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水との対話 -water color-

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シュタイナー教室のにじみ絵や、二十四節気の水彩画など。 水彩を通して自分の中の水との対話を試みています。
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2021年6月の記事一覧

夏至の予感|シュタイナー教育

月に一度のシュタイナーの絵の教室。前半に夏至のボディワークをして後半はいよいよ絵筆を取ります。 描く前に、今の時期とそして夏至の時期について学びます。 今日は、聖ヨハネの日について描きました。キリストに洗礼を授けたヨハネを祝う聖ヨハネの日は、冬至(クリスマスの頃)と鏡の関係にある夏至あたりに位置する。この日は、何かしら内側で生まれてくるものの「予感」を象徴しているよう。 洗礼を授けた場所といわれるヨルダン川の流れと、夏の太陽を描きます。そこから絵を動かしていきます。

あなたの中のわたし、わたしの中のあなた|裏の畑Body work部

月に一度通っているシュタイナーの絵の教室の前半で、からだのワークや講座の時間を持たせてもらっています。 先月は、わたしの中にいる相手を感じよう、というワークをしてみました。 わたしの中の相手。どういう意味でしょうか。 普段わたしたちは、自分のことを「個」と認識して存在しています。 西洋的な「個」として自立して存在するのがよし、とされる考えが一般的になった現代は、この傾向がとても強い時代かもしれません。 しかし、一見「個」としてバラバラに存在しているように見える私たちも