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衝撃のダルウィン・ヌニェス劇場!10人で逆転!!〜23-24プレミアリーグ第3節「リバプールvsニューカッスル」~

難敵ニューカッスルの敵地に乗り込んだリバプール。
前節一発退場のマクアリスターは異議が認められ出場停止が取り消しに。
遠藤が移籍後初先発。

遠藤初スタメン!
ベストメンバーに近い?
クオンザーデビュー!
カーティスはまもなく復帰
コナテ、チアゴは代表ウィーク明け?
ヌニェス!ヌニェス!ヌニェス!

試合雑感

開始早々6分にタッチライン付近でトレントがゴードンに後ろから押されて倒れるもノーファール。
熱くなった背番号66がボールをピッチ内に投げるとこれが遅延行為?とみなされイエローカードをもらってしまう。
今季の遅延行為等のジャッジは不可解だが、選手側はカードをもらわないように対処するしかなさそう。
その直後にゴードンの抜け出しを腕で阻止しファールを取られたトレント。
2枚目の警告こそ避けられたが、ヒヤッとする場面だった。
こうなると精神的な脆さが顔をのぞかせプレーが不安定になる副キャプテン。
前節に続き自陣でトラップミスを犯し、エバートン出身の背番号10が快速を飛ばし裏に抜け出す。
アリソンとの1対1を見事制しホームのニューカッスルが先制。

さらに悪い流れは続き、失点の3分後、スルーパスに抜け出したイサクをファン・ダイクがファールで止め、これがDOGSOの判定で一発退場。
2節連続で10人での戦いを余儀なくされるリバプール。
しかも1点ビハインドの場面で守備の要を失い、勝利はおろか勝ち点1すら絶望的に思えた。
緊急事態に開幕から2戦連発のディアスを下げゴメスを投入。
CKの流れからアルミロンの強烈な左足のボレーを守護神アリソンがスーパーセーブ!なんとか試合の興味を繋ぎ前半を終えた。

後半に入り、ニューカッスルの攻勢は続くが追加点は奪えないまま時計は進む。
脅威だった新加入のトナーリ、U21EUROのMVPゴードンが下がり、リバプールがヌニェスを投入したことで流れが変わる。
81分、右サイドから抜け出した背番号9が右足を一閃!
10人のレッズが試合を振り出しに戻す。
追いつかれたマグパイズが失望を隠せない中、ロスタイムに再びウルグアイのストライカーがゴールネットを揺らす!
中盤でボールを奪ったリバプールはサラーがヌニェスにスルーパスを出す。
1点目と同じような角度から同じコースにコントロールされたシュートが名手ニック・ポープの手をすり抜けアウェイチームが逆転!
10人の方が強い説すら出るマージーサイドの雄は、敵地で貴重な勝ち点3を得た。

ファン・ダイク

退場となったキャプテンは少し厳しい判定ではあったが、今回は覆ることはなさそう。
DOGSOの場合1試合の出場停止なのだが、退場直後の抗議により追加処分を受けることになるかもしれない。

トレント

2試合連続で失点に繋がるミスを犯した副キャプテンはキックの精度もイマイチで、負けていたら戦犯扱いされていただろう。
ファン・ダイクの出場停止が何試合になるかわからないが、不在時はアームバンドをトレントが巻くことになる。
名門のキャプテンマークを巻いてふがいないプレーをすることは許されない。
奮起に期待。

遠藤

またもや10人でのプレーを強いられた遠藤。
同情する面もあるが、11人の時点からあまりいいプレーをみせられず、マクアリスターのレッドカードが取り消しになったことで来節以降どのような使われ方になるのか。
最初のアピールには失敗したと言わざるを得ず、できる限り早い対応が求められる。

クオンザー

トップチームデビューを果たす。
まさかの出場ではあったが、堂々のプレーを披露。
CBの補強がなければこのまま残留しそう。
バイチェティッチのように飛躍となるか。

ヌニェス

2ゴールのヌニェスが文句なしのMOM。
素晴らしい決定力を見せ、チームを救う活躍。
今季は期待できそう。

次節

次節はホームアンフィールドでアストンヴィラとの対戦。
野心的な補強で戦力を強化し、名将エメリの率いるチームは間違いなく強敵。
ハイラインを敷いてくる戦術だけに、今節活躍をみせたヌニェスが鍵を握りそう。
勝って代表ウィークを迎えたい所。

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