ワトフォード0−5リヴァプール
ケレハー7ロバートソン7ダイク7マティプ7アーノルド7ヘンダーソン7ミルナー7ケイタ7マネ7フィルミーノ9サラー9クロップ7ツィミカス6チェンバレン6ネコ6
相手が弱く、我々は強い完璧な試合でした。もちろん細かいミスはありますが、サッカーとはミスのスポーツなのでこんなもんでしょう
ケレハーはアリソン以上に足元が上手くアリソンのスーパープレイが必要じゃなかったこの試合では危なげなくアリソンの代役を務めました。2年前のアーセナルとの5−5というバカ試合ではミスが目立った彼ですが、同じようにミスが目立った相手のマルティネス同様に素晴らしい成長を遂げてくれました
アリソンは故障も多い選手なのでケレハーがトップレベルの戦い以外なら安心できるレベルにまで成長したのは非常に大きいです。プレミアの下位レベルじゃないと怖かったアドリアンを第3GKに回すことができました
ダイクは徐々にパフォーマンスが戻ってきました。今日はSBのミルナーやネコの守備力不足だったりケイタとチェンボとツィミカスで守備力が落ちて危ないシーンを何度か作られましたが、マティプとケレハーのクオリティで完封しました
ロバートソンとアーノルドは守備も攻撃も見事な活躍を見せ、ヘンダーソンは身体能力で守備力は高いが身体能力が低くてカバーエリアの狭いケイタをうまく介護し、たまに見せる素晴らしいパスで攻撃にもアクセントをつけました
ケイタは身体能力が低い点だけが問題ですが、攻撃では良い位置でボールを繋げますし守備でも今日は集中して素早くプレッシングが出来ていましたし単体でボールを奪えるのは良いですね
ミルナーはこのレベルのインテンシティの試合ならば余裕を持ってプレーが出来るので普段に比べてボールロストが少なく良かったです。SBとしては守備の面が厳しくとも時間をかけられる分だけ良いクロスを上げられるのはSB向きだと思っていましたが、このレベルの相手ならばMFの方が良さそうです
SBでも格下相手には彼の守備が穴になっても他の皆でカバーできるのでプレミア下位チーム相手の控えとしては最低限のプレーをしてくれそうです。アーノルドの控えが居ない問題は補強では解決できそうにありませんのでブラッドリーの成長に期待していますが、今季はまだ彼の力が必要になりそうです
マネは雑なプレーや決定機のミスなど悪いプレーも多いですが、裏への飛び出しで決めた大事な先制点などは彼の良さがいきました。世界最高レベルの選手だった2年前の全盛期に比べるとかなり衰えていますが、それでも世界トップ10レベルは十分に維持してくれています
フィルミーノは何よりもトラップとポストプレーが素晴らしかったです。攻撃ではタイミングの良い飛び出しで合わせるだけの決定機を全て決めてくれました。今日のMOMでしょう
サラーは先制点のアシストと個人技で奪った4点目は凄まじいプレーでした。全体的にポストプレーでも効いており素晴らしかったですね
チェンバレンは久しぶりに良いプレーを見ました。単純で簡単なプレーでミスをせず繋ぎに参加できていたのは良かったです
ツィミカスはタイミングの良いサポートのオーバーラップなど攻撃面は良かったですが、守備の点でやはりロバートソンを超えるのは厳しいですね。ロバートソンを休ませることができるレベルのタレントを格安で確保できたので満足はしています
ネコは相変わらずでした。アシストに繋げたようにトラップやパスなどプレー単体で見るとかなりの技術を持っているのですが、それを周囲と連携していく視野がないのが厳しいですね。また身体能力が低いために守備でワトフォードレベルの相手にも結構苦しいのが難点です。2年前に出てきたときからほぼ成長がありません。身体能力的にハイラインで押し込み、右サイドを起点に連携でクロスを放り込むリヴァプールのサッカーには厳しいと思われます
昨季まで在籍した下手くそなワイナルドゥムがMFから抜けてくれたのでボールを持たされるのではなく、支配して攻撃ができるようになっています。全てのスタッツが向上しているので、結果だけでなくとても楽しいサッカーになってきました
ただ守備の面ではケイタやファビーニョを補完できる身体能力を持ったワイナルドゥムが抜けた穴を再認識させられるゲームでした。チュアメニやカルヴィン・フィリップスのような身体能力が高くボールを奪えて低い位置からパスを出せる選手を冬に強奪できればPLとCLの2冠に向けてほぼ完璧な陣容となりそうです。ポジションの適正の問題であまり戦力になっていないものの能力が高いチェンボを売却して冬の補強に期待したいですね!
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