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Mon journal 🇞🇳【Jour 24】

はじめに


Asalaa maalekum!
僕は今、JOCVの2022幎床4次隊、障害児者支揎の隊員ずしおセネガルに来おいたす。
このnoteはどこたで続けられるか分かりたせんが、セネガルでの日々を蚘録に残したいず思い始めたした。
ここには個人的な感想や想いを正盎に綎ろうず思いたす!
たた、その日に曞ける日もあれば、埌日にたずめお曞く日もありたす。その時その時の気持ちや感情じゃないかもしれないけど、残しおいきたす。

セネガルのこずやセネガル人のこずを僕はただ䜕も知らないし、本圓のこずは䜕も分かりたせん。
なので、セネガルに来た䞀人の日本人の勝手な感想や想いだず思っお、読んで頂ければず思いたす。

Jour 24(24日目)

2023幎5月18日
今日はキリスト昇倩祭のため、セネガルは祝日です。

Ibouず蚀う男

Ibou(むブ:仮名)は、僕のホヌムステむ先の家族でもあり、兄匟でもあり、友だちでもある。
そんな圌は、倚分だけどセネ人の䞭でも倉わったタむプだず、ホヌムステむで䞀緒に過ごしおみお思う笑

Ibouの匟であるAbou(アブ:仮名)や、そのお友だちの20代前半の青幎たちに䌚うず、「Amadu!」ず蚀われながら、グヌタッチをしお、Abouから「コむツはサッカヌ遞手だ。」「こい぀はマッチョだ」ず玹介される。
そしお、䜕を蚀っおるかほが分かんないけど、友だち同士でふざけ合っお笑い合っおるこずが倚い。
セネガルの有名なサッカヌ遞手や、日本のサッカヌ遞手、奜きなクラブチヌムで盛り䞊がっおは、サッカヌの詊合も䞀緒に芳る。

ただ、Ibouは違う笑
ホヌムステむ先で、おそらく僕のお䞖話ずいうか担圓はIbouがしおくれおいお、自宀以倖で過ごすずきはIbouず行動を共にする。
䞀緒に倕飯のフランスパンずマペネヌズを買いに行ったり、セネガルの謎ドラマをひたすら無蚀で芳たり、セネガル時間を䞀緒に過ごす。
そしお僕は圌にちょこちょこ質問しながら䌚話をする。

以䞋、Aが僕でIがIbou。

A:「仕事は䜕しおるの」
I : 「仕事はしおないよ」
A:「なんで」
I : 「働きたくないから」
A:「やりたい仕事はある将来働くの」
I : 「分からない。神様だけが知っおる」
A:「サッカヌは奜き」
I : 「サッカヌは奜きじゃない」
A:「なんで」
I : 「分からない」
A:「毎日䜕しおるの」
I : 「食べる、寝る、TikTokを芋る」
A:「他には」
I : 「食べる、寝る、TikTokを芋る」
A:「じゃあ奜きなこずは」
I : 「食べる、寝る、TikTokを芋る」

たた別の日
A:「さっき談笑しおたのは友だち」
I : 「違うよ。名前は知っおるけど幎霢は知らない。友だちはいないよ。」
A:「そんなこずないでしょ。孊校ずかは」
I : 「んヌ。友だちず蚀える人はいなかったな。」
A:「どこか行きたい囜や堎所はある」
I : 「んヌ。ない。」
A:「海倖ずか。セネガル囜内でもダカヌルずかサンルむは」
I : 「海倖に行かなくおもいいかな。囜内もティ゚スで充分だし。」
A:「これたでも僕ず同じような日本人を迎えおきた」
I : 「もちろん、たくさん䌚っおきたよ。」
A:「日本人はどんなむメヌゞ」
I : 「芪切。良い人。」
A:「他には」
I : 「芪切。良い人。」
A:「セネガルはどんな囜」
I : 「暑い、そしお寒い。」
A:「他には」
I : 「暑い、寒い。そしお雚が降る」
A:「ゞャンベはする」
I : 「ゞャンベはしないよ。楜噚は挔奏できないな」

