バトスピ汎用カード備忘録② “自分のライフ減少に制限をかける“効果

まだまだnote不慣れなあっつんです。
バトスピ汎用カード備忘録第2弾です。
前回の続きで防御札まとめていきます。前回のnoteはこちら。


さて、今回は“自分のライフ減少に制限をかける“効果についてです。”自分の1しかライフは減らない”とか”コスト○以上のアタックでは減らない”とかです。
この効果ですが、前回紹介した”アタックステップを終了する”効果とは逆で効果を無効化されない限り条件を満たしていれば必ず守れます。だって減らないんだもん。ただしデメリットもあり、アタック自体が止まるわけでないので、その後のアタック時効果などで盤面に干渉されます。守っても返しのターンは動けないかもしれないということです。
正直連パンで更地にしてくるなんてなかなか無いとは思いますし、確実に守れるメリットの方がでかいので、前回まとめたカード達よりは今回まとめたカード達の方が使われる印象です。

では、具体的なカードをあげていきたいと思います。

①白晶防壁

マジック 4(2)/白
BS33-079
フラッシュ:
相手のスピリット1体を手札に戻す。
さらに、コストの支払いに[ソウルコア]を使用していたら、このターンの間、自分のライフは1しか減らない。

防御札何積もう?と思った時に、真っ先に思いつくと言っても過言ではないのではないでしょうか。大体の構築済デッキに入ってますね。
フラッシュで1体バウンス。支払いにソウルコアを使用していたらライフは1しか減らなくなります。
相手のスピリットを条件無しにバウンスできるので、これ単体でも十分強いです。更にソウルコアを使うことで防御マジックにもなれるので、攻勢時はバウンスマジック、劣勢時は防御マジックと使い分けができるため、かなり汎用性が高いです。大体のデッキに入るでしょう。
ただのマジックなのでサーチに引っかからなく、トラッシュorボトムに落ちやすいのが欠点です。効果を受けない等の制限はないため、回収手段を用意しておけば回収できますが、難しい場合は気合いで引きましょう。

かなり便利に使えるためまだまだ現役ですが、転醒編第1弾でリバイバルされています。

マジック 4(2)/白
BS52-RV008
このカードは系統:「起幻」を持つ。
手札にあるこのカードは、相手の効果で自分のライフが減るとき、破棄することで、減るコアの数を-1個する。
フラッシュ:
自分のスピリット1体を回復させる。
または、自分のカウント1以上のとき、このターンの間、自分のライフは1しか減らない。

ライフが減る時、手札から破棄することで減る個数を-1できるようになり、また、バウンスが回復になりました。
防御効果がカウント1以上であることが条件になったため、採用できるデッキが転醒を使うデッキに絞られました。
起幻を持つようになったので、サーチしやすいのは嬉しいです。破棄してライフ減少数を減らせるので、コアが足りない時でも腐らないのも良い点でしょう。ただし、その場凌ぎであることに注意が必要です。あえて受けてコアを貯めてフラッシュ効果を使って守るという選択肢も視野に入れつつ、使い所は見極めが必要です。
リバイバル前はバウンスと防御どちらも使えましたが、リバイバル後はスピリット回復か防御のどちらか一方しか使えないことにも注意。

1回でも転醒してなければ防御札として機能しないため、起幻デッキでも転醒に時間がかかるようなデッキであれば採用しづらいです。リバイバル前を採用するか、リバイバル後を採用するかは、ソウルコアの運用や転醒のしやすさなどを見てよく考えた方が良さそうです。

②己戒人シェパードール

スピリット 4(白2赤1)/白/十冠・機人
BS37−041
<1>Lv1 4000 <2>Lv2 6000 <4>Lv3 7000
フラッシュ【アクセル】コスト5(白2赤1)(この効果は手札から使用できる)
このターンの間、コスト4以上の相手のスピリット/アルティメットのアタックでは、自分のライフは減らない。
この効果発揮後、このカードはオープンして手元に置く。
シンボル:白

アクセル効果で、コスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックではライフが減らなくなります。
地味にこの“アクセル効果”というのが大きく、マジック無効効果でも対策できず、バースト封じでも対策できないというのが良いです。また、フラッシュタイミングで打てるため、ライフ減少前に守れるのも良いです。
コストが重いのが欠点で、赤/白での採用に限られそうです。3以下のスピリット/アルティメットからは減らされるので低コスビートに弱いもの欠点かな。

