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ちゃんとしない楽しむスタンスが成功のコツ

Livelyの立ち上げ直後から、弊社代表の岡えりと二人三脚でともに歩んで来てくれたみさこさん。
陽気な笑顔で何でも受け入れてくれそうな懐の深い女性ですが、どこかそれだけじゃない印象をうける雰囲気も・・・・
今回はそんな魅力あふれる、みさこさんにインタビューをしてみました。

みさこさんってどんな人

― もともとコミュニケーションに関係のあるお仕事をしていたのですか?

私は高校卒業と同時に結婚したので、正社員として就職ってしたことが無いんですよ。ただ、飲食店、アパレル、化粧品販売など接客をする仕事は多かったです。無意識にいつも人と関わる仕事を選んでいましたね。

Livelyをやるきっかけ

― みさこさんがLivelyを始めるきっかけって何だったんでしょうか?

もともとは成瀬さんのオンラインサロンに入っていたんです。そこでの私のコミュニケーション能力が成瀬さんの目に留まったのがキッカケでした。
まだシステムも無かった頃に、成瀬さんから

「今こういう起業アイディアがあるんだけど、最初のメンバーとしてやってくれないかな?」

と誘ってもらったんです。

―まるでスカウトみたいですね。

そうですね~。笑
とくに私の場合、仕事を通じて特別なスキルとか、こんな実績がありますと言えるものが無いことがとてもコンプレックスだったんです。

履歴書に記載しきれないくらい職歴はいっぱいあるのに、面接とかで職歴を聞かれると「主に接客業です。終わり。」みたいになっちゃって。笑

職歴」としては表現できないコミュニケーション能力。
そんな私の素の部分を評価してくれたのかなと感じて、すごく嬉しかったですね!(笑顔)

コミュニケーションで大切にしていること

― みさこさんがコミュニケーションで大切にされている事って何ですか?

人ってその時々で「ポン!」って色んな言葉が出てくると思うんですね。
だから、言葉そのものを受け取るっていうよりは、その言葉を出すに至った背景を見るようにしよう、っていう気持ちはあります。

― 「背景を見る」って具体的には何を見ているんでしょう?

言葉にするのは難しいんですが、まさに直感です。
コミュニケーションを取るって、人間関係を築くって事だと思うんです。
私にとっての理想の人間関係は何でも本音で語り合える関係です。

だから、遠回しな言い方や探りながら話す、っていうのは最初からやりません。その人にいきなり”グッ”と近づいてみて、その人が望まれる適切な距離間へと後から調整する感じです。笑

でも、昔はそんな事は無くて、今とは真逆で様子を伺うタイプでした。

この人、どんな人なんだろう?大丈夫かな?とか。

自分の事を話せるようになるまでは2、3年かかったりしましたね。

― 今とは真逆ですが、変わるキッカケは何だったんですか?

もともと精神論だったりを考えるのが子どもの頃から好きなタイプでした。中学生くらいの時から、いろいろとうまくいかない人間関係を自問自答し続けていて。。。ほら、生きてれば色々あるじゃないですか。笑

あまりにも考えすぎて、鬱みたいになって体調を崩してお薬を飲んだ時期もありましたね。そのなかで、徐々にですが理想とする人間関係っていうのが見えてきた感じです。

なので、相手にそれを求める前に、まずは自分がそのスタンスでコミュニケーションを取っています。

実際にLivelyをやってみて起きた変化

― Livelyでストアオーナーをやって、ご自身に何か変化はありましたか?

どんどん、ちゃんとしなくなりました。笑
最初の頃は着る服もお化粧も、きっちり。ちゃんとしなきゃ!と思っていたんです。でも、毎回それをするのがすごく大変になってきて・・・

そうだ!ちゃんとするより、回数をこなすことに重点を置こう!

そう思えるようになってから、どんどんラフなスタイルになっていきましたね。今ではスッピンでもルームをオープンできます。笑

― ちゃんとしていないと、ルームに誰も来てくれ無さそうですが?

不思議なことに「喋る」という事により専念できるようになった気がします。Livelyのようなオンラインの場所に入るのって、初めはすごく気負ったり緊張したりしませんか?

「ちゃんと自己紹介しなきゃ!」とか、「よし!ちゃんと話さないと!」みたいに・・・。

今のある意味で”適当”でラフなスタイルが、そういう気負いや緊張感をとくのに一役買ってるみたいです。笑
敢えてお互いに『ちゃんとしなくて良い』っていう感じですね。笑

― なるほど。みさこさんに気負いや緊張が無いから、来て下さる方達もリラックスして来れるという感じですかね?