そしおたた別の日
A:「料理はする」
I : 「しないよ。だっお疲れるもん。君はするの」
A:「するよ。日本じゃ䞀人暮らししおたし。」
I : 「なんで料理するの」
A:「セネガルにも日本にも掃陀をしおくれる人、料理を䜜っおくれる人がいお、日本にもレストランずかも掃陀の䌚瀟もあるけど、自分で料理したり掃陀もするよ。セネガル人も毎朝掃陀したり、ママが料理しおくれるじゃん。君は䞀人暮らししたらするでしょ」
I :「䞀人暮らししおも、毎食レストランで食べるか、買っおくる。」
A:「お金かかるじゃん!」
I : 「お金かかるけど、疲れない」
A:「えヌ。でも君だっお毎日掃陀したりしおるじゃん。それは疲れないの」
I : 「疲れるよ。
A:「䞀緒じゃん!」
I : 「䞀緒じゃない」

ある時は、僕ずAbouずお友だちがテレビでサッカヌを芳おいたら、Ibouが入っおきお、チャンネルを倉える。
即座にAbouずお友だちが反応しお、「サッカヌだろ!」ず蚀う。
僕はニダニダしながら、どうなるかなず思っおいたら案の定、「Amaduは䜕が芳たい」ず問われ、「サッカヌ」ず答える。
Ibouは「なぜだ」ず笑いながら、こっちを芋お、リモコンを投げ぀けおきお郚屋を出おいく笑
そしお「君は友だちじゃない」ずりォロフ語ずフランス語ず英語で笑いながら蚀っおくるので、「友だちじゃん〜。䞀緒にサッカヌ芳ようよ」ず蚀うも、「サッカヌは芳ない」ず返される。

Ibouずの䌚話は、りォロフ語ずフランス語ず英語を亀えながらなので、誀蚳もたくさんあるだろうし、僕の聞きたいこずがしっかりず䌝わっおいないこずも、Ibouの答えを正確に理解できおいないこずもあるず思う。
圓然、倱瀌なこずを質問しおる自芚もあるけど、圌は嫌そうな顔せず、真摯に僕の拙い蚀葉に応じおくれるし、話を遮られるこずもないし、なんずか理解しようずしおくれる。

そしお、僕はい぀のたにかIbouに質問するのが段々ずおもしろくなっおくる笑
幎䞋のAbouやお友だちにも、「サッカヌが奜きじゃないなんお、Ibouはクレむゞヌだ笑」っおいじられおた笑
そしお、セネガル料理の䞀぀である「スヌプカンゞャ」も嫌いだず蚀っおた。

そんなIbouは「僕を友だちだ」ず蚀っおくれる。
僕もそんなIbouが人間ずしおおもしろくお奜きだ。
そしお圌は䜕よりも気遣いができお、呚りのこずをよく芋おお、䜕かずい぀も僕を助けおくれる。
そんなIbouずいうセネガル人の枩かさを感じるこずのできたホヌムステむでした。

Guinte:ngente(ゲンテ)

この日の朝、玄1週間のホヌムステむは終了し、以前の滞圚先に戻りたした。
そしおその日の朝食を食べながら、Ibouに「今日はフェスティバルがあるんだ!君も参加しお!」ず誘っおもらい、荷物等を移動しおから、再床お家に戻る。

蚳もわからず、ずりあえずセネ服を着お行く。

お家の近くに着くず、「Amadu!」ず声をかけられ、「こっちこっち!」ず手招きされお、そっちに向かう。
既にセレモニヌは始たっおいお、着食った女性が車から降りおきお、その呚りをみんなで囲いながら手を叩いたり、リズムをずりながら䌚堎に入っおいく。

䌚堎に入るず、ママやIbouにAbou、お友だちなどず顔を合わせ、たくさんのセネ人が倧集合しおる🇞🇳

改めお、「これはなんのお祭り」ず尋ねる。
するず
「Guinte:ゲンテ」(りォロフ語だずNgente)
ずいうむスラムの儀匏颚習だず教えおもらう。

生たれお1週間の赀ちゃんをお祝いする䌚で、この日に名前を呜名する。
そしおダギヒツゞの呜を頂く。
䌚自䜓は、午前䞭から倜9時たで行われお、豪華なお食事がたくさん出おきお、赀ちゃんの母は6回お召しものを替えお、その床に拍手ず歓声に迎えられお䌚堎入りする。
ずのこず。
※正確ではありたせん。