③跪いて エブリワン

マジック 4(3)/黄
BSC23-051
【タイプ:歌】
フラッシュ:
このターンの間、コスト4以上の相手のスピリットのアタックでは、自分のライフは減らない。
その後、このカードを自分のフィールドに置ける。

コスト4以上のスピリットのアタックではライフが減らなくなります。詩姫ブースター登場ではありますが、防御札としては珍しく黄のカードである上に、軽減シンボルの多さから詩姫以外でも無理なく採用できる防御札でしょう。フィールドに置く効果は任意であるため、歌を参照しないデッキであればトラッシュに置いて回収できるようにして置くほうが良いです。黄はトラッシュからのマジック回収がし易いですし。
スピリットからしか守れない点、低コスビートに弱い点が欠点です。これだけに防御を頼るのではなく、アタック封じやシンボル削除などの効果を持つカードと組み合わせることでより堅実に守れるでしょう。

ちなみにウエハースとメガデッキ【学園演奏会】 でレイ・オーバイラスト版が収録されています。レイ・オーバかわいい。

④シシャノショドリーム

マジック 4(白1極1)/白
BS47-100
自分のカード名:「ゴッドシーカー 聖刻騎兵スポッター・シェネウト」の効果でデッキからオープンされたか、
自分のカード名:「創界神トト」の効果でトラッシュに置かれたこのカードは手札に加えられる。
そうしたとき、ボイドからコア1個を自分の創界神ネクサスに置く。
フラッシュ:
このターンの間、相手の効果とコスト4以上の相手のスピリット/アルティメットのアタックでは、自分のライフは1以下にならない。
さらに、自分のカード名:「創界神トト」のコア2個をボイドに置くことで、相手のスピリット/アルティメット1体をデッキの下に戻す。

相手の効果とコスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックではライフが1以下になりません。”1以下にならない”なので、1にもならないです。つまりはライフが2だったら減らないということですね。“0にならない“は他にもいくつかありますが、“1以下にならない”のは珍しいです。効果とコスト4以上のスピリット/アルティメットのアタックで減らないので、なかなか範囲が広いです。トトのデッキであればバウンスできたり、回収しやすかったりとかなり強い防御札になりますが、このライフが減らない効果だけを目的にトト以外のデッキでも採用されています。

⑤シーズグローリー/天醒槍ロンゴ・ミニアス

マジック 4(2)/黄
BS54-TX04(A)
このカードは、系統:「起幻」を持ち、軽減シンボルを赤/紫/緑/白/青としても扱う。
フラッシュ:
このターンの間、相手のスピリット/アルティメット1体をBP-7000し、BP0になったとき破壊する。
《転醒:自分のカウント5以下(転醒は同時に使えない)》
このマジックの効果で相手のスピリット/アルティメットを破壊したとき、このマジックカードを裏返せる。
このとき、この転醒後ブレイヴは自分のスピリットに合体するか、自分のリザーブ/スピリットのコア1個を置いてスピリット状態にする。
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ブレイヴ 4()/赤紫緑白黄青/剣刃・起幻
BS54-TX04(B)
<1>Lv1 5000 <0>合体+5000
この面に裏返ったとき、フィールドに残り、カウント+1する(ボイドからコア1個を自分のカウントエリアに置く)
Lv1『このブレイヴの転醒時』
このターンの間、自分のライフは相手のスピリット/アルティメットのアタックでは1しか減らされない。
合体条件:コスト5以上
【合体中】
このスピリットのLvを1つ上のものとして扱う。
さらに、自分のカウント3以上の間、このスピリットに神シンボル1つを追加する。
シンボル:神

転醒前はフラッシュ効果で、BP-7000し0になったら破壊します。この効果で破壊できた時に転醒でき、転醒時効果でライフが1しか減らなくなります。
起幻を持っているため回収しやすく、軽減シンボルは何色でも良いため、どの構築でも無理なく入れることができます。
転醒後はブレイヴになり、合体時効果でLvを+1、カウント3以上だと追加で神シンボルを得ます。ブレイヴ自体も神シンボルを持っているため、合計で神シンボルを2つ追加できます。覚えておきたいのがこのレベル上昇とシンボル追加は常時なので、かなり使い勝手が良いです。転醒時効果で守った後、一気に攻勢に転じれます。
このカードですが、明らかに転醒後が強いので転醒に繋げることを第一に考えて運用したいです。そう考えると相手の場にBP7000以下のスピリット/アルティメットがいなければならない点に注意。