そうですね!
私も来て下さる人もちゃんとしない事で、まさに本音(=素)で向き合う、っていう感じです。笑

自分自身がそういうスタイルに転換できたことで、私のルームは皆さんのサードプレイスとしての役割を果たせるようになって来たのかもしれません。

― ルーム以外では、お客さまとはどの様なコミュニケーションをしていますか?

お客さまとは主に公式ラインやTwitterでのコミュニケーションが多いですね。あまり営業っぽくはなりたくないと思っています。

楽しいかどうかっていうのがベースにあります。

だからルーム開催などの告知も、とてもフザけた感じになっちゃっています。笑

ルームに来てもらえなくても、公式ラインを見てくれただけで「何言ってんだコイツww」って思わず笑って貰えるんじゃないかと思います。笑

自分が楽しいと感じているかどうか、それって相手に伝わると思うんですよね。

ハロウィンイベントの際のスナックみさこ


Livelyをやっていて嬉しかったこと

― Livelyをやっていて嬉しかった事があれば教えて下さい。

誰にも言えない事を私だけに話してくれた時が嬉しいんですよね。
常連さんから

すごくツライ事があって、話を聴いてもらいたいので今からルームをオープンしてくれませんか?

と頼まれた時は本当に嬉しかったですね。
頼って貰えていると実感できる瞬間でした。


― Livelyはオンラインコミュニケーションの場所ですが、そこで繰り広げられるのはアナログ的でとても情緒豊かな人間ドラマなのですね。

そうだと思っています。笑
1対1で私だけに話して貰える事があるのって、やっぱり本音で語りあえる人間関係を積み上げて来たからこそなのかな~とは感じます。

― そんな時、みさこさんはどんな風にお話を聴かれるんでしょうか?

1対1で話している時は、自分の気持ちを話しながら泣き出してしまう方もいます。そんな時は思いを受け止めています。無理に励ましたり、アドバイスみたいな事は言わないですね。質問をする時はありますけど。

Livelyで実現したいコト

― みさこさんがLivelyを通じて実現したいことって何でしょうか?

気兼ねなく何でも話せて、どんな自分も受け止めて貰える場所

そんな場所が自分にはあるって思える事は、頑張ろうとするキッカケになると思うんですよね。

私はこのルームを、自分の気持ちを話すことで自ら気持ちの整理をして「じゃあ、また明日から頑張ろう」という風になって貰える場所にしたかったんです。

それにこの人なら受け止めてくれる!という風に私の事を感じてくれているという事自体が、本当に嬉しいんですよね。

あと実は、リアルなお仕事でやりたい事を見つけたんです。新たな挑戦という感じです。

それをやり始めると時間の制約もあるので、今までのようなペースでルームが開けなくなってしまうと思っています。
無理せずに自分のペースを見つけながら楽しくルームを開いていくので、皆さんにも引き続き楽しみにして遊びに来てもらいたいですね。

Lively1周年記念のときに鎌倉に集合したときの様子

― 新たな挑戦もしつつLivelyも楽しく継続していく。それって、まさにLivelyがミッションに掲げる『チャンスをつくる』という文脈とリンクしているように思います。

Livelyがまだプロトタイプの時から関わっているので、本来であれば私が全ストアオーナーの先頭を切ってバリバリ頑張らなくてはならない立場にあると思っていたんです。
だから自分の都合で「やっぱり、やりたいコトが出来たのでルームの開催ペースを落とします」と言う事には迷いがありました

― 友人でもある岡えりさん(Lively代表)と、このお話はされたのですか?

えりちゃんにも、やりたい仕事を見つけた時点で報告しました。
「良いじゃん!みさこさんに合ってると思う!」
そんな応援の言葉を貰いました。

えりちゃんなら多分そんな風に言ってくれるだろうと思っていたところもあったので、思っていた通りの応援メッセージを貰えたことは嬉しかったです。
だから、楽しみながら続けていきたいですね。
きっと私が楽しい時は、お客さまの皆さんも楽しいと感じているはずですし。

終わりに

観察力と受け止めてくれる力、そして場の空気を明るくしてくれる会話のキャッチボール。どれも履歴書には表現することができない、みさこさんの魅力を知ることができました。

ついつい一緒に笑いたくなる笑い声。一見さんも大歓迎で、一緒に参加してるメンバーみんなが温かく迎えてくれるスナックみさこ。ぜひ一度体験してみることをお勧めします。


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