プロになるって、「自分を知る」こと。それは愛によってできる。

今朝、お友達から訳してほしいと貰ったシュタイナーの詩があります。

それは現代の、困難な時代に向けた詩なんです。

英語を母国語で説明するのって深くておもしろいんですけど、シュタイナーさんの言葉は、文や文章構成にまで本当に「見えない愛」が詰まっていて、サラッと訳できないのです。

個人的には、シュタイナーさんの文章は「個人が意志を持って読まなければ意味が掴めないようにできている」ように感じます。いじわる。笑

でも、だからシュタイナーさんの文章を読んだら疲れるけれどすごく充実するのね。一つの人生体験をした、くらいに感じる。感激もする。
本当に人間の「自我」を追求した人なんだなぁと思います。

誰の本でもそうだけど、見えない背景があって、そこを知っていくとその人が伝えたいことが「体温」みたいに感じることがあるでしょ。それってすごいよね✨

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自分のプロになること

でね、今日その話を貰った時に、お友達に上のようなことを伝えたのですね。その時に思ったこと。

「あーわたし、器小さい！」😂

あぁ、やっぱりプロだなぁって思う人は、
「これって何ですか」
「これってどうやってするんですか」
と聞けばすぐ、
「こうするのよ」
「これは○○よ」
と教えてくれるのです。

(ここでいうプロは職業だけじゃなくて、その人になっている、ということ。人間として、個人としてのプロになるっていうことです。)

なぜそんなにすぐ答えられるのかというと、
たくさんの練習(経験)の量と、「自分を知っている」からかなぁと思います。

たくさんの経験の中で様々な具体例を知っているから、相手の欲しいものが明確に分かってすぐ教えることができる。

そして、たくさんの経験をした中で、たくさんの葛藤が実は愛だったことを知ったからだと思うんです。

愛、愛うるさいかもしれませんが笑。

でもやっぱり愛だと思うんだ、何かができる力って。

今朝、わたしは自分の意志を持って訳に取り組んだり、その訳が世間にどう取られようと覚悟を持って手渡してあげることができなかった。

自分なりに掴んだ知恵や技術を簡単に渡したくないという拗ねみたいなものや、そこまでの想いがあってやってるの？という思いがあったり。(どこまで偉そうなんだ笑？)

なぜ簡単に渡したくないのか。

だって頑張って培ったものだもん！辛かったもん！

自分のしたことが世間で誤解されたら怖いもん！

色んな「恐れ」が出てきますね。

頑張ってこそ、辛い思いしてこそ報われるというアイデアを、もう採用しなくてもいいよ。

相手に手渡したら、それはもう私の管轄ではないんだよ。全てをコントロールしなくてもいいんだよ。

結局は「私を信頼すること」「私を愛すること」に繋がるんですよね。

そして、もしこの訳をやる！と決めたなら、自分が使うエネルギーや時間を知っているべきで、それに比例するお金やエネルギーも求めていい。

またはそれを未来に貢献するのもいいですね。そこまで私はまだできません！笑

(そうかー、これが「仕事」なんだな。)

同時にね、そこまで思わないものは、潔く手放す！それが大切。

やらない。または保留しておく。

「自分を知る」って、そういうことなんじゃないかなぁと思いました。

私はまだまだ、器が小さいな。

世界に対してまだ愛に変容していない部分が疼く。たくさんの体験をしていきたいな。よい朝のひとときでした。ありがとう！😄

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力が出るシュタイナーの詩、ぜひ読んでみてくださいね✨

"A Verse for Our Time

We must eradicate from the soul
All fear and terror of what comes towards man out of the future.

We must acquire serenity
In all feelings and sensations about the future.

We must look forward with absolute equanimity
To everything that may come.
And we must think only that whatever comes
Is given to us by a world-directive full of wisdom.
It is part of what we must learn in this age,
namely, to live out of pure trust,
Without any security in existence.

Trust in the ever present help
Of the spiritual world.

Truly, nothing else will do
If our courage is not to fail us.

And let us seek the awakening from within ourselves
Every morning and every evening."

- Rudolf Steiner

よろしくお願いします！