見出し画像

令和に考える2013年のガルガンティア

はじめまして
せんちゃんと申します。
今回埼玉にあるTCGショップディスクさんで行われたユーザー主催の大会
WSメモリアルカップ2013"実質杯"に参加させて頂きました。
とても懐かしい気持ちになり環境考察するのも楽しかったので皆さんと共有できたらと思い筆を取りました
最後まで無料ですので良ければ最後までお付き合い下さい。


1.2013年環境考察 

2013年度のWSはとにかく"Rewrite"というタイトルが頭一つ抜けて強かった印象があります

今ではよく聞く"オカ研"の語源はこの["オカ研会長"朱音]です。
現代でも強いこのテキストを使えたのに加え
["一緒に歩く道"ちはや]を早出しし、盤面の持続力とハンドアドバンテージで戦います
その他のタイトルでも

などの高パワーキャラが増えこれらにどう対抗するかが1つポイントだったと思います

ただ現代みたいな高火力の詰めカードはなく

のような強いですが現代よりは細々した詰めのキャラが多かったので今よりはロングゲームだったように思います。
その他にも"魔界戦記ディスガイア"や"ゼロの使い魔""魔法少女まどかマギカ"のように妨害や回復を得意とするデッキもいましたね

2.デッキ選択と理由

上記の環境考察をした上で今回は"翠星のガルガンティア"を使用しました。
レシピがこちら

8ダブドラのガルガンティアです
実はこのレシピ、スタートは2013年の環境に合わせてではなく
現代のWSの環境でどうにかガルガンティアというタイトルで戦えないかと考えていた時に誕生したレシピなのですが
それを少しチューニングして今回は使用しました。

上記にあるようにパワーラインが高い環境ですが同時に自傷ダメージを喰らいながら展開するのも2013年代あたりからです
また山を削るカードが今ほど多くなく、現代よりも一回目のリフレッシュのタイミングがそこまで早くありません
そこに目をつけソウル+2の1連動で尚且つ手札が増える
しかも山札を削る手段もあるガルガンティアというタイトルを今回は選択しました。
実はこれまでにもTCGショップディスクさんでは何度かメモリアルカップ2013を行っていまして
一回目の開催の時にはこのレシピで優勝しております。
当時にはなかったタイプのレシピだと思いますのでガルガンティアファンの方は是非お試し下さい

3.キーカードの解説

このデッキは1帯から3帯まで机上論ではありますが全て一枚のカードから繋がっているのがデッキの特徴です
そのキーカードがこちらです

ソウル+2のCX連動のこのカードはL2以上のキャラを最大2枚手札に加えることができます。
このピニオンから

を持ってきて次のターンCX連動で緑のキャラをサーチできますので

状況に併せてこのどちらかを持ってきます。
これでL3にクロックシュートで詰めることができます
もちろんかなり運が絡みますので常にできるわけではありませんが、ピニオンが自身でアンコールコストも稼いでくれるのでCXが続く限り何度もチャレンジすることができます
そのために"サルベージ"を採用してます

黄のカードを山の上から探しにいけますので足りたいCXやピニオン自身にアクセスできます
50/19枚が黄色のカードと少し少ないのですが山を削る手段としても非常に便利です
L2からは[マシンキャリバーチェインバー]を落としてチェンジに繋げることも出来ますね

0帯は特徴的なカード[仕事中 ジョー]でアドバンテージをとります

よく聞く"ジョー互換"の語源はこれです
ピニオンの都合上L2以上が普通よりも多い構築です
50/26がL1以上のカードになってますので理論値2/1で戻ってきます
またS+2とも非常に相性が良くサイドアタックで盤面に残り、手札に戻ったジョーをピニオンのアンコールコストにできたりします
このデッキの生命線とも言えますね
このカードを引かないと始まらないので
マリガン基準は先行後攻問わず

仕事中ジョー>振り切れたピニオン>0帯のキャラ>CX夢に見た宝島>その他
となります。

もう1枚特徴的なカードがこちら

最近ですとスタンの大会で見ることがありましたが、
サイドアタックすると相手はイベントカードを使えなくなります

等々、強力かつ特徴的なイベントも多い時代でしたのでメタカードとして相手次第では非常に役に立ちます。
条件のサイドアタックもS+2のおかげで気にせず打点を入れることが出来ますし
[波乗りラゲージ]から回収することができます

ガルガンティアを対面した時に注意しなければいけないカードは僕個人的にはこのカードです

4.デッキの回し方


実際のゲームの理想の流れを簡単に説明します

・0帯はジョー+3500アタッカーで戦いピニオンの登場コストを作ります

・1帯はピニオンを並べてバンドアドバンテージを稼ぎます
S+2なのでガシガシ相手に打点を入れることができますのでRewriteのように自傷ダメージがあるデッキに対して圧をかけることができます
早出しで高パワーキャラが出てきてもS+2はサイドアタックの選択肢が取れるのが1ついいポイントです

・2帯は[波乗り ラゲージ]とチェインバーのチェンジを使い次に必要なカードをサーチしながら相手のキャラをクロックシュートしていきます
1帯で取れなかった相手キャラもチェインバーがクロックシュートしてくれますのでアドバンテージは稼がれてしまいますが盤面処理はできます
チェインバーは自信テキスト込でパワーがかなり出せるキャラなので、相手のカウンター圏外までパワーを上げて倒しにいけます

・3帯は2の延長+回復してターンを稼ぎます
このタイトルには回復テキストのキャラが

この1種類しかいません
ですのでL3に上がるまでに必ずレベル置き場に青を置いておきましょう

今回はレドのCXは採用しませんでした
理由としましては色々あるのですが、一番はデッキをなるべく分かりやすくしたかったからです
CXの配分を変えて差し込む余地はあるのですが
安定感のある山ではない為少しでもシンプルな構成に今回はしました

テキスト自体は状況次第では確定ダメージを作れる強いテキストですのでお好みで採用してみてください
その場合は少し青のキャラを増やすといいかもですね

ゲーム中常に意識したいのはピニオンのアンコールコストです
上記で[仕事中ジョー]をコストにできる
と記載してはいるのですがアンコールコストを0のキャラにしてしまうと
リフレッシュした際の山にL2以上のキャラが戻らず、ピニオンの連動で後半手札を増やせなくなります
基本的には直近ターンで使わないであろうL2以上のキャラをコストにアンコールしましょう
特に[マシンキャリバーチェインバー]はチェンジして早出しを狙いますので、積極的に控え室に送りましょう

5.最後に

どうでしょうか、ガルガンティア…どちらかといえばtierの高いデッキを倒すメタ側の山札ではあるのですが
強みを活かせばとても強く立ち回れます
是非興味ある方はお試しください

ここには書ききれないことが沢山ありますので何か気になることがある方はお気軽にTwitterやコメント機能で頂ければと思います。
定期的に"実質杯"も開催されるみたいなので宜しければ遊びに来てください!
@V51923214

こちらのアカウントから情報発信してますので是非フォローして、ご確認下さいませ

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

※当記事、製作者に対する誹謗中傷はお辞め下さい、このブログはあくまで全て個人の意見、考え方で記載しております。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?