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水との対話 -water color-

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シュタイナー教室のにじみ絵や、二十四節気の水彩画など。 水彩を通して自分の中の水との対話を試みています。
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2023年12月の記事一覧

色彩の秘密を知るものは|裏の畑美術部

12月12日は、今年最後のシュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。この日は、筆を取る前に色のお話から始まりました。シュタイナー著・色彩の本質より、黄色と青色について描かれた記述を講師の間々田さんに読んでいただきました。 シュタイナーの文体は独特だけれど、元々ゲーテを研究対象としていたこともあってか、色彩論はとかく読みにくい・・。そんなに分厚い本ではないのに、今まで数ページで何度も挫折しています。でも、今日はなぜだかその癖のある文章がスッと心に入ってきました。きっと

お母さんの強さ|裏の畑美術部

先月11月14日は、月に一度開催の、シュタイナー教育の絵の教室「裏の畑美術部」でした。この日の課題はある動物。 さて、どんな動物が現れるでしょうか? 今日の課題は熊。 熊の動き方って独特ですよね。猪のようでもないし、ゴリラのようでもない。 強そうなのだけど、どこか品を感じさせます。 そんな様子を描きたかったのだけれど、頭の中に宇多田ヒカルの「ぼくはくま」がぐるぐる回って、可愛らしい雰囲気になってしまう・・。 お子さんのために描いた曲なのですよね。 今年、熊の報道が多い