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【東京ゲームショウ】 2023年レポート & 2024出展のお知らせ

TGS2024 に出展します

7月4日に公式サイトがオープンし、12日から一般入場券の販売をスタートした「東京ゲームショウ2024(以下 TGS2024 )」。
公式サイトにて発表された出展社数は731社、小間数は3,190小間と過去最大規模での開催となるそうです。楽しみですね!!!

今年のTGS2024には、LIVEOPSISを運営する株式会社スパイスマートも出展を予定しています!公式Xで出展情報を更新していきますのでぜひご覧ください♪

TGS2023レポート

LIVEOPSISでは毎月ゲームアプリのトレンド開発、運営、マーケティングの企画/設計に活かせる調査データをまとめたレポート資料を会員向けに配信しています。

そこでここからは、昨年幕張メッセにて4日間にわたって開催となった「東京ゲームショウ2023(以下、TGS2023)」の出展ブースでの展示、施策内容の他、公式配信内容などをまとめたレポートの一部を抜粋した内容をご紹介します。



開催概要

2022年に続いてのリアル会場での実施、かつ4年ぶりに幕張メッセ全館を利用しての開催となった。オンラインでもTOKYO GAME SHOW VR、公式番組、Steam特設サイトといった取り組みが行われた。

調査概要

出展社動向

2023年9月21日発表の公式プレスによると、44の国・地域から最多の787の企業と団体が出展となった。これは、2022年の605社を大きく上回る結果となった。

プラットフォーム別傾向

全体的に増加傾向であるが、SteamとPCの伸びが大きい。

ジャンル別傾向

ロールプレイング・アクション・シミュレーションなど、全体的に増加傾向にあった。一方で複合ジャンルは若干減少傾向、またレーシングも減少傾向にあった。

来場者数

2023年度の会期中4日間の総来場者数は243,238人と発表された。これは昨年の総来場者数を10万人以上を上回る結果となった。
2020年、2021年はオンライン開催となっていたが、2019年時の実績としては262,076人となっており、ほぼ例年通りの来場状況に戻ってきたと言える。

TGS2023 ピックアップコンテンツ

TGSメインステージ

2023年度は初の試みとして、メインステージイベントが開催された。「ゲームとカルチャーの融合」を掲げ、「より多くの人にゲームを知ってもらう目的」と銘打たれ開催された本企画ではファッション・音楽・エンターテインメントなどの様々なカルチャーが取り入れられた複合型ステージとなった。

会期中はコラボアパレルを身にまとったモデルによるファッションショーや、音楽ライブ、ストリーマーによるステージや、アジア最大級のesportsイベント「CR CUP」が開催された。

主なメインステージ

・TGS×AZUL BY MOUSSY によるファッションショー開催
・ストリーマーが遊び倒すステージ 野田クリスタルさんなどが登場

・TGS×CR CUP ストリートファイター6開催
アジア最大級のesportsイベントである「Crazy Racoon Cup」が「ストリートファイター6」を競技タイトルにして開催された。
国内eスポーツのトッププレイヤーや人気ストリーマーたちが集い、トーナメント戦を実施。試合は5対5の対戦形式。

画像出典:TGS2023公式サイト

・TGS Steam特設サイト
出展タイトル数も2022年の268タイトルから437タイトルと大幅に増えたSteam。本年もSteam特設サイトが開設され、出展社のSteamタイトルについての最新情報や、対象ゲームソフトのセール販売、無料体験プレイなどが公開された。また、特設サイトTOPページでは、TGS2023の公式番組の配信も行われた。

画像出典:TGS2023 Steam公式サイト

特設サイトTOPでは、発売中タイトル、近日発売タイトル、Selected Indie 80タイトル(※)、TGS2023限定:初公開タイトルの4つに区切り各タイトルの販売やプレイを促進。

(※)Selected Indie
東京ゲームショウ2023協賛企業のサポートの下、インディーゲーム開発者がインディーゲームコーナーに無料でリアル出展できる「Selected Indie80」枠が設けられた。

TOKYO GAME SHOW VR 2023

TOKYO GAME SHOWのバーチャル会場として、アバターを作成し、バーチャル世界に設けられた「ゲームアイランド(Game Islands)」を周遊できるイベント。本年は9月21日から10月1日にわたる18日間を通じて行われた。(※元々は10月1日までだったが、9月29日に終了日時が10月8日24時までの延長が告知された。)

来場者はアバターでゲームの世界に入り込み、天空に浮かぶゲームの国「ゲームアイランド(Game Island)」を巡り、クエストやシアターを楽しみながら、旅をするように会場を回ることができた。

国内外から30社以上が参加
カプコン、コーエーテクモゲームス、スクウェア・エニックス、セガといったコンソールゲームメーカーの他、PCゲーム、アプリゲームと幅広い企業の参加が見られた。
テクノロジーパートナーとして、2021年、2022年に続き企画開発を担当した、メタバース構築プラットフォーム「Xambr」を提供するambr社が参画した。

