学校から帰ると、通知が来ていました。とても、たくさん

はじめに

初めまして、Ryuhiです。先日、noteに今までの人生を振り返るような、それでもってこれからを決意するような、何とも形容しがたい雑文を投稿しました。拙劣な創作活動を今までもこっそりと続けてきましたが、その中で時折、バチッ、とハマるタイトルというのが出来ることがあります。この雑文には一発でそんなタイトルをプレゼント出来ました。それ故、まぁ多少の評価を期待していたのは事実です。ですが、それは甘い見通しでした。

本当は早急にeスポーツについて書きたいのですが、どうにも興奮で頭が冷めやらないので、いったんお茶を濁します。
本稿では、このたった三日間のことを主観的にまとめることで自身を客観視します。そして、それを書いた理由、至った過程を書くことで前回の記事を捕捉します。最後には、前回同様、しかし前回以上に明確となった今後についてを、不躾ながら書かせていただきます。
そんな予定です。

投稿後ーー気付けば通知が鬼のよう

2月4日、僕はnoteにある文章を投稿します(noteの使い方が分からないのでリンクの貼り方が分かりません)
それはまぁ、簡潔に言えば自分語りです。これからnoteを書いていくに当たって、前もって向き合わなければな、と思っていたものです。これは後述します。

書いた後、これは5いいねはくるな、と確信を持っていました。それだけ自信がありましたし、逆に言えばその程度の自信しかありませんでした。
モチベーションの維持のためにコメントをしてくれ、とも頼んだので、おそらく一件はつくだろうと楽観視していました。

その日の評価は順調で、寝る前には3いいねがついていました。自分の文章を読んでもらえた。その久しぶりの感動がついつい嬉しかったです。
小説投稿サイトとの大きな違いとして、やはり評価の簡単さ、というのがあります。ついでに、文章の手軽さも…。
サクッと読んでボタンぽち。これで僕のもとに通知が届きます。ありがたいな、書いてよかったな、なんて思い、感謝しながらスマホを閉じました。

翌日も評価は安定していて、目標の5いいねを達成しました。いつの世も目標達成は階段の一段です。確実に踏まれたその階段を踏みしめながら、その日も僕は床に就きます。

そして来る2月6日。学校から帰り、飯を食う。風呂を出て、ツイッターを開く。そしてビックリ。

通知が20を超えている。

今までツイッターでこんなに通知が来たことはありませんでした。なにか変なスパムにつかまっただろうか、なんて本気で心配しました。

僕の生涯の目標は謙遜と努力なのですが、今この時に限っては謙遜抜きで、本当にスパムだと思ってました。
万が一にも、自分の文章が評価されたのだとは思いもしませんでした。身の程は弁えていましたし、実際その程度の人間です。
ですので、その時僕はわが目を疑いました。昨日まで7人だったフォロワーが60人。想像以上に多い広告に捕まったのか、とアカウントの変更も検討しました。通知欄を開くまでのほんの数秒は。

そこには、僕のnoteのツイートに関するいいね、リツイートの感想が数えきれないほど届いていました。

一瞬、理解が追いつきませんでした。そして、すぐにnoteを見ました。
やはりそちらにも、たくさんのいいね、コメントの通知が待っていました。通知欄を遡ることで、謎部えむさん、という方に賞賛をいただき、拡散していただけたということが分かりました(ごめんなさい、リンクの貼り方が分かりません)

なにもかも、夢のような一日でした。自分の文章が絶賛をいただいている。これは今までに何度も夢見てきたことで、それでいて、ずっと、叶うことのなかった夢でした。何度も自己嫌悪しながら、何度も奮い立ちあがり、そして崩れ去り、捨て去られた夢です。

本当に、言葉が出ませんでした。嬉しさだけが、心の奥底から湧き上がってきました。全てのリプライに返信をしました。持てる全ての思いで、誠心誠意、感謝を述べ続けました。
たった一日で、いったい何度ガッツポーズをしたか分かりません。

自分という、何の力もない、そのくせ妙に厭世的な餓鬼が、初めて社会に対して何かをした。それは、きっとこれからの人生で味わえるかも分からないような、達成感。存在意義の確立にも似た幸福感です。

