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立ち絵を全裸にできるエロゲの話~アマカノPerfect Edition~

前回の投稿で「ヒロインの立ち絵を裸にした状態でシナリオをプレイできるエロゲー(できれば非抜きゲーで純愛モノ)」の情報提供を呼び掛けました。情報はまだ来ていませんが、「ワンチャン来たらいいな」程度の思いで……


書いてねぇわ。
こっちは割と切羽詰まってるんだわ。情報はよ。「ヒロインの立ち絵を裸にした状態でシナリオをプレイできるエロゲー(できれば非抜きゲーで純愛モノ)」の情報はよ。

はい。情報が来るか否かはひとまず置いておくとして、情報を求めるだけで自分から提供しないのはアンフェアですよね。そう感じたので今日は自分が「裸立ち絵プレイ」にハマった原因であるエロゲー、アマカノについて書いていきます。

アマカノとは?

2014年にあざらしそふとから出たエロゲーです。これの後アマカノsecondseason(舞台が同じで年代が数年後)→アマカノ+(アマカノの後日談)→アマカノsecondseason+(secondseasonの後日談)→アマカノ2(似たコンセプトだけど前作・前々作とは特に繋がりのない作品)と展開されています。どれが何なのかとても分かりづらいですね。「わっかんねーよ」という方は公式サイト(http://azarashi-soft.nexton-net.jp/amakano-pe/)でもご覧になってください。はい。とりあえず、ずらずらとアマカノシリーズを並べてみましたが、今回触れるのは初代アマカノです。というのも私がこれしかプレイしていないからです。だらしないエロゲーユーザーですまない。

・立ち絵を裸にできるゲームという観点から見るアマカノ

はい。自分がこの場でアマカノについて語るならやはりテーマである「立ち絵を裸にできるエロゲー」という観点から語るべきでしょう。というのも、今さら普通にこの数年前のゲームを紹介する意味はないと思うので。なのでアマカノの普遍的な評価が知りたいお兄様は他のレビューサイトをご覧になって下さい。このゲームがどれくらい世に普及した作品なのかは分かりませんが、探せばきっと参考にできる質の良いレビューが沢山出てくるハズです。

・アマカノの良い点

そういう訳ですので、立ち絵を裸にしたい一個人の視点からアマカノの良い点を語っていきます。

・裸立ち絵がある。
はい。来ました。最重要評価ポイント。アマカノには裸立ち絵がありまぁす!!!
……まぁ、なかったらわざわざ語ろうとしてないんですけどね。アマカノには裸立ち絵があります。個人的な話をすると、アマカノは私が初めてプレイしたPCのエロゲーです。そのアマカノに立ち絵を裸にする機能があったからこそ今こうして立ち絵を裸にすることにこだわっているのです。三つ子の魂百までじゃないですが、その世界で初めて触れたモノというのはその後の趣味趣向に大きく影響を与えるものなんですよ。ちなみにアマカノは良くも悪くも尖った部分の少ないエロゲーです。故にエロゲー初体験、筆下ろしにはかなり向いた作品と言えます。プレイした当時は私も「ほぉー、エロゲーっていうのはこういう感じなのかー」という捉え方をしました。

・シナリオ中に立ち絵を裸にできる。
2つ目のグッドポイントです。アマカノは立ち絵観賞モードが独立している訳ではなく、シナリオの中で裸の立ち絵を拝めます。つまり、ヒロイン「おはよー!◯◯くん!(全裸)」が堪能できるという訳です。立ち絵を裸モードにするとヒロインは全裸で登校し、全裸で家業(喫茶店)の手伝いをしたりするようになります。ちなみにこのゲームの舞台は冬の雪国です。背景の至るところに雪が積もっていますが、問答無用で裸にひん剥けます。このミスマッチ感もまた乙なもの。雪だるまを作るシーンなんかもあるのですが、もう「アナと雪の女王」なんて目じゃないレベルでありのままの姿を見せてくれます。穴まで晒してすっげぇ寒そう。でも、見ているこっちの股間はホット。寒暖差で新たな扉を開けそう。これは完全に余談になるのですが、昔雪中でヌードになってる白人さんのエロ画像で大層気に入ったものがありました。そう考えると雪と裸というアマカノの取り合わせにハマる素養が自分の中に初めからあったんだなと気付かされます。
システム面の話に少し触れておくと、アマカノの立ち絵裸モードはタイトルで切り替えるタイプです。つまりゲームのプレイ中にボタン一つで常識改編!みたいな使い方はできません。この点を良いと捉えるか悪いと捉えるかは好みですが、個人的にはプレイ中にボタン一つで脱がせられる方がよかったかなぁと思います。ただ、データのセーブを着衣状態で行い後から裸状態に切り替えることでサムネイル段階では服を着ていたのがロードされると全裸になってるという別の趣を楽しむこともできます。後、裸になるタイミングを掴めればヒロインが話始めた瞬間脱ぐとかもできなくはないです(特に意味はありません。)