大きく5つのエリアで開催
ゲームアイランドのエントランス的な位置づけ、かつTGSVRのスペシャルムービーが見られる「GAME TREE」、バーチャル競輪が楽しめる「VIRTUAL KEIRIN VELODROME」、出展企業の展示などが楽しめる「FLINT PEAKS」「MYSTIK FOREST」「DESERT GARDEN」の5つのエリアで開催された。

また、特定のエリアを訪れたり、撮影したりすることで、アバターアイテム等がもらえるスタンプラリーが実装されていた。

おもなエリア紹介

GAME TREE エリア
大きく目を惹くのは桃太郎、ソニック、キングスライムといった人気ゲームタイトルの大型バーチャルモニュメント。エントランスからまっすぐに進むと、「GAME TREE THEATER」が構えており、中ではTGSVRの特別コンテンツが視聴できる。
また、各所で協賛企業の表示とあわせて、タップ(クリック)すると直接企業関連URLにアクセスが可能。

画像出典:TOKYO GAME SHOW VR 2023 公式サイト

そのほかのエリア紹介はLIVEOPSIS調査レポートでご覧ください。

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公式番組

YouTube、X、Twitch等複数プラットフォームにてサイマル配信で公式放送が行われた。スマートフォンゲーム関連もAmazing Seasun、HoYoverse、リバース:1999等が配信を行った。

公式番組タイムテーブル

画像出典:TOKYO GAME SHOW 2023 公式サイト

主なプラットフォームの視聴者数(2023/10/1時点)

YouTube、ニコニコ生放送、Xでの10月1日時点のOP/ED及びスマホアプリ番組の視聴者数は以下の通り。
なおTwitchでは日毎の配信となり、1日目が2.4万回、2日目が3.4万回、3日目が9.1万回、3日目が6.7万回の視聴数となっていた。

◆ アプリゲームの配信の中でもHoYoverse特別番組はYouTubeだけで再生30万回超え
多数の公式番組が公開されていたが、頭一つ抜けてHoYoverseの特別番組が再生数としてはトップ。
番組内では「原神」「崩壊:スターレイル」「崩壊3rd」「未定事件簿」の他、期待の新作として注目されている「ゼンレスゾーンゼロ」の情報も公開され、2時間にわたる盛りだくさんの内容となった。

LIVEOPSIS調査レポートでは、番組の配信内容などもご紹介しています。
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主な出展企業一覧

⼀般展⽰とスマートフォンゲームコーナーを中⼼に、スマホゲームタイトルを出展していた企業まとめた。なお、下表の出展社は66社となり、そのうち海外企業は34(約50%)だった。

出展企業の展示詳細

詳細は調査レポートでご確認ください。(閲覧ご希望はLIVEOPSISまでお問い合わせください)

掲載出展企業レポート・・アッシュエコーズ/阿波羅テクノロジー/Amazing Seasun/XD Entertainment/CROOZ Blockchain lab/Kuro Games/コーエーテクモゲームス/ザ・アンツ/スクウェア・エニックス/VIC GAME STUDIOS JAPAN/HoYoverse/NetEase Games/リバース:1999

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総評

◆ 来場者数は2019年の水準まで戻る
2020年、2021年はオンライン開催、2022年は縮小しての会場開催となっていたTGSだが、今年の来場者数は2019年よりやや少ないという結果となり、盛況だったことが伺える。
また、セガ/アトラスを筆頭にステージイベントなども非常に華やかなものとなっており、コロナ禍以前の賑やかさが戻ってきていた。

◆ メインステージや公式番組VRなど会場外の接点が拡充
会場ではメインステージイベントが開催され、ファッションショーやDJショー、eスポーツの大会が行われるなどの試みが行われた。
また、公式番組や各出展社ごとの公式番組配信、Steamとの連携、TGS VRなど会場に行かなくても楽しめるコンテンツが年々拡充している。

◆ ホール1-3は海外企業多数。大型造形やコスプレイヤーで賑わう
入り口であるホール1-3会場では、Amazing Seasunの造形とコスプレイヤーがまず目に入った。また、Kuro Gamesやザ・アンツなど、ゲーム内に登場する大型の造形物が印象的なブースが目立った。
NetEase Gamesや、HoYoverseなどの企業のブースは広く、連日多くのユーザーが詰めかけており、日本にアプリを配信している海外企業の多さと人気の高さを実感するとともに、各社すべてのタイトルを出展しており、非常に見ごたえがあるものとなっていた。

◆ コンソールゲームも盛況。プラットフォーム横断タイトルも増加傾向
本レポートでは取り上げていないが、ホール4-6を中心にコンソールゲームの大型タイトルも多数出展しており、一時期よりもコンソールゲームが盛り上がっていたように思う。
また、ゲーム機に依存せずPCやスマホなどプラットフォームを横断して遊べるタイトルも増えており、ユーザーが好きなプラットフォームを選んでゲームを楽しめるようになってきてることが印象的だった。


◆ LIVEOPSIS(ライブオプシス) では、ゲームアプリのトレンド開発、運営、マーケティングの企画/設計に活かせる調査データをまとめたレポート資料を提供しています。

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◆運営
株式会社スパイスマート

※お問い合わせは日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)・韓国語での対応が可能です。

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