第3章を読んで

第3章でまず驚いたのが年代問わず肌のメカニズムは同じというところです。
今まで年齢別のスキンケア商品を幾つも使っていて年齢によって肌は大きく変化するものだと思っていたので、基本的な肌ケアは年代問わず同じスキンケア商品を使っていて問題ないというのはとても驚きました。

年齢とともにホルモンバランスが変わる、バリア機能が低下する、再生力が落ちるなど若い頃と違う変化が起こるのはわかります。
でもちゃんとそういったものをうまくケアできていれば大きな肌トラブルも起こらず安定した肌を保つことができるんですね。 

敏感肌はたしかに私が若い頃はまだそんなによくある言葉ではなかったように思います。
それだけ肌の弱い人がどんどん増えているんですね。

私はというと10年前の私は接触性・アレルギー性・ライフスタイルのどれも自分に当てはまるものでした。
マスクが触れるとムズムズかゆくてイライラする(接触性)、花粉症の時期に肌が赤く炎症して肌荒れを起こす(アレルギー性)、睡眠不足や仕事の疲れで体の再生力が低下してニキビができる(ライフスタイル性)など思い当たる節がいくつもあります。

ひとりで肌荒れに悩んでる時はこういう状況は誰にでもあることだからそんなことで過敏になってはいけないと思っていました。

ムズムズするのは我慢すれば、アレルギーは薬を飲めば、ライフスタイルは気合いで乗り越えればどうにかごまかしてやっていけるだろうと思っていました。
本当に本気でそう思ってました。
全然改善する要素がないけれど対処法を考えるのではなく我慢してその時期をやり過ごすしかないと思っていました。
理由はどうしたらいいのか方法を知らないからです。

結局こんなことを繰り返していても何の解決にもならないんですよね。
当時もっとちゃんとした解決法がわかっていればあんなに苦しむこなかったのになと思います。

第3章で興味深かった内容はシミ・しわ・たるみのエイジングサインのところです。

どれもいらないものだと考えてしまいますがそれらが本当に悪いものかというのは自分にはない捉え方で勉強になりました。

しみは日の当たる場所にいると紫外線でしみができる。
ちゃんと原因(紫外線)があっての結果(しみ)だから当たり前のことが当たり前に起こっているのだから肌は正常に機能している。

正常な働きができているのだから悪者ではないのかと言われるとたしかにそうかもしれません。

それ以外の異常な反応が出た時こそちゃんと考えなくてはいけないが、日焼けして赤くなったり黒くなったりしみができたりと刺激に対する反応があるのは当たり前のこと。

ちゃんとスキンケアで対応すればいいだけのことで恐れる必要はないのかな。
過剰に怯えなくてもいいのかなと考えらるようになりました。

普通に生活をしていれば日焼けだってするし乾燥だってする。
そんなことで悩むより日焼けをしてもすぐに元に戻れるような肌サイクルをつくるために再生力が高い体づくりをした方が体も心も元気でいられるのかな。

そのためにも栄養バランスの取れた食事とや咀嚼の仕方が大事になりますね。


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