感想、コメント、いいね、フォロー。これらすべてをくださった皆様。そしてそんなチャンスを与えてくれたeスポーツ。

本当にありがとうございました。

投稿前ーー考えるのはトラウマの日

実際、今でも自分の書いた文章に納得はいっていません。読んでいただけると分かると思うのですが、僕の文章は途中から明らかに雑になります。

それは、長い間長文を書いていなかったからかも知れません。
或いは、単純な集中力の欠如かも知れません。これも、多少ブランクに起因するかもしれませんが。

しかし、実は明確な理由は存在しています。それだけとは言いませんが、それを抜きに語ることは出来ない理由。

それは、トラウマ。

あんな文章書いてはいますが、実は内心恐怖との戦いでした。思い出すのが怖いのもありますが、本当に恐れているのは思いだしてから。自己嫌悪に駆られ、自己否定が始まります。よって、兎に角文章を書ききってしまおう、なんていう意地だけで言葉を紡ぐ羽目になってしまいました。

一年以上経った今でも清算は済んでいません。よっぽど、逃げてきたので当然ではありますが…。
ここには、それでもあの文章を書ききったありのままの思い、書くに至ったわけを綴ります。

僕はeスポーツを育てたい、と考えました。プロになれないから、というのではありません。なんなら今でもプロとして活躍したいと本気で思っています。
しかし、僕は世界の強敵と戦いたい!というギラギラした思いよりも大きな、違う思いを持ち合わせていました。全力で戦う姿、努力を惜しまない姿に、情けない自分を重ね合わせ、感動したのです。

そんなeスポーツは今でこそメディアに取り上げられ話題沸騰ですが、どうにも偏見を払拭出来ていません。なんなら僕も偏見を抱く側でした。
そんなeスポーツはしかし、僕が与えられたように、今を生きる人に夢を与えられるものです。

偏見を抱かれたままじゃあまりに勿体ない。なにか、自分に変えられるものはないか。そう思い、とりあえずいろいろなタイトルに触れ、プロや達人のプレイ、大会の観戦をしました。その時から、ゲームへの課金も惜しまなくなります。
一人のプレイヤーとして出来ることなんて、その程度だと思っていました。

実は、noteには記事を書く前から出会っています。なんだかeスポーツに対して積極的な人の多いところだな、と思っていました。先ほど名前を挙げた謎部えむさんのことも、以前から知っていました。ですが、その頃はまだ読むだけ。一般の人よりもeスポーツに興味があるだけの人でした。

そんな日々の中で、謎部えむさんのとある記事に出会います(リンクがはれるようになったらはります)
そこには、僕のような人間がもっとeスポーツにアプローチする方法が書かれていました。その中でも目に留まったもの。それが、noteに文章を書いて投稿することでした。

文章を書くこと。それは、やはり一番身近で、得意だと豪語出来ます。
適当でもなんでもいい、簡単に好きなゲームのことを書くだけでもいい。でも、本当に書くのか?それは葛藤です。

簡単に文章を書く。そんなことは出来ません。僕にとって、たった一文も無碍に扱えるような軽いものではありませんでした。

そんな葛藤をしていると、自然に、最初に書くことが決まりました。もし、もう一度文章を書くのなら。

それは自分自身の過去と向き合ってからだ。

そうして、あの記事を書くに至りました。

せめて、覚悟だけはしよう。何があっても。
或いはそんな覚悟があったから、必死になって書けたから、今こうして評価を頂けたのかもしれません。
今この時だけは、情けない自分を心から褒めたいです。

これからーー新たなスタートラインを見て

前回書いた時とは状況が一変してしまいました。少なくとも今、自分の文章は期待されている。ずっと待ち望んだこの瞬間は、想像以上のプレッシャーでした。もう、安易なことは書けません。

でも、大丈夫です。僕はこの人生に誓って、安易な文章など書きません。やることは変わりません。
もてる今までの経験、その過程に考えたこと、感じたことをありのまま、時折脚色しながら発信していきます。そうして、今度は自分の力で誰かを救いたい。心を揺さぶりたい。前回以上にその思いは強固です。

精一杯頑張りますので、どうかこれからの僕に、期待してください。

そして、この文章を読んでくださった皆様、以前の自分の文章を読んでくださった皆様。興味を抱いてくださった皆様、感想やいいねのリアクションをくださった皆様。

本当にありがとうございました。

僕の好きなことは、文章を書くことです。それを読んでもらうのが同じくらい好きです。そして反応としてスキとかフォローをしてもらうのは、もっと好きです。僕の文章を読んでくださって本当にありがとうございます。