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長いのがお好き?

ラマが好きなのです。
アルパカじゃなくて、ラマ、耳がぴんと立っていて毛の短い方ね。唾も吐くやつ。
標高5,000mの高地で100㎏の荷物を背負って20km以上移動できる脅威の身体能力を持っています。高級ニット用の毛をとるために飼われているアルパカとは一線を画すのです。

あとオカピも好きでね。
馬のようなつやつやの体にシマウマのような臀部と脚…馬要素満載なのにキリンの仲間なんだって、見た目と属性のギャップ、そんなところにグッときます。
キリン
駝鳥

…総じて首の長い生き物は美しいと思います。
首の長い生き物達は、気の遠くなるような年月の中でより良い状況になるよう進化してきたとききます。細い故に時には邪魔になったりリスキーだったりしそうなのに、それよりも欲望に忠実に変化をして…そんなところにもまた、愛おしさを感じたりもするのです。

「首を長くして待つ」という言葉がありますが、これは待ち遠しい様子を表現したものですね。ろくろ首のように本当に首が長くなるわけではないけれど、そわそわする感じが伝わってくる素敵な表現だと思います。

ラマといえば私の好きなアーティストのThe High Llamasに言及せざるを得ません。
ショーン・オヘイガン率いるアングロ・アイリッシュ・アヴァン・ポップ・バンド(wiki調べ)です。長いな!
ショーンはハイ・ラマズの前にマイクロディズニーというバンドをやっていて、解散後に本人名義のアルバムを出しています。そのジャケットに、気球に乗ったラマが描かれていてね…高いとこにいるラマ…うん。ね。
ハイ・ラマズの1stアルバム『Santa Barbara』はあまり知られてないけれど、お昼寝ミュージックになる前の、ポップな佳曲が多い好きな一枚です。
ハイ・ラマズお得意?の意味のわからない歌詞(歌詞が良ければもっと売れてたという批評を読んだことがある)が、それがまたいいのです。
考察とかはいらない、いや、難しいんだけど、女性ボーカルとの掛け合いがいい感じのゆるい曲「Market Traders」について少し。
‘Cute English square, market traders everywhere’
かわいい英国広場に?至る所に市場トレーダーが??
なんだって?そして最後には
’I want your f××king money’
なんて言ってる。
サンタ・バーバラが発売されたのが1992年、日本ではバブル期が終わって景気が停滞し始めた頃、ショーンも株や何かで痛い目にあって首が回らなかった…なんてあるわけない、失礼だな!

日経平均株価の金曜の終値が38,646円、バブル期最高値を超えて久しく、円安は続き、混沌とした世の中をどう生きていくのか。
ラマから派生したあれこれ、小首を傾げながらつれづれに書いています。。

いや、そんな難しいこと考えるより、今はただ
好きな音楽を聴いてゆっくり過ごそう!

2024.5.26

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