見出し画像

公務員の仕事とDX化 ②

業務のDX化が必須となっている中、身近なところでこの2年弱の間にどんな変化があったかをまとめてみます。


・ガバメントクラウド(GSS)対応PCに変わった

ガバメントクラウドとは、

政府は行政サービスのデジタル化に向け、クラウド活用を前提とする大規模なITプラットフォームであるガバメントクラウドを整備。政府機関で先行利用した後、全国の地方公共団体や準公共分野の業務でも活用していく計画


2018年に初版を策定した「デジタル・ガバメント実行計画」に基づいているということで、デジタル庁が発足したのが2011年、GSSが導入されたのが2023年



おそっ!!



予算つけるのに1年以上かかるし、行政のシステムが止まったりしたら大変なことになるので慎重にならざるを得ないとは思うけど、これだけ時間がかかるとシステム業界とかは前提条件が変わったりしてしまうのではないかと思います。それだけ時間をかけてもGSS導入当初は不具合も結構おきていたので、それだったらシステム変わるので不具合起こりうるということを国民にも周知して、変えて・調整していくというやり方ができればいいのになと思いました。ただ命にかかわるような場合もあるのかな~?


・WebブラウザがEdgeになった

 2022年6月にMicrosoftのサポートが終了したはずなんだけど、なぜか標準ブラウザとして大活躍していました。ここのは大丈夫な契約というよくわからないことを言われました。

・オンライン会議がSkype+WebexのみからTeams+Webexになった

 個人用PCで会議ホストと参加者両方できるのはSkypeのみ。Webexは共用PCならホストになれたので、主催者であるばあいオンライン会議をするために出勤しなければならないというよくわからない状況でした。Teamsが導入されて自由に会議設定できるし、自分のPCから参加できる会議が増えたのでめちゃくちゃ便利にはなりました。ただ今でもZoomは使えません。以前Zoomがセキュリティ上課題があると言われていたからの様です。今でもZoom会議の時は共有PCを借りるか、私物のモバイルから参加していてセキュリティ上むしろ問題では?と思っています。

共有PCを借りるのが手書きの紙からSPO上のエクセルになった

 以前は、予約表の紙に名前と連絡先を書くというまさかの状態でしたが、ようやくWeb上にはなったので大きな進歩です

・電車の回数券優先利用→PASMOに完全移行→PASMOを借りた後、印字しなくてよくなった

 最初は近距離は回数券を優先的に利用することになっていて、たまに回数券が切れたのでありませんという意味不明な事態も発生していました。PASMOをたくさん買いましたというお知らせとともに回数券は廃止。ただし、PASMOを使って電車を降りた後に記録の印字をする必要があり、印字を忘れて後から駅に戻ったこともありました。それが最近カードリーダーを導入したそうで印字不要になりました。

こうしてみるとかなり進歩している!(棒読み)

とはいえ、このPASMOを借りるためには紙で書類を提出してるのは変わりません。

・ITリテラシーをあげるための職員向けの勉強会を開催

パワーポイント講座やエクセル講座が開かれていて資料をみたらショートカットを活用しようとかわざわざ?という内容でした。


 びっくりするような環境ですが、それでも少しずつ変化しています。提出書類も1枚ずつ減らしていて、その1枚を減らすために担当者がいろいろと確認していてくれたりするので、その努力は大変ありがたいけれどもいかんせんスピードが遅いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?