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ONE OK ROCKの「るろうに剣心」の主題歌「Renegades」で英語を学ぼう! 英語学習におすすめのアーティストたち

こんにちは、今日もおつかれさまです。いつもご覧いただきありがとうございます!

みなさんは、最近どんな映画を見ましたか?
僕は「るろうに剣心 The Final」を見るために、5年ぶりに映画館へ行きました!

もう、最近のコロナ疲れを吹っ飛ばすかのような爽快なアクションシーン満載でものすごく楽しかったです!

そんなるろ剣の主題歌って毎回ワンオクが歌っているんですよね。
全5作あるんですけど、どれも表情が違い、めちゃくちゃかっこいいんです!

今回は、最終章の最強の敵と対峙する戦いを彩った、ワンオクロックの「Renegades」で、英語を学んでいこうと思います!



と、その前に、「るろうに剣心 The Final」のあらすじを書かせてください。
最終章は、剣心の頬の十字傷にまつわる物語です。


あらすじ

幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心は、自分の犯した罪を償うため、明治維新後に「不殺(ころさず)の誓い」を立て、流浪人となっていました。殺さずの誓いとは、本来日本刀の刃が相手の方を向いているものを、わざと自分の方に向けた「逆刃刀」を使い、明治維新に残った悪を、殺さずに成敗することです。

ひょんなことから江戸の神谷道場に転がり込むことになった緋村剣心は、女性でありながら道場の師範として門下生を待ちわびる神谷薫と、第一門下生として修行に励む明神弥彦、剣心との対決を経て仲間になった元赤報隊の相良佐之助、医者の高荷恵らと行動を共にするようになります。

京都での大きな戦いを終えた剣心等は、江戸にて、平和な日々を楽しんでいました。しかし、平和な日々は束の間、謎の集団が剣心等の周りの人間を襲い始めます。

始めは、神谷道場とも馴染みがある「赤べこ」という店が砲弾で襲撃されてしまいます。砲弾の音を聞きつけた剣心等は、店に向かうも、店は火の海に。

明らかに「赤べこ」をターゲットにされていると判断した剣心。またどこか自分の周りが襲撃に遭うと不安になります。予想は的中し、次は、神谷道場と交流が深い前川道場に、腕に鉄鋼を纏った男が襲撃します。

その情報を察知した剣心の仲間、相良佐之助は助けに行きますが、鉄鋼に素手では敵わず、惜しくも敗北してしまいます。

さらにターゲットは増え始め、剣心たちはなすすべなく困っているところ、ついに神谷道場にまで手が伸びてしまいます。そこに現れたのが、今回の一連の事件の黒幕である、「雪代縁」。この男と剣心の関係はなんと、、



こんな感じのストーリーとなっていますが、雪代縁と剣心の関係は非常に重要で、もうひとつの物語である、「るろうに剣心 The Begining」にも大きく関わってきます。


では、そんな「るろうに剣心 The Final」を彩ったワンオクの主題歌である、「Renegades」を見てみましょう!

制作秘話
イギリスの郊外にある自然豊かなスタジオで制作されたという「Renegades」。
Takaの過去のインスタグラムには、広大な草原の中にポツンとある小屋の投稿、楽しそうにギターを握るTakaの投稿、そしてなんと、そこにはあのEd Sheeranとcoldrain masatoの姿も写り込んでいます。
この「Renegades」は、Ed Sheeranとcoldrain masatoとの共作で、「Eye of the Storm」という2019年2月にリリースされたワンオクの脱ロックをしたあるバムから打って変わって制作された、ロックの反逆者のアンセムとして作られたナンバーです。



エドとmasatoはやばいですね!(個人的に激アツな二人です。)


映画の世界観に合わせるために、masatoがエドに英語でストーリーを説明して、エドがTakaとToruにアイデアを出して、あっというまに制作できたそうです!



世界中のスターが集まってとても楽しそうな雰囲気ですね!

そんな中できた楽曲が下記です!


禍々しい世界観を持ちつつもロックサウンドをしっかり残しておりめちゃくちゃかっこいいですね!

では、歌詞をみていきましょう!

Got a fire in my soul
I’ve lost my faith in this broken system
Got love for my home
But if we cry is there anyone listening
We’re the forgotten generation
We want an open conversation
Follow me on this road
You know we gotta let go
俺の魂に火を灯せ
俺はこの腐った制度はもう信用しない
俺は故郷は愛しているさ
けどもし俺らがそこで泣いていたら誰か聞いてくれるのかな
俺らは忘れられた世代だ
俺らはもっと腹を割って話したい
この道をついてこい
俺らは別れを告げる必要がある

anyone → 誰でも
gotta → have toのカジュアルな言い方

ここだけでも解説するところがいっぱいあります。

I’ve lost my faith in this broken system どういう意味やねんって何回見ても思いますが、systemは機械のシステムって意味ももちろんありますが、以前のMighty Long Fallの記事で「普段の慣習や日常」と訳しました!

今回は、何か所属組織への怒りみたいなものをイメージできたので、broken systemを「腐った制度」と訳しました。
文の冒頭は現在完了形なので、
I’ve lost 「私は失ってしまって今もまだそれを取り戻していない」
逆に I lostだと、
I lost 「私は以前に失ってしまった(今は失ったものを見つけたかはわからない)」

現在完了は、継続の意味がありますね!