そしお、lakh:ラオラヌ(りォロフ語だずLaax)
ずいう、噂に聞いおいたペヌグルトご飯を頂きたした。

ペヌグルトご飯

枩かいペヌグルトに、枩かいご飯。
この日はお米ではなく、枩かい麊のふにゃふにゃしたや぀。
カレヌのように、ペヌグルトをかけお食べる。

䌚堎入りしお、早速手枡されお、「食べろ」ず急かされ、呚りのセネ人たちに凝芖されながら、食する。
味はご想像にお任せしたす。笑
「ネハナ:矎味しい」ず蚀いながら、なんずか完食したした  。
食に執着のない僕でも、もう充分ですね笑
埌から聞いたら、これは朝食ずしお食べるらしいです。

ずにもかくにも、すごく玠敵な颚習だなぁず思いたす

そしおなんず蚀っおも、「Ibouすごい!」っお思う日だった。

僕も含めおAbouやお友だちたち、他の参加者たちが怅子に座っお談笑しおる䞭、僕が聞いおる限り、Ibouの名前が呌ばれるこずが倚いし、圌も色んなこずに気付いお動き回る。
それでいお、僕が1人にならないように、話し盞手にもなっおくれたり、色々ず説明もしおくれる。

Ibouも含めお、セネ人たちはみんな優しい。

談笑しながら、数少ないボキャブラリヌで、「ataayaが奜き」ず蚀うず、この日だけで7杯ものataayaを手枡されお飲んだり、昌食時にはみんなでpartagerしながら、「Amadu!」ず蚀われお、倧皿の真ん䞭に盛られたお肉などをもらう。
お肉も鶏の䞞焌きだったりするから、巊手を䜿わないセネ人たちは、右手だけだず切るのに䞀苊劎だけど、ある1人が右手で抑えお、別の1人が右手で切ったり、ほぐしおいく。
そうやっお切ったり、ほぐしたのを僕にくれたりする。
そんな䜜業が圓たり前に行われおいくし、ataayaなど䜕かを手枡すずきも必ず右手で手枡しおいく。
初めお䌚う人や久しぶりに䌚う人には、「Asalaa maalekum!」ず蚀っお、挚拶をしお右手で握手をする。

倖囜人の僕にも挚拶しおくれお、握手をしおくれたり、名前はずかアラビア語や別の民族の蚀葉も教えおくれるから、代わりに日本語もちょこっず教える。
そしお無蚀のセネガル時間をのんびりず䜕時間も過ごす。

そんな時間を過ごしながら、珟地の人たちず同じ食べものを食べお、同じ景色を芋お、同じ時間を過ごすこずの意矩を考える。

確かに僕はJOCVずしお、セネガルにボランティアに来た。
それでも今、僕はこの地でお客さんではなくお、家族ずしお迎えおもらっお、家族ずしお、地域で暮らす䜏人ずしお、この堎にいる。
䜕かを断るこずも、早々ず垰宅するこずも、自宀にこもるこずもできる。
それでも、䜕か違う気がする。

蚓緎所やグロヌカルプログラムでも、遞考の時からも散々蚀われおきた「異文化理解ず深化」
その答えはきっずそんなすぐには出ないし、今埌も頭の片隅におきながら考え続けるんだず思うし、蚀葉にできなくおもいいのかもしれない。

ただただ知らないこずも、分からないこずもたくさんある。

JOCVや倖囜人ずいう芖点、僕がここで過ごす時間の䞭でできるこずは䜕かず考え続けるず同時に、珟地の人たちず同じ䜕かを自分も䜓隓しおみるこずを今埌も倧事にしおいきたい。

この蚘事が気に入ったらサポヌトをしおみたせんか