20240515 | kawaii目線でひやかすイスラム寺院観光
Rさんと懸案の代々木上原の東京ジャーミィへ。
思想的なものはなく、ただただ「なんかカワイイ建物らしい」という浮ついた気持ちで向かう。
ほんでジャーミィてなに?イスラム教の寺院てムスクでは??
インターネット先生にきいてみよう
へぇ。
おっきぃのね。
@東京ジャーミィ
代々木上原駅を出てすぐの交番を右に曲がり、まっすぐ歩くこと5分足らず。
周りの高い建物で見渡せないため、突然現れる東京ジャーミィ。
建物入って1階は、受付と、書籍や資料、伝統工芸の小物を販売するコーナー。
礼拝堂は2階。
事前に公式サイトの説明にあった通りに、髪を隠すスカーフと、肌を隠す長袖の上着をくるくる巻いて、おじゃまします。
あかるい!
かわいい!
キリスト教系の荘厳でともするとグロテスクなくらいの圧のある装飾とも、日本の寺院の静謐な緊張感ともちがう、白くて、軽やかで、ふわ〜っとした明るい天国。てかんじ。
白を基調に、青と、差し色にゴールド。ポップな幾何学模様と、まぁるい曲線。ホイップクリームみたいなレリーフ。こまこまと几帳面に彩られたステンドグラスもかわいい。総じてカワイイ。
イスラムは偶像崇拝はだめ派ちゃんなので、アラビア文字を文字組みした意匠が時には模様のように、時には絵のように組み込まれていて面白い。
あと幾何学模様。
具体的な意匠を使わずに信仰を表現すると、「こう」なんだ〜って感心。
1階奥には売店もあって、ハラール食料やトルコのお菓子、お惣菜や雑貨などのお土産物が揃う。
家用のお土産には、たぶんトルコのベーシックなお菓子と思しき、いろいろなメーカーやフレーバーでずらりと棚にならんでいた「ターキッシュ・デライト」。
坊用にトルコの男児に人気というほっそい糸上のグミがグシャグシャに絡まってパッケージングされたしょうもない駄菓子。
絵本「トルコのぜーらおばあさん、メッカへ行く」。
…を購入。
コーランも売っていて、これがまた装丁がゴージャスで、イスラム文字も美しく、欲しくなってしまったけど、こんな物欲まみれの気持ちでよそ様の経典を手にしてはいけないと思いガマンした。
あと、入り口横に陳列された「ご自由にお持ちください」の本たち!
イスラム教について、や、建築について、など。イスラム教広報用の本がずらり。
すごい数とボリューム。カラー写真も潤沢。
ありがたく持ち帰る。リュックパンパン。
帰りに、「日々の中華食堂」でおしゃれ中華を食べて帰路へ。
代々木上原、歩いていて行き当たるどのお店も、こなれたおしゃれさが漂ってて、ちゃーんとおいしそうで。そして平日昼前から奥様たちで混み合ってて、はー、東京のほんとのお金持ちのエリアってこんなかんじなのねー、と、嘆息。
実際ランチおいしかったし、中華屋なのに何故か店頭で売ってたカヌレもスコーンも驚きの美味しさだった。さいたまにも来てよ。
帰り道、また道を聞かれる。
道聞かれマスターなので、人が近づいてきた時点で察してGoogleマップを起動して対応。
わたし、この街はじめてなんですけどね。
どの街でも道を聞かれるんだぜ道聞かれマスターともなると。
ナビした目的地がめちゃおいしそうな餃子屋さんだった。
つぎ代々木上原きたらココで食べよう。
ジャーミィ、明るい雰囲気で、外の世界にも解放してて、ムスリムのひとも穏やかで、今の世界情勢の中に見るイスラムの苛烈なありようと随分ちがうな〜、ほんとはこういう柔らかい雰囲気の教えなの??
と、家に帰ってから本よんだ。
やっぱ厳しかった。
なんなら異教徒は殺せくらいのことも言ってた。
そっかー。
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