But / if we cry / is there / anyone listening は、
けどもし俺らがそこで泣いていたら誰か聞いてくれるのかな
と勝手に疑問文っぽくしました。
(そうでもしないと意味がなかなか合わなかったです。)

上記のように文にスラッシュを入れていくことにより文法が見やすくなりますね。

We’re the forgotten generation
We want an open conversation
と、韻文(Verse)を取り入れているのも聞きやすくて秀逸です!


we gottaは、We have toのカジュアルな言い方で
「私たちはそれをlet goしなければならない」
で、Let goは「手放す」なので、
「私たちはそれを手放さなければならない」

となるのです。

AメロBメロだけでこんなに解説しましたが、まだまだいきましょう!


For all of the times that they said it’s impossible
They built the hurdles the walls and the obstacles
When we’re together you know we’re unstoppable now
これまでずっと不可能だと言われてきた
奴らはハードル、壁、それと障害物を作りやがった
でも俺らが一緒にいれば、もう誰も止めることなんてできないさ

obstacles → 障害物

ここも早口なので、スラッシュを入れていくと

(For)   / all of the times /(that)/ they said / it’s impossible
→いつも  / 奴らはいった / それは不可能だって

They built / the hurdles / the walls / and the obstacles
→彼らは建てた / ハードルや/ 壁や / 障害なんかを
(この名詞を連れ連れ並べていく文法は、物を数えたり、呟いたりするときに使います)

When / we’re together / you know / we’re unstoppable / (now)
その時 / 俺らは一緒だった / 知ってんだろ? / 俺らは止まれねえんだ

このように訳していき、自分なりに歌詞のストーリーに当てはめて訳しています!
(これがめちゃくちゃ楽しいです!)


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〜サビ〜

I’m not afraid to tear it down and build it up again
It’s not our fate we could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again we could be the renegades

We could be the renegades
俺は怖くないぜ 引き裂かれて、もう一度作りあげることを
それは俺たちの運命じゃない 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ
俺は君のためにここにいる 君は俺のためにいるのか
さあ、やり直そう 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ

fate → 運命
renegade → 反逆者

tear it downは引き裂く、build it upは積み立てる です。
Takaがとあるインタビューで言っていましたが、
《We could be〜》と《We would be~》で、かなり意味が変わってきてしまうそうです。
We could be〜は、なれるかもしれない(60%くらいの可能性)で、
We would be~は、なれるかもしれない(40%くらいの可能性)で、

これだけで意味が全然違ってくるんだ、とTakaは言っていました。

〜2番〜

They’ve been holding us down
They’ve been telling us to change our voices
But we’re not part of that crowd
We made our bed and we’ll make our own choices
We may be underestimated
But I know one day we will make it
Time to say it out loud
We are young and we’re proud
奴らは俺を抑え続けてきた
発する声さえも押さえつけられてきた
でも俺たちはそのへんのやつとは違う
俺たちは自分の意志で決める
俺たちは過小評価されてきたんだろう
でも、俺には分かる、俺らならできるって
今こそ声をあげろ
俺たちは若く、そして誇りを持っている

holding down → 押さえ続ける
part of that → 〜の一部 
underestimate → 過小評価
own → 自分のもの
proud → 誇りに思う

We made our bed and we’ll make our own choices
って、いきなりなんでベッドが出てくるの?と調べてみたらこんなことわざが出ていました。
「You've made your bed and you must lie on it」
(自業自得、身から出たさび)

なので、上記歌詞は、自分の道は自分で決める(自分のケツは自分で拭く)という意味になるでしょう。

We may be underestimated はよくみたら受動態ですね。
(underestimate自体よく見ない単語ですが、過小評価という意味です。)
→estimateが「見積もる」という動詞なので、それに「下に、下へ」という意味のunderをつけた単語です。



すり込まれ塗り重ねられた
嘘は僕等を飲み込んだ
We got a fight for our rights and the things we love now
すり込まれ塗り重ねられた
嘘は僕等を飲み込んだ
俺たちの権利と愛するもののために戦うんだ

やっと出てきた日本語。ですが、この楽曲の日本語はこれだけです。笑



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〜サビ〜

I’m not afraid to tear it down and build it up again
It’s not our fate we could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again we could be the renegades

We could be the renegades
We could be the renegades
俺は怖くないぜ 引き裂かれて、もう一度作りあげることを
それは俺たちの運命じゃない 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ
俺は君のためにここにいる 君は俺のためにいるのか
さあ、やり直そう 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ


Take a deep breath close your eyes and get ready
Take a deep breath close your eyes and get ready
Take a deep breath close your eyes and get ready to fly
深く息を吸って、目を閉じて、準備をしよう
深く息を吸って、目を閉じて、準備をしよう
深く息を吸って、目を閉じて、羽ばたく準備をしよう

breath → 呼吸する



〜サビ〜

I’m not afraid to tear it down and build it up again
It’s not our fate we could be the renegades
I’m here for you
Are you here for me too?
Let’s start again we could be the renegades

We could be the renegades
俺は怖くないぜ 引き裂かれて、もう一度作りあげることを
それは俺たちの運命じゃない 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ
俺は君のためにここにいる 君は俺のためにいるのか
さあ、やり直そう 俺たちは反逆者になれるかもしれないんだ


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なかなか難しかったと思いますが、ことわざが入っていたり、中学英語の応用のような文法だったり、使えたらおしゃれな英単語が入っていたりと、かなり勉強になるような楽曲でした!


るろうに剣心の他の記事や、ワンオクとcoldrainのアルバム紹介も別でやっているのでよかったら見てください!


では、最後までご覧いただきありがとうございました!

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