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介護福祉士への道

介護福祉士とは

「介護福祉士は、専門的知識及び技術をもって、身体上若しくは精神上の障害があることにより日常生活を営むのに支障がある者につき心身の状況に応じた介護(喀痰吸引等を含みます)を行ない、並びにその者及びその介護者に対して介護に関する指導を行なうこと(以下「介護等」といいます)を業とする者で、国家試験に合格又は養成施設を修了した者が所定の登録を受けることにより、介護福祉士の資格を取得できるものです。」
社会福祉士及び介護福祉士法に記載されています。

介護福祉士は社会福祉士、精神保健福祉士と並ぶ、名称独占の国家資格であり、三福祉士の一つになります。
介護福祉士の主な業務を簡単に説明すると、名前にもあるように、「介護」がメインです。
介護と言っても、
身体介護(食事・排泄・衣服の着脱、入浴などの身体の衛生管理・移乗や歩行補助など)や在宅介護における生活援助や、利用者やその家族、介護者も含め生活・身体・介護に関する相談にのったり、助言をすることもあります。また、利用者の方が生きがいを持って生活できるように、社会活動の支援を行っていくことも役割の一つです。

他の資格との違い

僕自身は、現在、社会福祉士を所持しています。
社会福祉士がソーシャルワーカーと呼ばれるのに対して、介護福祉士はケアワーカーと呼ばれます。英語にすると、なんとなく違いが分かるような気がしますね。
社会福祉士も介護福祉士と同じ法律(社会福祉士及び介護福祉士法)に記載されています。以下抜粋です。
「社会福祉士は専門的知識及び技術をもつて、身体上若しくは精神上の障害があること又は環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある者の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する者又は医師その他の保健医療サービスを提供する者その他の関係者(第四十七条において「福祉サービス関係者等」という。)との連絡及び調整その他の援助を行うこと(第七条及び第四十七条の二において「相談援助」という。)を業とする者をいう。」とされています。

社会福祉士は、年齢や性別、障害など問わず、生活を送る上で何かしらの問題がある人々すべてに対し、相談や助言、指導を行い、援助を行っていくため、受ける相談の内容も高齢者の介護や、障害者支援、生活保護、児童福祉など福祉分野すべてが対象となります。そのため介護福祉士よりも業務の幅は広いと言えるのではないでしょうか。

「介護福祉士ってケアマネージャーのことでしょ。」と思うかたもいるかもしれませんが、介護福祉士とケアマネージャーも別々の資格です。
介護福祉士は国家資格です。試験を受けるためには、実務経験が3年以上あることが必須条件となります。
ケアマネージャーは、都道府県が認定する資格です。資格を取得するためには、各都道府県で実施される「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格した後、「介護支援専門員実務研修」を修了する必要があります。また受験するためには、医師や看護師、介護福祉士等の国家資格を取得していることや、介護や相談援助に関する実務経験が5年以上あることが条件となっています。
業務内容で言うと、介護福祉士の業務は、直接的なサポート(介護)を行うことです。それに対し、ケアマネージャーは、直接的なサービス(介護)を行うことは多くありません。介護保険の利用者に対して、ケアプランの作成を行うことが主な業務となります。時には、要介護者の家族から相談を受けたり、介護指導を行ったりすることもあります。
こんな感じで説明していくと、「介護福祉士」の仕事がなんとなく見えてきたのではないでしょうか。

僕が介護福祉士を目指す理由

それでは、僕が介護福祉士を目指す理由です。
僕は現在、児童発達支援センターという児童福祉施設で児童指導員として勤務しています。その僕がなぜ介護福祉士を目指すのか。

理由はいろいろとありますが1つ挙げるとすれば、「福祉についてもっともっと知りたい、福祉を究めたい。」という欲求です笑

介護福祉士をケアワーカーと言いました。
『ケア(Care)』。一言に『ケア』と言っても、色んな捉え方があります。
その中で、
僕が思う『ケア』とは、『寄り添い、受け止めること。』です。
僕はその『ケア』をもっともっと知りたいし、究めていきたい。
児童分野で働く人が「介護福祉士?」
子どもたちと接する上で、介護って必要なの?
確かに一理あります。
ですが、それ以上に、子どもたちと接する専門職として、子どもたちに関わる大人として、自分ができることは何でもやりたいし、何でも知りたい。
僕が、今の職場で出会う子どもたちにとって、僕と関わる時間は、彼らの長い人生の中のほんの一部です。それでも、彼らが過ごす幼少期の時間は一度だけです。子どもたちにとって、幼少期の時間は、今後の人生に関わってくる大切な時間だと僕は思います。その時間を、一日一日の関わりを大事にしたいし、大切にしていきたい。
もちろん、介護福祉士だけでなく『寄り添い、受け止めること。』に繋がったり、子どもたちにとってプラスになる方法はたくさんあります。
今の僕が思いつく、たくさんの方法の中の一つが介護福祉士でした。
また、以前の記事にも書いた『1年後の自分を信じる』ことにも繋がります。

1年後の自分がどんな風になっていたいか、これから先、どんな風になりたいか。今、感じているワクワクやドキドキが、その原動力になると僕は思う。僕が介護福祉士を目指すことで感じるワクワクやドキドキの正体がきっと、福祉をもっともっと知りたい、究めたいという欲求です。
僕は、時折、そんなワクワクやドキドキに駆られ、無性に行動せずにはいられなくなるというか、抑えられなくなることがあります笑

なので他にも、これからチャレンジしていきたいことはたくさんあるので、随時、投稿していけたらと思います。

そして、この場で介護福祉士を目指します。と宣言することで、合格せざるを得ない状況を創って、自らにプレッシャーをかけたいという理由もあります笑
来年の今頃には必ず「介護福祉士に合格しました!」という報告をこの場でさせていただきます。
それでは期待していてください。

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