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どうしてあの時あと2万円の投げ銭ができなかったのだろう

推しが、イベントに出ていた。でも、あと2万円の投げ銭ができなくて、彼の可能性を潰してしまったかもしれない、後悔の話です。

はじめに、前提

私がポコチャを始めたのは2019年の夏ごろです。
元々は配信をしておらず、リスナーとしてアプリを楽しんでいました。
2019年のポコチャは、2021年春の半分くらいの規模だったように感じます。
登録者数・イベントの数・投げ銭の量などなど、今とは比べ物にならなかったと思います。
ランクはS+(現在だとS3?)まで、時給ダイヤも今よりももっとずっと低い状態でした。

また、イベントに出ることができるのは、主にB-(現在のB1)からでした。
(ルーキーポコカップみたいなC帯が出られるのもありましたが、ちょっと今とは形式が違うので・・・)

今は駅広告やテレビCM、雑誌のイベントが毎月10~30くらいありますが、当時は月1でGinaのような女性誌イベント・月1で渋谷POCOクロック・数か月に1回ポコチャのテレビCMがあるくらいでした。
私の体感なので、もうちょっとあったかな?

当時の推しについて

簡単に彼について書くと
・モデル志望
・芸能活動するのに事務所に入っていたけど、宣伝の1つの手段としてポコチャスタート
・ポコチャ開始は2019年9月くらい
・20代前半男性

「何が魅力だったの?」
と聞かれると
「わからない」
と答えたくなる彼ですが、当時の私のできる範囲で応援していました。

確定イベントへの参加のはずが・・・

結論から言うと、参加人数が少なく、イベントボーダーを超えたら、入賞できるイベントで、イベントボーダーを超えられなかっただけです。

彼には、ずっと出たいと言っていたイベントがありました。

『POCOクロック』

入賞すると、渋谷の屋外ビジョンに、ポコチャの広告として、週に何度か動画が流れるというイベントでした。
プロの手で動画撮影していただき、広告動画が渋谷で流れるという、貴重な体験ができるイベントでもありました。
当時のPOCOクロックは、B帯とA・S帯、朝掲載・昼掲載・夜掲載と別れており、さらに男女別のブロックでした。
各ブロック3人までが入賞で、渋谷の街頭ビジョンに掲載されていたと記憶しています。
つまり、合計36人が入賞できる算段だったわけです。

ライブ配信を通して、自分のことを知ってもらい、モデルの仕事に繋げたい。そんなことを言っていました。

ただ、なかなかランクが上がらず、POCOクロックに出られるB帯までようやく上がったのは冬になってからでした。

無事にB-へ上がれた彼は、POCOクロックにエントリーし、運のいいことに、人数が少ないブロックだったため、ボーダーさえ超えることができれば、POCOクロックに掲載されるチャンスでした。

そう、ボーダーさえ超えられれば。

たしか当時のB帯のボーダーは5万ポイントだったと記憶しています。
ちょっと彼の今のリスナーさんたちでは足りないかな。。。微妙だなぁ。新しく応援する人が増えないと厳しい、そう感じていました。

彼の枠では、コンスタントに配信に来る人が10〜20人くらい。1人TOPファンがいて、ほぼその人がメーターを支えて、私ともう1人がちょっと課金している程度でした。

彼はファミリーに
「今回はガチイベです!これで夢への第一歩を進みたいです。イベント期間は下記日程で配信します!○日▷時~…」
とやる気たっぷり!

よし私もじゃあ今回はポコナイト(11,111コイン≒11,111ポイント超くらい)にはなろうか!と決意し、1万円課金して準備しておきました。

いやだがしかし、時間通りに配信開始の通知が来ない!!!

5分遅刻は当たり前、1時間遅れだったり、寝過ごして配信をすっぽかしてみたりする。
確かに、イベント開始の1週間前くらいから、バイトが忙しいと言って、配信開始が遅れたりすることがあったけどさ。
でもさ、ガチイベなんでしょ!?
ガチイベなのに、配信するって言った時間に毎回遅れてきますか!?

TOPファンだった人は毎回遅れる彼にあきれて、枠に来なくなり・・・

なんとか3万ポイントまでは頑張ったと思います。

でも、あと2万ポイント...約2万円分足りませんでした。

5万ポイントあれば、渋谷の街頭ビジョンに掲載されたのに・・・

その結果・・・

「今回はしょうがない。ごめんね。次はがんばるね」

でも次はきませんでした。

イベント終了後、みるみるうちに配信回数が減り、あっという間にランクが下がっていきました。

気付いた時には、配信通知がこなくなりました。

私たちリスナーは、彼が配信してくれないと、会うことができません。

もし、あの時、あと2万円課金していれば...
もし、あの時、ボーダーを超えることができていたら...

彼はまだ配信していたかもしれない
彼は夢を叶えていたのかもしれない

どうなっていたかなんてわからない。
けれども、「もしあの時、あと2万円課金できていたら」
1年半以上が経過した今でも思います。

どうなっていたかなんてわからない。
あと2万課金しただけじゃ、今ある未来は変わらなかったかもしれない。
あと2万課金していたら、そこからずるずると高額課金する未来がやってきて、私の生活が苦しくなっていたかもしれない。

どんな未来がきたかわからない、そんな後悔の話です。

だからこそ、ライバーさんには、毎日定時で配信することが大切。でも配信を続けていくことはもっと大切。
そして、リスナーさんには、推しは推せるときに推せ!!!
来月も配信していると思うな!?

全力でそう伝えたい!!!

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