・いつでも裸モードが遊べる。
これはもう神なんですよね。アマカノ、数年前のゲームですが、今買っても裸モードが堪能できます!初回特典とか予約特典のディスクとかダウンロードコードとか不要なんです。素晴らしい。立ち絵を裸にできるエロゲーの普及という点でもこれは大きいですよ。
具体的にはオリジナル版発売の約2年後に出だPerfectEdition(以下PE)、コレに立ち絵切り替え機能が搭載されています。さらにオリジナル版を購入していてもPE発売時に無料でアップデートが可能!素晴らしい。続編およびシリーズでもおおよそそういう仕様になっているようです。なので、逆に言えばPEが出る時期まで待って立ち絵切り替え機能の有無を確認してから手を出すのもありだと言えます。(まぁ、あまりにも売れないとPEの発売が危ぶまれるかもしれないので可能ならオリジナル版が出たタイミングで買った方がいいのかもしれませんが……。)いつでもどこでも、好きなタイミングでヒロインを全裸に剥いてやりましょう!
加えて、PEには演出強化パッチの側面もあります。というか多分そっちの方がメインです。具体的には立ち絵が目パチ口パクしてくれます。いうまでもなくこの恩恵を一番受けられるのは我々裸立ち絵切望民です。人形じゃない。よりリアルなキャラクターを脱がしてる感が持ててグッドです。

・純愛系のエロゲなこと。
ここからは完全に個人的な好みのポイントなのであまり参考にはならないかもしれません。流石公式でジャンルを「甘えたがりな彼女と俺の純愛学園ADV」としているだけあって、アマカノの糖度はめちゃめちゃ高いです。(そのわりに一部のヒロインの父親から『試練』の名目で迫害を受けたりもするのですが……)。いわゆる、抜きではなくシナリオを重視した作品で立ち絵を裸にできるというのは非常に背徳感があって良いです。やはり、抜きゲーのヒロインが脱ぐよりシナリオゲーのヒロインが脱ぐ方がいい。プレミア感がある。某漫画の「客はラーメンではなく情報を食ってる論」じゃないですけど、俺はヒロインの裸じゃなくてプレミア感に興奮しているのかもしれない。
まぁ、シナリオゲーとはいえどもエロゲですので最終的には脱ぐんですけどね。故に立ち絵裸モードを最も堪能できるのは「エロゲのエロ」が始まる前の段階、それもヒロイン個別のルートに入る前の共通ルートの段階。ここが個人的にベストです。シナリオ重視のエロゲはしばしば「エロCGにたどり着くまでが長い」というマイナス面を指摘されがちです。しかし、裸立ち絵モードを駆使することによってエロゲーのエロが始まる前、すなわちまだヒロインがエロゲのヒロインでないただの女の子の段階で裸を拝めるのです。これはもう一般女性のヌードを観賞できたのとほぼ同義では……?
はい。結果的にシナリオ内でヒロインを裸にできる裸立ち絵モードが前振りの長い純愛シナリオゲーである本作に奇跡的にベストマッチしています。非常に噛み合いがいい。強烈なシナジーを形成している。

・ヒロインがムチムチ
俺の好みその2。一番胸の小さなヒロインがD85なのですが、イラストを見る限りどう考えてもそんなサイズじゃない。まぁ、現実だとFカップですら「えっ……こんなもんなの?」となるらしいのでデータ上のサイズはあまり当てにしない方がいいのだと思います。目に映ったものだけが真実。そう。俺の目に映ったヒロインは間違いなく巨乳だったのでアマカノは乳ゲー。流石に母乳とかは出てこないけど。そもそもアマカノを世に出したあざらしそふと自体が巨乳を基本としているメーカーだと思います。(HP等にはあえて書かれていないが各作品のヒロインを見るだけで、もうそう判断せざるをえない)。貧乳派の人でなければ満足いただけるのではないでしょうか。特に「胸はデカくなくちゃつまらないだろう?」「でも奇乳はNG」という私みたいなワガママな一般性癖者にはうってつけです。
はい。ヒロインがムチムチしているのがいいというか、実際は抜ける立ち絵だから良いといった方がより正確でした。HシーンだとCGの構図やテキストなどもシコリティの向上に寄与できますが、立ち絵はそうもいきません。より純粋なヒロインの女体そのものがどれだけの地力を有しているのかが問われます。故に立ち絵で抜けるということはそれだけヒロインの身体がオカズとしての魅力に溢れているということなのです。(まぁ、本来脱がないところで脱いでいるというシチュエーションも加味されていはいますが)。とにかく、抜ける立ち絵を描いてくれた原画担当ピロ水先生は素晴らしい。神。