また、転醒の裁定がややこしいです。裏返す条件に相手のスピリット/アルティメットの破壊があるため、破壊時に手札に戻るや、フィールドに残る、世界系ネクサスの根源回帰があると効果の処理順によっては転醒できません。
1. シーズグローリーのBPマイナス効果で相手スピリットを破壊する。
2. 相手スピリットは破壊待機状態になる。
3. シーズグローリーの転醒効果と相手スピリットの破壊時効果が同時に発生する。
4. 相手の破壊時効果で、トラッシュ以外の場に行く。
5. シーズグローリーの転醒効果で、破壊待機状態のスピリットを参照できないため、転醒できない。
という裁定のようです。同時に効果が発揮する場合、解決順はターンプレーヤーが決定するというのがバトスピの基本ルールなので、相手ターンで破壊時効果を先に使われ、トラッシュ以外のどこかに行くと転醒ができなくなります。なので、相手のアタックステップのフラッシュタイミングで使用する場合、対象は慎重に選びましょう。逆に自分のアタックステップの場合は、転醒を先に処理すれば良いため、処理順を間違えないようにしましょう。

こういう裁定もあり、個人的には攻めに使った方が良い印象です。自ターンで打てば転醒し易いですし、レベル上昇効果とシンボル追加が強い。攻めにも守りにも使えますがどちらかというと攻め札な印象。

⑥氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジン

マジック 3(2)/白
BS55-TCP07(A)
このカードは系統:「起幻」/「覇皇」を持つ。
【覇導】
手札にあるこのカードは、相手によって自分のライフが減ったとき、コストを支払わずに次の効果を使用できる。
【覇導】はターンに1回しか使えない。
■相手のスピリット/アルティメット1体を手札に戻し、
戻したとき、この効果発揮後、このカードの《転醒》を発揮できる。
《転醒:自分のカウント5以下(転醒は同時に使えない)》
2コスト支払うことで、このカードを裏返す。
このとき、自分のフィールド/リザーブからコアを好きなだけ、この転醒後スピリットに置く。
フラッシュ:
このバトルの間、自分のライフは減らない。
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スピリット 7()/白/起幻・覇皇・機人
BS55-TCP07(B)
<1>Lv1 6000 <2>Lv2 9000 <4>Lv3 12000
この面に裏返ったとき、フィールドに残り、カウント+1する(ボイドからコア1個を自分のカウントエリアに置く)
Lv1・Lv2・Lv3『このスピリットの転醒時』
このバトルが終了したとき、アタックステップを終了する。
Lv2・Lv3『相手のアタックステップ開始時』
自分の手札にあるバースト効果を持つカード1枚をセットできる。
さらに、相手のスピリット/アルティメット1体をデッキの下に戻せる。
シンボル:白

絶賛高騰中の覇導マジックです。
フラッシュ効果はバトルの間、ライフが減らなくなります。
また、【覇導】でライフが減った時にノーコストで打てて、相手のスピリット/アルティメットをバウンスし、2コスト支払って転醒します。
転醒時効果で、アタックステップを終了させます。またLv2,3の効果で相手のアタックステップ開始時にバーストをセットしつつ、スピリット/アルティメットをバウンスできます。
基本的には転醒時効果を使って守るため、前回紹介すればよかった感があります、、、
転生時効果で守った後もアタッカーを減らすことができるため、かなり強力。転醒からバウンスまでの間にラグがあるため、その間に処理され易いです。そうなっても除去札切らせたと思って前向きに考えましょう。
フラッシュ効果も地味に強力でバトル中はライフが減らないため、フラッシュ効果やバトル終了時のライフ貫通なども守れます。コストが軽いため、いろんな編成に入れ易いもの良いです。

ちなみにこの【覇導】での転醒ですが、シーズグローリーと違い、こちらはバウンス対象がフィールドに残るなどで残った場合でも転醒できます。転醒発揮までが【覇導】効果の範囲なので、転醒効果発揮時に待機状態を参照しなくて良いからです。ただし、効果を受けないなどの耐性で固められていた場合、そもそもバウンス対象を選べないため転醒できないです。めちゃくちゃややこしい。


これと前回の記事でまとめたカードをおさえておけばまぁ大丈夫だろうと思います。
一時期フェイタルダメージコントロールが高騰してましたが、使用できる場面が相手依存で限定的かつ、5回殴られたら終わるので今回は外しました。字面はかっこいいですよね。フェイタルダメージコントロール。

次回以降は除去札とか各色便利カードまとめていこうかなぁと思います。不定期で上げていこうと思いますのでよろしくお願いします。

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