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カンカン

無視して刺身でも食って帰れば大丈夫。


相手を怒らせない冗談の言い方


僕は自他共に認める口の悪い人間です。

こればっかりは仕方がないのです。

直す気がないから。


ただ僕の口の悪さを本気で嫌がってる人は周りに居ません。

気付かないだけでは?と思われがちですが、考えると当たり前の事で。
嫌だったら離れるし、嫌じゃないから傍に居るので、立証はできないけど事実まかり通ってる所があります。

あと僕自身が「口だけ悪い人」というのも大きな要素だと思います。

実際は情に脆かったり、自己犠牲の精神が強く、他人の為に血と汗を流せる人間です。



何すか?




人を馬鹿にした言葉や表現は、それ自体を不快に思う人も居れば、不安や心配になる人も居ます。

でも僕なりではありますが、ちゃんと相手を怒らせない冗談の言い方があり、そのコツがあります。

今日はそれを皆さんに伝授したいと思います。




え、口悪くないから別にいらない?

そういう事じゃねえんだわ。


お客さんと話す時や目上の人と話す時に敬語で話すのは基本中の基本です。

しかし、親密度を高める為に、カジュアルな言葉遣いや砕けた口調を使う事はとても重要です。

相手に好意を持って貰うのは勿論、親近感を覚えて貰ったり、深い会話をする上では、砕けた口調を効果的に使用する事で、気兼ねなく話せる環境を作る事ができます。

とても理にかなったテクニックなのです。




それを伝授するって言ってんだからまず聞けよ。




まず1つ目のポイントは「褒めと自虐」です。

先輩が変な柄のTシャツを着てきた時に「変な柄のTシャツですね」というのはただ失礼でただ悪口です。

僕の場合は

「凄い柄のTシャツですね、お洒落だなあ。俺だったら絶対買わないです。それを選ぶ勇気とセンスが無い。」

と言います。

これをマジで受け取る奴は大した人間じゃないので次のステップに進みますが、大概の人は「おい、半分バカにしてるだろ!」という反応を示します。

そこで笑いながら

「いやいや、俺がその服着てきたらセンス良いって思いませんか?分からんかーこのセンスの良さが。」

という風に、返す刀で立場を逆転させる事ができます。

重要なのは笑顔と悪態のバランス
そして、リスペクトを前に出す事です。冗談は二の次。

これにより、そこから先も冗談が言いやすくなり、小バカにした言い回しもし易い雰囲気にできます。

ここでケンカ腰に来る奴が居たら、そいつは大した人間じゃないので、仲良くする必要もありませんが、とりあえず次のステップに進みます。




2つ目のポイントは「空想暴言ツッコミ」です。

例えば食事会で「佐々木くん何食べる?好きなもの頼みな。」とか言われた際に

「俺みたいなもんが良い気になって刺身とか頼んだら次から呼ばれなくなるんじゃないですか?『アイツ仕事もしねえで刺身だけ食ってらあ』って言われないですか?」

という風な返しをします。(例はちょっと長いですが。)

自虐に近いところがありますが、自分を対象にまるで相手の気持ちを代弁しているかのように毒を吐きます。(笑顔は必須。)

これによって少し強めの口調が通用するようになり、自然と悪態が吐けます。

この際に「誰がそんな事言うんだ」とマジになって返してくる奴が居たら完全に大した人間じゃないので、人間的には3ランクぐらい格下ですが、次のステップに進みます。




最後は「合いの手」です。

例えば相手が言い間違えをした際に相槌の様に訂正を入れてあげます。

「プパレーションスペースが重要になるのよ。」
「なるほど、プパレーションスペースですね。」

相手の会話のペースを乱さないスピードで言い間違えを訂正してあげます。

もしくは相手の言いたい事を噛み砕いて補足を入れてあげます。

相手に「そうそう、それそれ」と言わせる様に会話を途切れさせる事なく、盛り上げるのが役目です。

かなり難易度が高く、豊富な語彙力が必要とされますが、これによって相手を立てながら場を掌握する事が可能になります。

すると、もう暴言を吐こうが軽口を叩こうが悪口を言おうが正義はこちらにあります。

稀にマジで何が間違ってるのか理解できず自分の言ってることが正解だと思ってる奴が居たり、相手が話に少しでも入ってくると何言ってるのか分かんなくなって喋れなくなったりするポンコツが居ますが、そいつは間違いなく段違いに格下で、人間的にも底辺で、見込みがなく、話す価値も無い人間なので、無視して刺身でも食って帰れば大丈夫です。




という事で、ポイントをまとめると

相手にリスペクトを向け、場の雰囲気を見ながら、笑顔と悪態のバランスを調整する事によって、場を掌握し、より親密な関係を築く事ができる。

いや長い!もっと短く!

空気を読め!




そういう事だ。

分かったかバカ野郎。

サポートして頂いた方の事は一生忘れません。 靴ぐらいなら喜んで舐めます。