・立ち絵に陰毛がある
最後は俺の好みその3です。別に陰毛愛好家ってワケではなく「無いよりはあった方がいいかな……」っていう程度ですが。アマカノはヒロイン全員に陰毛が存在しているのが嬉しいところです。というか、陰毛そのものよりも立ち絵の股間周りの処理がよかったなという印象です。何と言っても股間にモザイクがないのがイイ。それでいてツルツルじゃないのでしっかりその先に性器があるんだなという実感も持てる。これはかなり好感が持てる股間周りの処理です。なんてったって、本来人体にモザイクなどというものは存在しない訳ですから。いわば股間周りを処理せざるを得なくしているこの国の常識の方が間違っていると言えるのですがその話はまた別の機会にしたいと思います。
アマカノでは陰毛のオン/オフをオプションで選べるようになっています。こういう必要派にも不要派にも配慮がなされているオプションもやはり好印象です。本作はあざらしそふとの処女作ですが、その時点で既に性癖の多様性を見越していたのだとすればかなり先見の明があったメーカーだと言えるのではないでしょうか。
ちなみに股間周りの処理は評価点ですが、肝心の陰毛の描写は少し弱いです。ツルツルの股間に申し訳程度に生やした感じの陰毛なので陰毛LOVEな人には物足りない、あるいは「コレなら無い方がマシ」という印象を与えてしまうかもしれません。陰毛のオン/オフもデフォルトがオフとなっていることから本来の絵としてはパイパンであり、後から陰毛必要派に配慮がなされたのかなぁ……というのは流石に邪推ですかね。

・アマカノの少し良くない点

良かった点だけを書くべきなのかもしれませんが、万が一にも私に公平なレビューを求めている稀有な方もいるかもしれませんので一応書いておきます。ただ、貶したくはないので良くなかった点はさらっと終わらせたいですね。終わるかな?終わればいいな。

・エロゲー本来のエロさはそこまで高くない
私はこのゲームに対して立ち絵を裸にできることにエロさを見出していますが、これは恐らく本来の遊び方からは逸脱しています。では、純粋にメーカーがエロとして用意しているHシーンはどうなのかというと、これはもうとにかく“普通”です。「可もなく不可もなく」という訳でもなくて、むしろ不可がないからすごいんですけど、とにかく“普通”です。特にハードなプレイとか特殊なプレイとかがある訳でもない学生のごく普通の性行為が描かれ続けています。よく言えばクセがない。悪く言えばパンチがない。でも、クオリティ自体はとても高い。そういうエロゲだと思っています。故に初めてのエロゲには最適なんじゃないかなとも思います。特殊なプレイは……どうでしょう?ヒロインの1人にはアナルプレイがあるのと、また別のヒロインでバレンタインチョコをマンコに置いてクンニで舐めさせるとかはあったと思います。まぁ、これらを特殊なプレイと言っていいのかは正直疑問がありますが。だってアナルなんて多分今や通常プレイの範疇でしょ?私は幸か不幸か特定の異性とお付き合いをしたことがないので分からないのですが、カップルってある程度関係が進んだらアナルプレイくらいは普通にするもんなじゃないんですか?違うんですか???
という訳で、ハードなプレイや特殊なプレイを期待してアマカノを買うと少し肩透かしを食らうと思います。淫語にも当然のように修正が入ってますし。(そもそも修正の必要性を感じるほどの淫語も出てこないけど。)反対に「特殊なプレイはちょっと……」という人は純粋にハイクオリティなエロを体験できると思うので大変オススメです。

