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薬になる庭木もあります。

先日夜中に胃の辺りの痛みで目が覚めました。

しばらくすれば治るだろうと布団の中に居たんですが、痛みは治まるどころか次第にひどくなってきて、明け方に我慢できなくなって病院へ。CTを撮っての診察結果は、「たん石の影響ですね。」

???TANSEKI?たんせき?って誕生石ではなくて?

え~~~~~~~!びっくりしましたよ。

びっくりしたせいか痛みはピタッと納まったんですが、胆石の発作ってそうゆう感じみたいですね・・・

おかげさまでお仕事忙しくさせていただいておりますが、無理が体に出る年齢になったんだなぁと自分の働き方を少々反省しつつ、「あんまり発作が頻発するようなら胆嚢取りますね!」なんて先生が言うものだから数日ビビッておりました。

すると嫁さんが「これ飲むといいらしいよ」とお茶を出してくれました。

山に入って狩猟をされている方に聞いたみたいなんですが、山のある木の葉をお茶にしたものだとか。その木の名前が気になって後日教えてもらうと、なんと庭木としても使われる「ウラジロカシ」でした。

「ウラジロガシ」はブナ科のドングリの仲間で、山地に自生している常緑高木。古くから胆石症や尿管結石症の民間薬として知られていて、結石に対する効果は臨床実験でも証明されているそうです。

びっくりしました!驚きで発作が・・・起こりませんでしたが、灯台もと暗しというか、もう空気のような存在だったから・・・というか勉強不足でした。

庭木としてよく見られて民間薬として使われるものといえば、虫刺されから癌予防までいろんな効用があるとされるビワが有名ですが、調べてみるとそのほかにもいろいろありました。

例えば

 ナンテン      咳・喘息。

 アオキ       火傷、腫れ物、凍傷、虫刺、便秘。

 モッコク      腎疾患 肝疾患。

 ジンチョウゲ    歯痛、咽喉痛、乳がん初期、神経痛。

 コノテガシワ    抜け毛予防。

 などなど。

けっこう庭木として使っている木々に民間薬として効用があるみたいです。このあたりまだまだ勉強不足なのでもっと調べて、科学薬の要らない暮らしを目指す!というのは大げさですが、化学薬の副作用が原因と疑われる小さな子供達の事故も後を絶たないので、全面的に化学薬に頼りすぎるのではなくて自然からの力も借りられればいいなぁと思います。

ともあれ、ウラジロガシ茶が本当に胆石に効くのか?我が身をもって実験です(笑) 一ヶ月後の再検査が楽しみ!


*「にらめっこ」 2014年 11月12月号 掲載 に加筆修正

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