マガジンのカバー画像

Charcuterie For Dogs

5
CURLY FLATS FARMオリジナルのペットフードブランド立ち上げへの道を記録したものです。製造業としての許可取得から製品第1号が完成するまでの紆余曲折をまとめました。
運営しているクリエイター

#curlyflatsfarm

Charcuterie For Dogs #3 パッケージと試作その2

これはCurly Flats Farmの表庭での出来事、ドッグフードのブランド立ち上げへの道のりの記録です。 これまでのおはなしはこちら  #1 ドッグフードを作るぞ  #2 驚愕の事件 パッケージのデザイン・その1 なにごとも形から、の我らがドッグフードはもちろんまずは外側に力をいれます。 ソーセージ型のドッグフードは、試行錯誤の結果、細身の真空パックに入れて、クラフト紙で梱包、ステッカーを貼る形式に落ち着きました。 手作りサラミのような、キャンディーのような、可

Charcuterie For Dogs #2 はじめての試作品と驚愕の事件

これはCurly Flats Farmの表庭での出来事、ドッグフードのブランド立ち上げへの道のりの記録です。 初めての試作品 いよいよ待ちきれずに試作が始まりました。 材料は 黒豚オス肉、わかめ、ブルーベリー、米、ニンニクです。 初回の材料は、とりあえず家にあるものを使いました。 紙のような繊維素材の細長いパック(ファイブラスケーシング)にミンチ状にしたフードを充填し、殺菌に必要な中心温度をしっかり監視しながらボイルしました。 その後は冷蔵庫で乾燥。 試作第1号

Charcuterie For Dogs#1 ドッグフードを作るぞ

これはCurly Flats Farmの表庭での出来事、ドッグフードのブランド立ち上げへの道のりの記録です。 ドッグフードを作るぞ! というオーナーの鶴の一声は、お馴染みの天から降ってきたヒラメキとは違い、結構色々考えて、結構前からあった構想からのものでした。 自然放牧と多畜種による環境再生型農業を営むCurly Flats Farm の畜産品のメインは黒豚、純粋のバークシャー種です。 私たちの黒豚の大きな特徴のひとつに、オス豚の去勢処置がされていないことがあります。