・(画面内の)ヒロインの数がやや少ない
本作の攻略対象ヒロインの数は3人。これはオリジナル版でもPEでも変わりません。この数を多いとするか少ないとするかはエロゲ経験の浅い私では判断ができません。後にプレイしたエロゲと比較すると「ちょっと少ないのかな?」という印象は受けますが。何分、本作が初めてのエロゲだったので自然とアマカノの3人を基準にしてエロゲの攻略対象数の多寡を判断してしまっているのかもしれません。仮に3人を少ないとしても、その分その3人にクオリティを集中させたとも言えます。それくらいアマカノのクオリティは高いです。
では、何が少し悪い点なのかと言うと「画面内の女の子の少なさ」です。より露骨に言うならば「画面に映ってる女体の数」とも言えましょうか。立ち絵を裸にできるエロゲの場合、ヒロインの数は観賞できる裸婦の数と同じです。つまり、多ければ多い方がいい。……というのは少し言い過ぎですね。多すぎてもゴチャゴチャするだけで見るに耐えませんし。アマカノでもスペース的に3人並べばいっぱいいっぱいです。だからヒロインが3人というのは理にかなっているといえばかなっています。ただ、問題はそのヒロイン3人が一同に会する場面がほとんど無いことです。このゲームは彼女との甘いやり取りを前面に押し出している関係上、ヒロインの個別ルートに入ると選ばなかったヒロインの存在感はほぼほぼ抹消されます。まぁ、このゲーム、純愛系のシナリオゲーなので。そう。ともすれば我々は勘違いを起こしがちですが、ハーレムが純愛かと言えば違いますからね。かなり邪な部類ですからね。
はい。個別ルートに入っても別のヒロインが存在感を放っていたらそっちの方が問題なのでこの演出は全く以て正しいです。正しいのですが、それにしたってヒロイン同士の絡みが無さすぎる。せっかく立ち絵を裸にできるんだからもうちょっとヒロインが画面上に並ぶ場面も欲しかったなというのが邪な私の要望です。結果的にストーリー中ほぼ唯一ヒロインが一同に会する場面ばっかり“使って”しまいます。このゲーム絶対こういう遊び方するゲームじゃないわ。

・なかなか割引されない
最早、内容とは何も関係がないいちゃもんです。いちゃもんな事に変わりはないのですが、ここまで読んでくれた物好きな方の中で「ちょっとやってみようかな……?」と思われた方の前に立ちはだかるポイントなので一応書いておきます。もうかれこれ8年前のゲームなのですが、未だにFANZAでDL版を買おうとしても7000円弱します。自分が買った4年?前で9000円切るくらいだったと思うので、これでも多分安くなった方だと思います。が、まぁまぁのフルプライスです。極めて強気です。金銭感覚は人それぞれですが裸の立ち絵を拝む為にちょっと手を出せる額ではないと思います。廉価版が出る気配もありませんし、FANZA側のGWセールなんかでも殆どセール対象外です。強気の価格設定を引っ張り続けられるだけのクオリティを有しているのは確かなのですが、やはり試すのには勇気のいる価格なのもまた確かです。いっそうのこと中古を買ってもいいかもしれません。中古でもPEなら初めから裸モード搭載済みのハズなので……。(間違ったことを言ってるかもしれないので要チェック願います)
ただ、初めてエロゲを買う人が意を決して買っても後悔はしにくい作品であることも付け加えておきます。あくまで「エロゲだけにエロ予算つぎ込めねーよぉ~」という人種にとっては少々高く感じるというだけですので。はい。この価格設定は当然続編や続々編にも受け継がれています。そして、私が気になりつつもシリーズ制覇に踏み出せない理由もこの辺りにあるのです。

・終わりに

はい。こんな感じでアマカノについて語るのは終わりにしたいと思います。最後が文句で終わってしまったのは少し良くなかったですね。でも、本当にクオリティが高くていいゲームなんですよ。なんで裸立ち絵に興味がなくても買って損はないと思います。ただし、エロゲにゲーム性を求めてる人やハードなプレイを求めている方にはオススメしません。あくまで純愛系のADVエロゲがどんなものか分かってる人か初めてエロゲを買う人に向けてオススメします。
こんなところでしょうか。「立ち絵を裸にできる観点から」とか言ってたクセに結局個人的なゲームの感想になってしまったと思います。参考になったかは分かりませんが、立ち絵を裸にできるエロゲをお探しの方の助けとなれば幸いです。幸いなんでどうか立ち絵を裸にできるエロゲの情報を教えて下さい。そして僕を助けて下さい。できれば女の子が一度に3人くらい出てくるヤツがいいです。

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