持ちからだそう。もうまずその行動に優しさが溢れすぎてる。(泣)
しかし1人で買いに行ったら、2日連続で大阪の地下街を迷子になって、ファンに迷子バレたけどカッコつけて、大丸に向かってる途中って言ったら「ここ大丸ですよ」って言われたんだって。何それ可愛すぎん。しかもオチ完璧。
差し入れの品は「マダムシンコ」(大阪生まれのお菓子ブランド)を選んだらしいのですが、それを最初ずっと標準語の発音で言っていて、地元民多めの客席からうっすら笑いが起きたんですね。もちろん私も笑いました。決してバカにしてるとかではなく、ただただイントネーションの違いってだけなんですが、なんか可愛いんです。そしたら案の定、「なんで笑うんですか?」とプチおこ(可愛い)。バンドメンバーの方に正しいイントネーションを教えてもらったら、それはそれでお気に召したのか、その後永遠にリピしてました。


フライドポテト

MCからの繋ぎが上手かった。2021年は健康志向になって食事制限とか始めたけど、部屋にこもって曲いっぱい書いてた2020年の生活の反省からですって話になって、まさにその当時の生活をそのまま歌にしたそう。「食べて寝て動画サイト見て」「ボヨンボヨンに太った」らしいので、かなり自堕落な生活だったみたいです。作った本人も面白くなったのか、歌いながら笑っちゃう声が音源にしっかり入ってるのもポイントです。
スクリーンで流れてた映像も、2次元化した優さんとバンドメンバーの皆さんが、まるまる太った姿でわいわいしててめちゃくちゃ可愛かった。あれでグッズ出してくれたらいいのに。青田買い確定やで。
最後の歌詞を大阪の食べ物に替え歌してくれたのも嬉しいポイントでした。

ABC

前の曲がポップで可愛らしかっただけに、落差がエグい。同じ人が歌ってるとは思えないくらいの闇感。このギャップこそが優さんの魅力です。

自由が丘

なんとキーボーディスト優さん登場。事前知識ゼロで行ったので(MVでも弾いていたことは後日知りました)、びっくりするやら感動するやら。改めて思いましたが、楽器演奏しながら歌うのって本当に難しいことなのに、努力して努力して、結果的にサラッとやってのけちゃう優さんってマジでかっけえ。

ever since

(歌は4:05~)

まあ、メロから泣かせてくるだろうなとは思ってたけども。MVも見てわぁ…ってじんわりしてたけども。もうね……私のマスカラ返して(違う)
個人的に去年はいろいろ辛いことが凝縮されてた年でして、前半ではそれを思い出して泣いてたんですけど、この曲はなんか、家族を思い出したというか。たぶん優さんも自分のご両親に対して書いてる曲だと思うんですけど、見事に自分と重ね合わせてまた号泣しました。

one stroke 

(↑完成版)

曲の前に、「このMVは未完成です。」から始まる映像にやられた。ただ、文字が淡々と綴られているだけなのに、それだけなのに愛がひしひしと伝わってきて。そして最後。「本当の完成は、(中略)みなさんとこの歌を歌う」そこで不自然に文章が途切れました。次の瞬間、
「今日ですね」
それだけが画面にフワッと浮かび上がってきて、わけがわからないくらい涙が溢れました。こんなに、一体感というか、一緒に作り上げるんだよ、って全力で伝えてくれて、かつそれを聞いた人の心に染みわたらせることができる人って、優さんくらいしか私は知りません。その後も、スクリーン上のMVに今回のツアー会場が、中止になったところも含めて一つ一つ映し出されていて、またそれで泣いて、以下ループ。(笑)

東京うんこ哀歌

今回のアルバムで1番意味不明な曲。いやもうほんまに意味わからん。ものすごく堂々と、ドヤ顔で「うんこ!うんこ!」って叫ぶし、うんこポーズなるものまで作り出して、アウトロはそのポーズで1分くらい微動だにしない。あれは絶対YOSHIKIさん意識してたと思う。うん。
型にはめた見方はしたくないけど、男性っていつまでも下ネタ好きな人が多いっていうのはきっと事実なんだろうな(笑)おかげで涙は一瞬にして乾きました。ただ会場全員でうんこポーズするのはさすがにちょっと恥ずかしいですよ優さん。

私の推し曲です。1つの音にこれでもかと言葉を乗せる優さんスタイルが全面に出ているし、なんと言っても歌詞がすごく前向き。元気出る。

Piece

メロディもリズムも清涼感にあふれてて、1番ノリノリになれた曲。それでいて歌詞も上手くて(上からでごめんなさい)、やっぱり優さんの詞って比喩が良すぎるよなあ…としみじみ。

こどものうた

歌詞とタイトルのギャップがすごい歌。ギターの音がでかすぎて歌詞がほとんど聞き取れませんでしたが、この歌が一番かっこいいです。神曲なのに衝撃的でドストレートな詞ばかりなので公共の電波にほとんど乗らないのが悲しい…
動画もぜひ見てほしいです。流血&メガネ吹き飛ばしてまで全力で歌う姿が刺さります。

明日はきっといい日になる

言わずと知れた優さんの(世間的に)一番有名な曲。5年前のライブではラスサビを一緒に歌えたのですが、このご時世そんなこともできず。その代わりずっと手拍子して体揺らして、それはそれで楽しかったので悪くないかなと思います。

終わりに

3時間、本当にあっという間でした。ライブ行くといつも思うけど、なんであんなに一瞬で時間過ぎるんだろう。
最後はマイクを外して地声で挨拶してくれて、深々とお辞儀したまま1分くらい頭を上げなかった優さん。あー本当に終わっちゃうんだな…と寂しくなったけれど、満足感と感謝でいっぱいで、すごく幸せでした。

アルバムも買ってなければ、テレビもラジオもSNSもそんなにちゃんと追ってないし、曲を聴いたのはライブ直前、そもそもライブ自体久しぶり。正直始まるまでは楽しめるかちょっと不安でした。ライブに行くほどのファンだと名乗ってもいいのかな、なんて無意味な心配をしてもいました。

でも、優さんの歌声を聴いていて思い出したんです。自分がどれほどこの人の歌に救われてきたのかを。しんどい時にどれほどこの人の言葉に涙し、勇気づけられたかを。
やっぱり、私は優さんが大好きだ。
生きていて、出会えてよかった。
そんな感情が湧いてきたライブは人生で初めてでした。

泣きすぎてアイメイクが見事に全落ちしたため、前髪で必死に目元を隠しながら家路を急いだのは余談です。なんでメイク道具置いてきたんだ私…


優さんの魅力はもっともっと語りたいので、後日別のnoteにしたいと思います。
You are not Alone.
本当にありがとうございました♡

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?