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特急 鎌倉

横浜駅で初めて遭遇した特急列車について調べてみました。

なにぶん、鉄分ゼロなものでよく知らなかったんですが、JR武蔵野線吉川美並駅と横須賀線鎌倉駅間を2023年3月・4月・5月・6月に走っている特急列車とのことでした。

特急鎌倉2023の運転日
2023年


3月4・5・11・12・18・19・25・26日

4月1・2・8・9・15・16・22・23・29・30日

5月3~7・13・14・20・21・27・28日

6月3・4・10・11・17・18・24・25日

1日に1往復なので非常にレアな特急だということです。

では、なぜ武蔵野線から横須賀線に特急が走れるのでしょうか?

貨物列車しか走ることができない「武蔵野貨物線」を走る特急列車

武蔵野線(鶴見〜府中本町)(ムサシノセン(ツルミ〜フチュウホンマチ))

実は武蔵野線は鶴見まで繋がっていた。(愛称は武蔵野南線)

武蔵野線の終着駅は府中本町ですが、貨物は横浜・鶴見の港についた船から上がってくるので、貨物専用の「武蔵野貨物線」が鶴見まで続いているとのこと。
貨物専用なので旅客は利用できない線ですが、特急鎌倉はこの線路を走っているとのこと。
驚きでした。

特急鎌倉の経路(点線が貨物線区間)

特急鎌倉の2023年の車両は?

2022年9月まで「ホリデー快速鎌倉」でしたが、特急に格上げされているようです。
E257系5両(全車指定席)といわれてもピンときませんが、特急踊り子で使われている車両だそうです。

特急鎌倉

停車駅と停車時間

停車駅   行き 帰り
吉川美南  7:48 18:10
南越谷   7:55 18:02
武蔵浦和  8:08 17:47
北朝霞   8:15 17:40
新秋津   8:26 17:30
西国分寺  8:34 17:22
横浜    9:12 16:44
北鎌倉   9:32 16:27
鎌倉    9:36 16:23

吉川美南駅 – 越谷レイクタウン駅 – 南越谷駅 – 南浦和駅 – 武蔵浦和駅 – 北朝霞駅 – 東所沢駅 – 新秋津駅 – 西国分寺駅 –(貨物線走行のため無停車)– 横浜駅 – 大船駅 – 北鎌倉駅 – 鎌倉駅

注意事項

貨物線区間はトンネルがありますが、トンネルの中では携帯電話が使えないとのことです。
鶴見駅では乗務員交代のため停車(2分)するようですが、プラットフォームがないので乗降はできないそうです。

料金

昨年はホリデー快速で従来の指定席券530円だったそうですが、特急に格上げ(事実上の値上げ)されたため、始発から終点までの特急料金は1,890円と大幅値上げとなっています。
少しでも安くしたい場合は、「青春18きっぷ」は特急には使えないため
土曜・休日に利用できる「休日おでかけパス」2,720円(紙券)かSuica格納版の「のんびりホリデーSuicaパス」2,670円(ネット)を利用するかPCやスマホのウェブブラウザから「えきねっと」にログインし、購入するか「えきねっと」アプリ上で購入すると35%OFFになるようですが、事前にクレジットカードでのオンライン決済を登録しておかなければいけないので面倒ですね。

今回は、たまたま見かけたレアな特急について書きましたが、まず自分は利用することはないかと思います。
この記事を見てご利用する方がいらっしゃればと思います。



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