チャンピオンズリーグ出場権譲り合いの歴史！～プレミアリーグの終盤戦を楽しもう～
愛するリバプールは4月30日現在リーグ戦7位と、CL権を獲得できる4位以内に入るのは非常～に難しくなっています。
しかし、そういえばここ数年毎度のようにCL権争いするクラブは終盤に勝ち点を落としまくっていないかい？と思い、過去4年を調べてみたところ、なかなか面白いデータが集まったので、紹介してみようと思います。
リバプールにもまだまだチャンスはある？
◇プレミアリーグシーズン毎のCL権争い
CL権争いをしていたチームのシーズン残り5試合をピックアップし、その勝敗をまとめてみました。
・18-19シーズン
リバプールにとっては伝説ともいえるシーズン。
シティと勝ち点1差でリーグ優勝は逃したものの、積み上げた勝ち点は97。スパーズとのプレミア対決を制し、CL優勝で有終の美を飾った。
まさにタイトル通りチャンピオンズリーグ出場権譲り合いといえるシーズン笑
残り5試合の時点で4チームが勝ち点差３の中にひしめき合うも、３チームが３敗を喫し、最も勝ち点を伸ばしたチェルシーで６。
ダチョウ俱楽部もびっくりの「どうぞどうぞ」の譲り合いだった。
・19-20シーズン
コロナに翻弄されるも、圧倒的な強さでリバプールが優勝。
無観客試合やシーズンの中断、交代5人制など様々な出来事があった。
スールシャール監督率いるユナイテッドだが、シーズン序盤は絶不調。
冬に救世主となるブルーノ・フェルナンデス獲得で調子を上げ、最後の10試合で7勝3分けの快進撃で3位まで順位をあげた。
チェルシーにとってはポジティブなシーズン。
補強禁止のなかクラブのレジェンドランパードがアカデミー出身の若手を抜擢し、望外のCL権獲得。
今チェルシーを指揮してるランパードとはきっと別人笑
反対に失意のシーズンとなったのはレスター。
36節まで4位以内を保っていたが、残り5試合でわずか4しか勝ち点を積み上げることができず、勝てば4位となれた最終節のユナイテッド戦で敗れ、5位に沈んだ。
・20-21シーズン
リバプールCBクライシスのシーズン。
今季もこの浮上を再現できるか？
ファンダイク、ゴメス、マティプとレギュラー格のCB全員が怪我で早々にシーズンアウトとなってしまったリバプール。
それでも年内は僅か1敗しかしておらず強さを保っていたが、年明け以降の13試合で8敗し、CL権獲得は絶望的かに思えた。
しかし、CB起用の多かったファビーニョを中盤に戻して以降調子を取り戻し、残り10試合を8勝2分で走り切り、最終的には順位を3位まで上げた。
チェルシーは最終節に敗れてヒヤヒヤもののCL権死守。
途中から就任したトゥヘルの元CLを制覇。
19-21の2シーズンでどのチームより4位以内に入っていた期間は長かったレスターだが、またもや終盤に取りこぼし2年連続の5位に終わる。
FA杯を優勝したことがその悲しみを少し和らげてくれただろうか。
・21-22シーズン
またもや1ポイント差に泣いたリバプール。
4冠の可能性を最後まで残すも、CL決勝ではマドリーの牙城を崩すことができず、FA杯とカラバオ杯の2冠に終わった。
アルテタ監督の元久々の4位以内が目前だったアーセナル。
36節で宿敵スパーズとの直接対決に敗れその差を1に縮めるられるも、残りの試合に勝てば問題なかったはずだったのだか、続くニューカッスル戦でも敗北を喫し、遂にスパーズに交わされてしまい、最終的には5位に終わった。
スパーズは最後の5試合で13ポイントを稼ぎ、見事アーセナルを逆転。18-19シーズン以来の4位以内フィニッシュを決めた。
・考察
過去4シーズンのCL権争いを振り返ってみたが、イメージと大きく異なることなく毎年コンスタントに勝ち点を落とすチームが出てきている。
表にまとめたチームの５試合で落とした勝ち点の平均は約7.5ｐ。
すべての年で6ｐ以上落とすチームが複数出ていることから、残り5試合で6ｐ差以内なら十分に逆転が可能であるといえるのではないだろうか。
◇リバプールはCLに出れますか？
さて、では愛するリバプールは今季4位以内に入ることができるのだろうか？
・4位との差
CL権争いのライバルとなるチームとの差を考える（4月30日現在）。
3位ニューカッスル→32試合勝ち点62
4位ユナイテッド→31試合勝ち点60
7位リバプール→32試合勝ち点53
ニューカッスルとは勝ち点差９、ユナイテッドとは勝ち点差７（1試合未消化）
過去4シーズンのデータに照らし合わせると、リバプールが全勝すれば逆転の可能性は十分にあるのではないだろうか。
・結論
リバプールはCLに出れますか？
出れます！笑
まだまだあきらめずに最後まで応援しましょう！
チーム状態もようやく上向いてきたように思えるので、20－21シーズンのような大逆転劇を期待しています。
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